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ブックマーク / xtech.nikkei.com (42)

  • 日本発売も決定した「Surface Pro」をレビューする

    「Surface Pro」は、米Microsoft独自のタブレット「Surface」シリーズとして2機種目となる最新モデルだ。2012年6月の発表後、2013年2月には米国とカナダで発売。4月には24カ国・地域での発売が決定した。そして5月29日、いよいよ日での発売が決定し、6月7日に発売となる(関連記事:日MSが「Surface Pro」を6月7日に発売、世界初256GBモデルも投入)。 前モデル「Surface RT」と異なり、Surface ProはCore i5プロセッサとWindows 8 Proを搭載する、x86アーキテクチャのタブレットPCだ。キックスタンドや2種類のカバー型キーボードといった特徴はそのままに、新たにペン入力にも対応した。従来のWindows対応ソフトウエア資産や周辺機器群を思う存分活用できる、「命」のタブレットPCに仕上がっていることが期待できる。 今

    日本発売も決定した「Surface Pro」をレビューする
  • 特許の独占権を奪う「Web経済圏」

    組み込みソフトウエア開発のユビキタス。同社 代表取締役社長の川内雅彦氏は,創業8年目を迎えた2009年秋に初めて特許の出願を決断した。 キッカケは,米Google Inc.のソフトウエア基盤「Android」を搭載した携帯機器や家電の高速起動技術を開発したこと。起動時間が約1秒と従来技術よりも格段に高速なことが特徴だ。それまでは,特許性のある技術を開発しても,あえて特許を出願していなかった。標準技術を使う通信関連分野を扱うことが多く,周辺の実装ノウハウに関連した新規技術がほとんどだったからだ。 「ソフトウエアの実装ノウハウは,特許を見た他社が迂回手段を容易に実現できてしまう。特許で公開しない方が,自社の強みを保護しやすい」と川内氏は見る。 特許戦略を転換したのは,開発した高速起動技術で新たな分野の事業を立ち上げるためだ。通信分野から,よりハードウエアに近い技術分野に新規参入するには「特許で

    特許の独占権を奪う「Web経済圏」
  • [第3回]「保有件数10倍」でも有利と限らず

    米国特許の件数でいえば、Samsung社とApple社には圧倒的な差がある。パテント・リザルトの集計によれば、1980年~2011年9月の間に公開された特許公報は、Apple社が7610件なのに対し、Samsung社は8万3254件と、10倍以上の開きがある。 特許ポートフォリオに違い もともとの事業形態の違いもあるが、両社には「技術シーズをなるべく権利化しておこうと考えるか、自分たちのビジネスの根幹の部分を集中的に権利化しておこうと考えるかの違いがある」(知的財産権に詳しい弁護士)。Apple社とSamsung社が保有する米国特許を分析し、強い技術分野を見ると、そうした違いがくっきりと見えてくる。 Apple社の特許は、タッチ・パネル分野(USPCの345/173)だけが群を抜いて強い。総合力、特許の強さ、そして件数のすべてで突出している。その他の分野は、件数が少なく、総合力もあまり高く

    [第3回]「保有件数10倍」でも有利と限らず
  • 独自技術にこだわり開拓者として挑戦し続ける熱意が重要

    宮代氏 キヤノンは1937年、「自分たちの手で世界一のカメラを作りたい」という技術者の夢からスタートしました。その後、事務機分野にも進出し、創立30周年を迎えた1967年には「右手にカメラ、左手に事務機」をスローガンに多角化を推進し、1970年には普通紙複写機の製品化を日で初めて実現しました。 現在の売上構成は、約半分が複合機やレーザープリンター、大判インクジェットプリンターなどのオフィス製品、約4割がカメラやインクジェットプリンターなどのコンシューマ製品、そして残りの約1割が半導体露光装置などの産業機器となっています。 現場で活躍しているエンジニアに共通点はあるでしょうか 宮代氏 キヤノンでは「三自の精神」と呼ぶ行動指針を重要視しており、この「三自の精神」を備えている人が活躍しているように思います。「三自の精神」とは「自発・自治・自覚」から成り立っており、自発とは何事にも自ら進んで積極

    独自技術にこだわり開拓者として挑戦し続ける熱意が重要
  • 【DMS展】はるか国際特許事務所、製品開発の早期段階から特許出願を実施する新サービス

    はるか国際特許事務所(東京)は、製品開発において、その初期段階から技術の権利化の方針を決めて特許を出願することで、メーカーを支援する「特許開発」サービスを開始する。多くの企業では通常、製品の技術が固まってから開発者(発明者)の提案によって権利化の方針を決めるが、確保すべき権利に漏れがあったり、回避が容易で後発の参入を許してしまったりと、特許出願数の割には十分な権利確保ができないといった問題が生じることもある。こうしたの問題を解決するため、製品の企画段階、開発段階から特許出願の方針を決めて、実行していくというもの。

    【DMS展】はるか国際特許事務所、製品開発の早期段階から特許出願を実施する新サービス
  • あなたは弁理士としての菅新首相を知っていますか?

