タグ

ブックマーク / p2ptk.org (37)

  • AIはオンライン大量破壊兵器である | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「AI is a WMD」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 面白い事実がある。「コモンズの悲劇」は、白人至上主義者のガレット・ハーディンが植民地支配された人々から土地を奪い、共同所有から「救い出して」私有財産にすることを正当化するために作り出したデマだった。彼の論理では、「合理的な自己利益」に基づいて適切に管理してくれる個人所有者の手に移せば、コモンズは救われるという。 https://pluralistic.net/2023/05/04/analytical-democratic-theory/#epistocratic-delusions ご理解いただけただろうか? もし重要な資源の管理権限がそれに依存する人々に分散されていたら、(ハーディンが言うには)誰もが利己的なアホとして振る舞い、コモンズを酷使し管理を怠るというのだ。(ハ

    AIはオンライン大量破壊兵器である | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/09/19
    “スパイシーなオートコンプリート” 草
  • エンドツーエンド暗号化[E2EE]とは何か、なぜそれが必要なのか、何に注意すべきか | p2ptk[.]org

    以下の文章は、Access Nowの「Encryption FAQ: encrypted messaging, AI, content moderation, and more」という記事を翻訳したものである。 Access Now 最近、政府が暗号化されたメッセージへのアクセスを求める事案や、暗号化メッセージングプラットフォームのCEOが逮捕されるといった事件など、暗号化に関連したニュースが増えている。しかし、暗号化の仕組みについては広く知られてはおらず、強力なエンドツーエンド暗号化(E2EE)の保護がプライバシーや他者の人権を守る上で不可欠であることも理解されてはいない。稿では、暗号化、AI、暗号化メッセージングプラットフォームにおけるコンテンツモデレーションに関するよくある質問に答えていきたい。 1. 通常の暗号化とエンドツーエンド暗号化の違いは? 同じように保護してくれるのではな

    エンドツーエンド暗号化[E2EE]とは何か、なぜそれが必要なのか、何に注意すべきか | p2ptk[.]org
  • デジタル封建主義:知的財産権があなたを“テクノ農奴”にするまで | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「A profoundly stupid case about video game cheating could transform adblocking into a copyright infringement」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 資主義(利潤から富が生まれる)から封建主義(地代レントから富が生まれる)への社会の転換が、奇妙な結果をもたらしている。それは、実際の財産(物理的に所有するモノ)に対する権利が、企業の比喩的な「知的財産」の主張によって覆されるケースが増えているのだ。 なかなか理解しにくいかもしれない。まずは利潤と地代について簡単に説明しよう。資家は設備投資をし労働者に賃金を支払って製品やサービスを生産するその過程で得られる余剰が利潤 だ。つまり、生産的なことを行うために労働者を雇って得られるお金のこ

    デジタル封建主義:知的財産権があなたを“テクノ農奴”にするまで | p2ptk[.]org
  • Age against the machine:厳格な年齢認証と「年齢にふさわしい」インターネットに向けた競争 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、EDRi「Age against the machine: the race to make online spaces age-appropriate」という記事を翻訳したものである。 EDRi インターネットを“年齢にふさわしい”空間にしようと、世界中で競争が繰り広げられている。しかし、子どもたちの最善の利益を守ることは、オリンピックの競技種目ではない。そもそもインターネットは子どもたちを想定して作られたものではなかったが、今や子どもたちやティーンエイジャー、若者たちはこれまでにないほどネットの世界で時間を過ごしている。親は幼児にアニメを見せるために動画共有プラットフォームを使い、子どもや青少年はオンラインゲームに興じ、SNSに没頭し、オンライン学習モジュールで学習し、ネット上の活動を通じて自分のアイデンティティを形成している。 こうした状況は、子どもや若者たちがオンライ

