「イラクの真実」に命がけで迫るインディーズ映画 2005年6月 9日 コメント: トラックバック (0) Jason Silverman 2005年06月09日 イラクにある急ごしらえの共同墓地。そこでは、男たちが岩のように硬い土を懸命に掘って細長い穴を作っている。そこへ別の男が布に包まれた遺体を運んできて、穴に横たえて埋葬する。 チョークで文字を書いただけの石板の切れ端が墓碑の代わりだ(写真)。その1つには、「青いローブと1束の鍵を身に付けた大柄な男」と記してある――死者の中には、身元のわからない者もいるのだ。 これは、昨年11月に米国がイラクのファルージャを総攻撃した後に撮影された映像だが、これほど生々しく、ありのままで、胸に迫る場面を夜のニュース番組で目にすることはまずない。この映像が見られるのは、映画『ザ・ドリームズ・オブ・スパローズ』(The Dreams of Sparrows