生きづらさ、という言葉が広く使われるようになって久しい。いつの時代も人々を悩ませる人間関係や経済格差、健康問題に加え、新型コロナウイルスなどさまざまな社会変化のなかで苦しんでいる人がたくさんいる。 では、どのように生きづらさと付き合えばいいのか。重度の統合失調症を40年以上抱え、精神科病院への入院や自殺未遂、元夫の自死やいじめなどを経験してきた元AV女優の漫画家・卯月妙子さんがヒントを語ってくれた。(ジャーナリスト・肥沼和之) ●妄想の中、歩道橋から飛び降り… 1971年、岩手県に生まれた卯月さんの人生は壮絶だ。 10歳のときに統合失調症を発症した。高校卒業後、漫画家を志し、美術の専門学校に入るために上京。20歳でアートコーディネーターの男性と最初の結婚。念願の漫画家デビューも果たしたが、夫の会社が倒産したのを機に、お金を稼ぐためAV女優に。22歳のころ、心の病を抱えていた夫が飛び降り自殺
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