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2012年2月23日のブックマーク (1件)

  • [第3回]「保有件数10倍」でも有利と限らず

    米国特許の件数でいえば、Samsung社とApple社には圧倒的な差がある。パテント・リザルトの集計によれば、1980年~2011年9月の間に公開された特許公報は、Apple社が7610件なのに対し、Samsung社は8万3254件と、10倍以上の開きがある。 特許ポートフォリオに違い もともとの事業形態の違いもあるが、両社には「技術シーズをなるべく権利化しておこうと考えるか、自分たちのビジネスの根幹の部分を集中的に権利化しておこうと考えるかの違いがある」(知的財産権に詳しい弁護士)。Apple社とSamsung社が保有する米国特許を分析し、強い技術分野を見ると、そうした違いがくっきりと見えてくる。 Apple社の特許は、タッチ・パネル分野(USPCの345/173)だけが群を抜いて強い。総合力、特許の強さ、そして件数のすべてで突出している。その他の分野は、件数が少なく、総合力もあまり高く

    [第3回]「保有件数10倍」でも有利と限らず