以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「AI is a WMD」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 面白い事実がある。「コモンズの悲劇」は、白人至上主義者のガレット・ハーディンが植民地支配された人々から土地を奪い、共同所有から「救い出して」私有財産にすることを正当化するために作り出したデマだった。彼の論理では、「合理的な自己利益」に基づいて適切に管理してくれる個人所有者の手に移せば、コモンズは救われるという。 https://pluralistic.net/2023/05/04/analytical-democratic-theory/#epistocratic-delusions ご理解いただけただろうか? もし重要な資源の管理権限がそれに依存する人々に分散されていたら、(ハーディンが言うには)誰もが利己的なアホとして振る舞い、コモンズを酷使し管理を怠るというのだ。(ハ