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ブックマーク / www.msz.co.jp (2)

  • ノイズ/ミュージック | 歴史・方法・思想 ルッソロからゼロ年代まで | みすず書房

    『ノイズ/ミュージック』は、音楽におけるノイズという現象を考察する。20世紀初頭の実験音楽から日のノイズ・ミュージックや今日の先端的エレクトロニカまで。書では様々なサウンドを、文化的・歴史的コンテクストに位置づけ、芸術論、音楽学、現代思想のタームで分析してみせる。ヘガティは、ノイズはサウンドの判断基準だと論ずる。ノイズは何をもって音楽とされるのか。ノイズへの多様な考えは、アヴァンギャルドに対するそれと似ている。 ここではまた、優れた歴史的概観が提供される。著者のノイズ/ミュージックへの視点では、1970年代半ば以降、重要な存在が現れる。インダストリアル・ミュージック、パンク、フリージャズ。あるいは、メルツバウのような、より純度の高いノイズ表現。 扱われるのは、K・シュヴィッタースのような芸術家、そして、J・ケージ、K・シュトックハウゼンら作曲家に、O・コールマン、ジミ・ヘン、ジャーマン

    ノイズ/ミュージック | 歴史・方法・思想 ルッソロからゼロ年代まで | みすず書房
    skam666
    skam666 2014/04/19
    “20世紀初頭の実験音楽から日本のノイズ・ミュージックや今日の先端的エレクトロニカまで。本書では様々なサウンドを、文化的・歴史的コンテクストに位置づけ、芸術論、音楽学、現代思想のタームで分析”
  • 映像の歴史哲学 | みすず書房

    歴史を問い、歴史を批判し、出来事の歴史を乗り越えたところにある深層の「歴史」の断面を、ほとんど神話化された歴史の形象を、その日常への不意の顕れを、ひたすら凝視すること。表象やイメージとして出現する「歴史」の揺らぐ実相を相手にした多木浩二の思想的実践は、その意味で、日々を生きる人間の個人的感情や記憶と、それらが実を結ぶためにはたらいている歴史的過程への深い考察とをともに一つの帆にはらんで進む、世界という荒れ狂う海への冒険航海の試みだったといえるだろう〉 (今福龍太「後記」より) 札幌大学での「映像文化論」講義を編集して、書は成った。ここには著者の活動の軌跡と思考のすべてが鮮やかに凝縮されている。 子供時代に生まれて初めて見たリーフェンシュタールの映画『オリンピア』にはじまり、自身が関わった写真雑誌『プロヴォーク』を中心に、中平卓馬や東松照明と共に生きてきた時代のこと、マリネッティはじめ未

    映像の歴史哲学 | みすず書房
    skam666
    skam666 2013/10/14
    “『プロヴォーク』を中心に、中平卓馬や東松照明と共に生きてきた時代のこと、マリネッティはじめ未来派の問題性、バルトやフーコーとの出会い、そして著者の思考の核にもなったヴァルター・ベンヤミンについて”
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