「ドストエフスキーの詩学」初版において、バフチンは、それまでのドストエフスキー研究を、登場人物の思想や心情と研究者が対等にたって、実在の人物のように批評・批判するものや、逆に、登場人物の思想や人格を作者の思想や人格の「表現」として分析したものであって、どちらのやり方も、小説のテキストをそれ自体として捉えたものではないとして批判した。 すなわち、登場人物を実在の人物であるかのように扱いそれと対等の立場で論争・批評してしまうような研究では、作品全体の構造を捉えることはできず、また、その分析の内容も、文学作品としての固有のものではなく、歴史学・社会学的なイデオロギー分析にとどまってしまう。 他方で、そうした諸人物や事件を、作者の思想の「表現」として捉える研究では、畢竟、作者のイデオロギーの分析になるか、あるいは、伝記的な研究へと分析は逸らされ、そのような登場人物の、作者とは異なる固有性は捉えられ
phaさん(id:pha)が新刊を出したのをたまたま観測したので読んだ。 パーティーが終わって、中年が始まる (幻冬舎単行本) 作者:pha幻冬舎Amazon 個人的には2013年の最初の本『ニートの歩き方』以来だったので10年分のphaさん情報を一気に知れてよかった。僕の認識している最後のphaさんは確か練馬のシェアハウスで相変わらず熊野寮にいる大学生のような生活をしていたと思うが、10年もあればあれから色々あってザ・ノンフィクションに出たりバンドを始めたりして四十代の中年にもなって流石の最強ニートもクライシスの最中にある、というのがこの本のテーマのようだ。 phaさんとは旧知の仲であるがあまり接点はない。会ったことが数えるぐらいしかないのだけどなぜか会話量に対して関係性が深く、恩人のようなポジションにいる。葬式とかあったら行けたら行くレベル 当ブログの以下の過去記事に練馬のシェアハウス
川崎製鉄と日本鋼管が経営統合して2003年に発足したJFEスチールは、日本各地にある製鉄所・製造所のメインフレームを撤廃すべく奮闘中だ。2022年10月には宮城県にある仙台製造所のIBM製メインフレームを撤廃し、システムをオープン化。2023年5月には岡山県にある西日本製鉄所(倉敷地区)の富士通製メインフレームの一部を撤廃した。 既にオープンシステムに移行した一部のプログラムを含めると、各所に残されたレガシー資産は「合計約2億ステップだ」(西圭一郎常務執行役員製鉄所業務プロセス改革班長)という。JFEスチールは1200億円を投じ、膨大なレガシープログラムをオープンシステムに移行している。JFEスチールのプロジェクトからレガシーマイグレーション(レガマイ)の3ポイントを学ぼう。 仙台を試金石にして工数や期間を算出 「仙台製造所のレガシーマイグレーションがうまくいかなければ、メインフレームを使
「コロンブス」のMusic Videoを制作するにあたり、 ・年代別の歴史上の人物 ・類人猿 ・ホームパーティー ・楽しげなMV という主なキーワードを、初期構想として提案しました。 類人猿が登場することに関しては、差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりましたが、類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました。 しかしながら、意図とは異なる伝わり方もするかもしれないと思い、スタッフと確認し合い、事前に特殊メイクのニュアンス、衣装、演じ方のフォロー、監修をしていたつもりではおりましたが、そもそもの大きな題材として不快な思いをされた方に深くお詫び申し上げます。 決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでしたが、上記のキーワードが意図と異なる形で線で繋が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く