マルウェアを仕込んだウェブページによる被害は、近年ますます増えつつある。とくに最近は、短縮URLを用いてオリジナルのURLを偽装してくるケースも増えたため、URLに含まれるドメインだけで判断するのは事実上不可能になりつつある。 今回は、送られてきたURLの安全性を、身代わりでチェックしてくれるサービスのうち、実用性が高い5つのサービスを厳選して紹介する。短縮URLの対応の可否、サムネイルの表示の有無など、サービスによって少しずつ機能が異なるので、その時々で目的に合ったサービスを使ってほしい。 ◇時間はかかっても詳しい情報を知りたい場合に「Zulu URL Risk Analyzer」 「Zulu URL Risk Analyzer」は、ページ上のスクリプトのほか外部リンクに至るまで広い範囲の安全性をチェックしてくれる。User AgentおよびRefererも切り替えられるので、特定の条件