山本一太内閣府特命担当相は20日、科学技術、情報通信(IT)、知的財産などの成長戦略を横断的に協議する「司令塔連携調整会議」を政府内に新設することを明らかにした。22日に初会合を開き、月2回程度意見交換する。 同会議には山本担当相のほか、内閣府が所管する総合科学技術会議、IT総合戦略本部、知的財産戦略本部、総合海洋政策本部、宇宙開発戦略本部、内閣官房に2月に設置された健康・医療戦略室の代表者が参加。現状の取り組みを報告したうえで、効率的な連携策について意見交換する。 山本担当相は「これまでそれぞれの司令塔が連携したり意見交換するしくみがなかった。定期的に意見交換を行い、省庁横断的な成長戦略をしっかり策定していきたい。将来は国家戦略としてまとめたい」と意欲を示した。 山本担当相はこの日、都内のホテルで経団連の米倉弘昌会長らと会談。この席上、連携調整会議などについて説明した。
30年にわたったスペースシャトル計画に幕を閉じた7月21日。最後のスペースシャトル「アトランティス」の帰還を待つ米航空宇宙局(NASA)の管制室では、日本の個人が趣味で作ったWebアプリが大型スクリーンに映し出されていた。その心境を作者がブログにつづっている。 Googleマップ上に国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡の軌道をリアルタイムに表示する「GoogleSatTrack」(GST)の作者、柏井勇魚さんは、帰還への軌道離脱噴射指令をアトランティスに出すNASA管制室の大型スクリーンに、見慣れた画面が映っているのに気付いた。 すぐに自ら開発したGSTだと思ったものの、信じられなかったという。「いや、だって、一介のアマチュアプログラマが作ったWebアプリが、ミッションの中でも一番クリティカルな大気圏再突入前のミッションコントロールセンターの画面に映っている。これで信じろという方がおか
<NEWS NAVIGATOR> ◆「はやぶさ」はどんな旅をしてきたの? ◇未踏の小惑星を往復 7年間・60億キロの航程、きょう帰還 人類初の小惑星の岩石採取に挑んだ宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」が13日夜、地球に帰還する。03年5月の打ち上げから約7年、総航行距離約60億キロにも及ぶ長い旅について、「なるほドリ」がはやぶさの人気キャラクター「はやぶさ君」(注1)に聞いた。【永山悦子】 なるほドリ はやぶさ君、いよいよ帰ってくるね。どんな小惑星に行ったの? はやぶさ君 地球と火星の間の軌道を回る小惑星イトカワ(注2)だよ。地球から比較的近く、まだだれも行ったことがない小惑星だったんだ。到着まで約20億キロ、2年4カ月もかかったよ。 Q 気が遠くなるね。すごいパワーのエンジンを持っているのかな。 A 「イオンエンジン」という新型のエンジンだよ。キセノンガスに電気を帯びさ
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