    Age against the machine:厳格な年齢認証と「年齢にふさわしい」インターネットに向けた競争 | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/09/10
    “オンラインの害は、現実社会の構造的歪みと複雑さを反映している。” 結局のところこれが本質なのに、ことさらオンライン空間になるとみんな「銀の弾丸」を求めてるよな
  • Viceは死ぬべくして死に、404 Mediaは生まれるべくして生まれた | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Vice surrenders」という記事を翻訳したものである。 稿はVice Mediaの崩壊について書かれたコラムだが、Viceの崩壊により生み出された404 Mediaについては、WirelessWire Newsに掲載された論考「ジャーナリスト自身が運営する404 Mediaにみる『オルタナメディア』の可能性」が大変に面白かったので、ご一読をおすすめしたい。 Pluralistic Viceは、まさに自らの生き様そのままに死んだ。より狡猾な捕者にだまされ続け、その一方で自らの捕能を、自社の愚かな経営陣以上に騙されやすい者たちに向け続けた。安らかに眠れ。あのViceはもういない。 Viceを知らない人のために説明しよう。Viceはカナダ発メディアのサクセスストーリーだった。一握りのヒップスターたちが立ち上げた企業で、その創設者の一人は後にP

    Viceは死ぬべくして死に、404 Mediaは生まれるべくして生まれた | p2ptk[.]org
  • 「脱メタクソ化か、死か」 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「“Disenshittify or Die”」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 先週末、ラスベガスで開催されたDefcon 32に参加し、トラック1で「脱メタクソ化か、死か! ハッカーはいかにして計算手段を掌握し、クソボスたちのメタクソ化への飽くなき強欲に対抗する新しき良きインターネットを構築できるか」という単独講演を行う光栄な機会を得た。 https://info.defcon.org/event/?id=54861 これは昨年の講演「インターネットのメタクソ化(Enshittification)を止める大胆な計画」の続編で、その講演でのプラットフォームの衰退(「メタクソ化」)に関する私の分析には多くの国際的な関心が寄せられた。 https://www.youtube.com/watch?v=rimtaSgGz_4 Defcon

    「脱メタクソ化か、死か」 | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/08/25
    “利用規約に違反すると、1986年のコンピュータ詐欺・濫用防止法違反で捕まるかもしれない。これはロナルド・レーガンが映画『ウォーゲーム』を見てパニクって署名した法律だ(マジで!)。” 草
  • 国連サイバー犯罪条約がもたらす最悪の悪夢 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Holy CRAP the UN Cybercrime Treaty is a nightmare」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 国連の専門機関にNGO代表として参加した長年の経験から学んだことが一つあるとすれば、国連の条約は危険で、権威主義国家と貪欲なグローバル資家の不道徳な同盟に利用される可能性があるということだ。 私の国連での仕事のほとんどは著作権と「補助的著作権」に関するものであり、戦績は2勝0敗だった。ひどい条約(WIPO放送条約)を阻止し、素晴らしい条約(著作物へのアクセスに関する障害者の権利に関するマラケシュ条約)の成立を手伝った。 https://www.wipo.int/treaties/en/ip/marrakesh ひげを剃ってスーツとネクタイを着てジュネーブに行く必要がなくなってから何年も経つが、それ

    国連サイバー犯罪条約がもたらす最悪の悪夢 | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/07/28
    “他国の警察や裁判所に、真実を公表するセキュリティ研究者を黙らせ、処罰するための手助けする義務を批准国に課す”
  • サブプライム・ガジェット――トラステッド・コンピューティング時代の取り立て屋 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Subprime gadgets」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 封建的セキュリティの約束:「あなたのデジタルライフの管理を私たちに委ねてください。そうすれば、賢明で巨大な企業である私たちが、破滅を招く致命的な間違いを、あなたが犯さないようにしてさしあげます」。 https://locusmag.com/2021/01/cory-doctorow-neofeudalism-and-the-digital-manor/ 大手テクノロジー企業は封建領主であり、プラットフォームはその要塞だ。要塞に身を寄せれば、領主は城壁の外に広がる無法地帯を徘徊する盗賊からあなたを守ってくれる。 これが約束であり、ここに失敗がある。領主があなたを攻撃しだしたらどうなるだろうか? 大手テック企業があなたに危害を加えようとすれば、要塞はすぐさま牢獄と化し

    サブプライム・ガジェット――トラステッド・コンピューティング時代の取り立て屋 | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/06/17
    “支払いが滞ると、最もよく使うアプリへのアクセスがブロックされる。それでも支払いに応じなければ、次に好きなアプリ、その次、その次とアプリが使えなくなっていく。” これ半分ランサムウェアだろ
  • 陰謀論と認識論的危機:専門家の議論はわからなくても、制度が腐敗していることはわかる | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Conspiratorialism and the epistemological crisis」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 去年、エド・ピアソンはシアトルからニュージャージーまでアラスカ航空で飛ぶ予定だった。彼は機内に乗り込んだが、それから客室乗務員と緊迫した話し合いを行い、ボーイングの元上級エンジニアとして、737 Maxではない機体を指定してその便を予約したのだと説明した。 https://www.cnn.com/travel/boeing-737-max-passenger-boycott/index.html 彼が737 Maxに乗ることになったのは、アラスカ航空が運航上の理由から、その便の機体を変更したためだった。大陸を横断をするのにその機体は安全ではないと感じ、機内から降ろしてもらうよう求めた。荷物を降ろしても

