秋篠宮さまが天皇の代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」への国費支出に疑問を呈した発言が波紋を広げている。政府は30日、あくまで国費支出を行う方針を改めて表明するなど火消しに追われた。行事の宗教的性格による政教分離論争の再燃を避ける狙いだが、政府・宮内庁の対応を批判する声が出ている。 秋篠宮さまの発言を受けて、西村康稔官房副長官は30日の記者会見で「国費で支弁することがすでに閣議で口頭了解されている」と述べ、皇室の公費「宮廷費」を支出する考えに変わりないことを強調した。「代替わりに伴う式典は現行憲法下において、十分な検討が行われたうえで挙行された」とも語り、平成への代替わりの際に議論を尽くしたとの姿勢を示した。 前回の大嘗祭には約22億5千万円かかった。秋篠宮さまは「身の丈に合った儀式」に簡素化した上で、天皇家の「私費」にあたる「内廷会計」で賄うべきだとも述べたが、首相官邸幹部
立憲民主党の枝野幸男代表が、2017年10月の党設立表明から20日間で2757万円の個人献金を集めたことが17年の政治資金収支報告書でわかった。小口の献金者が多いことが特徴で、個人献金の総額は枝野氏の過去分や安倍晋三首相と比べて突出していた。 枝野氏の関連団体の収支報告書によると、17年の枝野氏の総収入は7198万円。個人献金が約7割の5015万円を占めた。 朝日新聞の調べでは、公表された4629万円分の献金者は延べ1006人。立憲の旗揚げ表明(10月2日)から衆院選投開票日前日(10月21日)までの期間だけで、全体の半数以上となる534人から寄付が集まった。438人(82%)は1万円以下だった。 枝野氏への個人献金は、前回衆院選のあった14年が1498万円で、15、16年はいずれも850万円程度。17年は前年の約6倍に激増した。 首相の関連団体の17年の総収入は1億9366万円と枝野氏を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く