    陰謀論と認識論的危機:専門家の議論はわからなくても、制度が腐敗していることはわかる | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/06/11
    “「陰謀論は、個人が間違ったことを信じてしまう問題」ではない。「間違った説明に信憑性を持たせてしまうシステムと、その制度が健全で信頼できるとみなしてしまう分裂生成的な主張」の問題”
  • セックスワーカーを危険に晒す反ポルノ戦争 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、openDemocracy の「How a war on porn is endangering US sex workers」という2023年1月11日に公開された記事を翻訳したものである。以前、この記事内容に関連する話をうぐいすリボンのTwitterスペースでお話したので、興味ある方はどうぞ。 今週、セックスワーカーを危険に晒しているとして非難される米国「人身売買防止法」の公聴会が開催される。 2018年に成立した「オンライン性的人身売買仲介防止法(FOSTA)」と「性的人身売買防止法(SESTA)」は、売春や性的人身売買を促進・助長するウェブサイトに責任を負わせるものとして喧伝されてきた。 だが、この法律が実際には人身売買を増やし、セックスワーカーと表現の自由を脅かしていると批判する声もある。 この法律では、ユーザが売春や性的人身売買について言及すると、それをホストする

    セックスワーカーを危険に晒す反ポルノ戦争 | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/06/08
    PornHubの決済締め出しの件はけっこう有名だと思ってたけど、みんな対岸の火事だと思ってたもんな〜結局は自分のところに被害が来ないと騒がないよね
  • 「表現の自由」の名のもとに誰かの表現が抑圧されるなら、それは「自由な表現環境」と言えるのだろうか | p2ptk[.]org

    以下の文章は、電子フロンティア財団の「Speaking Freely: Ethan Zuckerman」という記事を翻訳したものである。 Electronic Frontier Foundation インタビュアー:ジリアン・ヨーク イーサン・ザッカーマンはマサチューセッツ大学アマースト校の教授で、公共政策、コミュニケーション、情報学を担当している。彼は現在、Institute for Digital Public Infrastructureという新しい研究センターの立ち上げを進めている。長年にわたり、彼はテックスタートアップ(Tripod.com)や非営利団体の創設者(Geekcorps.org)、共同創設者(Globalvoices.org)として活動し、その間一貫してブロガーでもあった。 ※ このインタビューは、長さと明瞭さのために編集された。 ヨーク:あなたにとって、表現の自由や

    「表現の自由」の名のもとに誰かの表現が抑圧されるなら、それは「自由な表現環境」と言えるのだろうか | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/06/08
    脊髄反射ブコメばっかで草/「とても厄介なのは、言論を沈黙させるために言論を用いる人の中には、自分たちの言論の自由の権利について語り、自分たちの発言が言論の自由に保護されていると主張する人がいること」
  • セクション230を廃止すれば ビッグテックの表現ルールがインターネットを支配する | p2ptk[.]org

    以下の文章は、電子フロンティア財団の「Sunsetting Section 230 Will Hurt Internet Users, Not Big Tech」という記事を翻訳したものである。 Electronic Frontier Foundation 議会がインターネット上の表現の自由を守る最重要の法律を骨抜きにする準備を進める中、その法律が毎日何百万人もの米国人のオンラインでの表現能力を守り、利益をもたらしていることを無視している。 下院のエネルギー商業委員会は水曜日に、18ヶ月以内に47 U.S.C. § 230(「セクション230」)を終了させる法案の公聴会を開催する。法案の作成者は、セクション230を変更または廃止する期限を設定することで、ビッグテックのオンラインプラットフォームを仲介者責任の新しい体制を作るための交渉のテーブルに着かせることができると主張している。 EFFが

    セクション230を廃止すれば ビッグテックの表現ルールがインターネットを支配する | p2ptk[.]org
  • EUデジタル市場法:ビッグテックからの返答「クソくらえ」 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、電子フロンティア財団の「Big Tech to EU: “Drop Dead”」という記事を翻訳したものである。 Electronic Frontier Foundation 欧州連合の新しいデジタル市場法(DMA)は複雑で多面的な規制だが、その質は、一般市民がテクノロジーをコントロールしやすくすることにある。 DMAは、大手の「ゲートキーパー」テック企業に対し、サードパーティのアプリストアを認めるよう義務づけている。つまり、端末の所有者であるユーザは、端末にインストールするソフトウェアの提供者を自分で決められるようになるのだ。 別のルールでは、テックゲートキーパーが他のプラットフォームと相互運用可能なゲートウェイを提供することを義務づけている。これにより、あるチャットサービスの利用を止めて競合サービスに乗り換えても、以前のサービス上の人々とのつながりを維持できる(将来的に

    EUデジタル市場法:ビッグテックからの返答「クソくらえ」 | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/06/01
    今回のEUの規制はいい仕事してるし、反発してる人たちは多分アドテク業界の人なんだと思う
  • Googleに“まともな”AI検索は作れない | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Even if you think AI search could be good, it won’t be good」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 検索に関する今週のビッグニュースは、Googleが「AI検索」へのシフトを続けていることだ。検索ワードを入力してウェブサイトへのリンクが表示されるのではなく、Googleに質問をすると、AIがウェブ上で見つけたものに基づいて回答を生成するという方向に進みたいらしい。 https://blog.google/products/search/generative-ai-google-search-may-2024 Googleはこれを「Googleにググらせよう(let Google do the googling for you.)」と宣伝している。自分でウェブを検索するのではなく

    Googleに“まともな”AI検索は作れない | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/05/31
    “この宣伝は、Google検索がもはや情報を検索するには不便で信用できないということを暗に認めているに等しい” 草
  • AI“アート”の不気味さ――AIが“仕事を奪う”のではない | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「AI “art” and uncanniness」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic AIアート(または「芸術」)に関して、クリエイティブ・ワーカーの労働権、表現の自由、著作権法の重要な例外と制限、そして美学を尊重する微妙なポジションを見つけるのは難しい。 総合的には、私はAIアートには反対だが、その立場には重要な注意点がある。まず第一に、作品をスクレイピングしてモデルを訓練することが著作権侵害だと言うのは、法律上、明らかな間違いである。これは道徳的な立場からではなく(これについては後述)、むしろ技術的な立場からである。 モデルの訓練手順を分解すると、これを著作権侵害と呼ぶのが技術的に間違いである理由はすぐに明らかになる。まず、一時的に作品のコピーを作成する行為は、たとえ数十億の作品であろうと、明らかにフェアユースだ。検索エンジンや

    AI“アート”の不気味さ――AIが“仕事を奪う”のではない | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/05/31
    “Midjourneyは訓練データの各画像から約1バイトの情報を保持している。典型的な低解像度のウェブ画像を300KBとすれば、元の画像の30万分の1(0.0000033%)に過ぎない。”
  • “リンク切れ”――インターネットは砂上の図書館である | p2ptk[.]org

    過小評価されている認知的美徳がある。それは「対象の永続性(object permanence)」、つまり以前に物事をどのように認識したかを継続的に記憶していることだ。ライリー・クインがしばしば思い出させてくれるように、左派は「対象の永続性」のイデオロギーだ。左派であるということは、CIAが一時的にトランプを苦しめている時でさえも、CIAを嫌い、信用しないことであり、あるいは、かつて労働者が自分の賃金で家族を養えていたことを覚えていることだ。 https://pluralistic.net/2023/10/27/six-sells/#youre-holding-it-wrong 問題は、対象の永続性が難しいということだ。光陰矢の如し。事実を覚えておくのは難しく、それらの事実がどの順番で起こったかを覚えておくのはさらに難しい。そして、その時にどう感じたかを覚えておくのはもっと難しい。 そこでブ

    “リンク切れ”――インターネットは砂上の図書館である | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/05/25
    出版社が公共図書館を潰すことは不可能だけど、インターネットアーカイブなら潰せるっていう…コト!?
  • メタクソ化するアップル――Macカルトと“アップル例外主義” | p2ptk[.]org

    Pluralistic 「Macカルト(Cult of Mac)」の基的な教義は、時価総額3兆ドル企業から製品を購入すると迫害されたマイノリティの一員になれるということであり、したがってその企業へのあらゆる批判は民族的中傷ということになるらしい。 https://pluralistic.net/2024/01/12/youre-holding-it-wrong/#if-dishwashers-were-iphones これを「Apple例外主義」と呼ぼう。ビッグテック企業の中でAppleだけが善良であり、したがってその行動は善意のレンズを通して解釈されるべきだという考え方である。この美徳の源泉は都合よく曖昧なので、Appleの罪が明らかになったとて、Macカルトのメンバーはどこまでもゴールポストを移動させる。 Appleが「プライバシーを尊重している」という主張を考えてみよう。これは、A

    メタクソ化するアップル――Macカルトと“アップル例外主義” | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/05/09
    “競争、規制、相互運用性の制約から解放された企業は、必ずメタクソ化する運命にある。Appleはーー特別ではなくーー例外ではない。” GとFよりはマシってだけやな
  • Google検索を殺した男――Googleはいつ、どこでメタクソ化に舵を切ったのか | p2ptk[.]org

    Google検索を殺した男――Googleはいつ、どこでメタクソ化に舵を切ったのか投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2024/4/272024/4/27 Pluralistic どんなデジタルビジネスでも、技術的には「メタクソ化」できる。つまり、ビジネスの根的な機能をユーザごとにリアルタイムで変更できるため、ビジネス顧客、エンドユーザ、株主の間で価値を素早く移転できるのだ。 https://pluralistic.net/2023/02/19/twiddler/ このスレッドをエッセイ形式で読んだり共有したい方は、私の監視フリー、広告フリー、トラッキングフリーのブログ、pluralistic.netをチェックしてほしい(訳注:もともとのテキストはTwitter上のスレッドに書かれている)。 https://pluralistic.net/2024/04/24/naming-n

    Google検索を殺した男――Googleはいつ、どこでメタクソ化に舵を切ったのか | p2ptk[.]org
    skypenguins
    skypenguins 2024/04/28
    医療分野だけは(ちゃんとしたサイトが上位に来るように)別の検索アルゴリズムを使っていると宣言していたので、やはり意図的に「メタクソ化」しているんよな
  • Macカルト――“Appleの罪を美徳とせよ” | p2ptk[.]org

    Pluralistic Appleの最も価値ある無形資産は、特許や著作権ではない。それは、時価総額2.89兆ドルの多国籍企業の製品を所有することが、Appleの株主の利益と不可分のアイデンティティを持つ、抑圧された宗教的マイノリティのメンバーになると信じる人々の群れである。 App Storeを例に取ろう。AppleはiOSプラットフォーム上でライバルがサードパーティ・アプリストアを提供できないようにしている。つまり、Appleが承認したアプリ以外はインストールできないということだ。Appleに承認してもらうためには、ソフトウェア製作者がアプリ内で行われる決済1ドルにつき0.30ドルをAppleに支払うことを認めなければならない。 これには二つの効果がある。第一に、特定のプロダクトの提供が事実上不可能になる。たとえばオーディオブックの粗利率は20%である。そしてAppleは売上から30%を

    Macカルト――“Appleの罪を美徳とせよ” | p2ptk[.]org
  • 資本家をビビらせろ | p2ptk[.]org

    Pluralistic 詩人アンジェロウの「人が性を見せたら、それを信じなさい」という言葉、政治における「すべての非難は自白である」という自明の理のを組み合わせると、次のようになる。「誰かがあなたを悪徳だと非難するたびに、その人は自分自身の性を見せているのであり、あなたはそれを信じるべきだ」。 そうした非難について考えてみよう。CARES法による対コロナ緊急経済対策の小切手をめぐる道徳的パニックを覚えているだろうか? 支配階級の代弁者たちは、ありとあらゆるケーブルテレビに出演し、「こんなことをしたら、誰も働きたがらなくなるだろう」と口々に不満を漏らした。労働者は、すべて――家、子供、冷蔵庫の料など――を失うことへの恐怖心のみに突き動かされて仕事に就くのだと彼らは考えている。 これは今に始まったことではない。クリントンが福祉を破壊したとき、「施し」が労働者を怠惰にするという理屈で正当化

    資本家をビビらせろ | p2ptk[.]org