    6月4日,衆参両院会議で第94代,61人目の首相に選出された菅直人氏。同氏は,数々の特許を担当した弁理士でもある。そして,同氏が担当した特許には,製造業に関するものが多い。例えば,液晶ディスプレイに関する特許である。特に,セイコーエプソンが出願人や特許権者となっているバックライトに関する二つの特許は,押さえるべき基構成やサイドライト方式(エッジライト方式)の基概念が描かれた重要な特許といえる。“日発”の液晶ディスプレイの技術を築き上げた「重要な貢献者」と高く評価するエンジニアもいる。

    あなたは弁理士としての菅新首相を知っていますか?
  • 第1回 Tracをオススメする,これだけの理由:ITpro

    Tracの便利さに惹かれるが,インストールに煩わしさを感じ,Tracを簡単にインストールできるTrac Lightning(旧Trac月)の開発を行う。また,日のTracコミュニティであるShibuya.tracにてユーザー補完プラグインなどのプラグイン開発にも携わる。 チーム内のタスクや分散開発におけるタスク管理の手段として,プロジェクト管理ツールのTracが注目を集めています。Tracは,Ruby on RailsやSpring IDEなどでも利用されています。連載では,開発現場を交通整理するために,Tracを利用したプロジェクト管理の効率化を,Tracの基礎から紹介していきます。 ソフトウエア開発において,プロジェクト管理はガントチャート・ベースで行われることが多いでしょう。しかし,ガントチャート・ベースの管理では,詳細を報告するために作業報告書を別途作成する必要があります。 ま

    第1回 Tracをオススメする,これだけの理由:ITpro
  • 技術の価値,特許の価値

    技術の価値,特許の価値が下がっているということは無いだろうか? 2008年から2009年にかけて,この疑問を浮かび上がらせる出来事が続いている。米国の特許ファンドであるIntellectual Venture社(Tech-On!関連記事1,Tech-On!関連記事2)は,日で特許の購入を続けている。これに対して,特許を維持しきれない日の大学が二束三文で提供しているようである。また,企業は事業再編にあわせて特許を売り渡す動きを見せている。 このような動きには,二つの背景がある。 一つは,技術の複雑化とスピードアップによって,1社で技術を囲い込むという製品開発が難しくなったことである。「オープン・イノベーション時代」といわれる所以である。ここで「オープン」には二つの意味があり,オープン・ソースからの流れで「フリー」の意味,もう一つは,製造業では当たり前だが「非自前」という意味である。このう

    技術の価値,特許の価値
  • プロローグ 「プログラミングって?」――七つの素朴な疑問にお答えします

    このページを開いた皆さん,プログラミングの世界にようこそ! これから四つのパートを通じて,はじめてのプログラミングを体験してみましょう。 「まだ一度もプログラミングなんてやったことないし,そもそも何をすることかも,ちゃんとわかってないんだけど…」 ノー・プロブレム!そんな皆さんのために用意したのが,このプロローグです。プログラミングの知識ゼロの方でも理解できるよう,「プログラミングってなに?」から始まる七つの素朴な疑問にお答えします。 プログラミングってなに? プログラミングとは,「コンピュータを動かすソフトウエアを創り出す」ことをいいます。コンピュータをどのように動かすかを決め,その手順書(プログラム)をコンピュータが実行できる形式で具体的に記述していきます。皆さんがお使いのWindows(あるいはMac OSやLinux)も,Webブラウザやワープロも,いわゆるコンピュータ・ソフトウエ

    プロローグ 「プログラミングって?」――七つの素朴な疑問にお答えします
  • 社長の「気付き」なくして、強い企業にはなれない

    会社に勢いがないと嘆く経営者たち。その多くは、昔からの儲けの仕組みを変えようとしていない。今こそITの威力を理解し、新しい経営基盤を築かなければならない。「まず経営戦略ありき」を忘れずに、改革の青写真を描くことが大切だ。 「なぜ、売り上げが伸びないのだろう」「なぜ、新しい顧客が獲得できないのだろう」「なぜ、コストが削減できないのだろう」――。 中堅・中小企業の経営者からは、今なお、似たような悩みが寄せられている。私がITコーディネータとして、数多くの中堅・中小企業と付き合ってきた経験からいえば、これらの問いに対する答えは1つに集約される。それは、「何年も前の儲けの仕組みのまま、“なぜ”を繰り返しているから」だ。 インターネットや携帯電話が普及したり、規制緩和が進んだりと、世の中は猛烈なスピードで変わっている。経営環境の変化が激しいなか、企業は常に経営変革・業務変革を繰り返して競争力の維持向

    社長の「気付き」なくして、強い企業にはなれない
  • コピーに自由を ―生まれ変わるDRM―(第4回)

    今回からは,著作権法やDRM技術に詳しい専門家のインタビューをお届けする。まずは,知的財産法学の大家である中山 信弘氏に聞いた。(稿は,日経エレクトロニクス,2008年3月10日号,pp.62-63から転載しました。内容は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります) 中山 信弘氏 東京大学 法学政治学研究科・法学部 教授 現在の著作権法がパンクしてしまっているのは,誰の目にも明らかです。現行の著作権法は,プロのクリエーターとプロのメディア企業との契約を想定しています。制定当時は関係するプレーヤーが限られていたんです。それがインターネットの登場やデジタル技術の発展で,誰もが関係する法律になった。機器メーカーも含めたいろいろな企業,そして一般の人たちもかかわってきます。それなのに,1件1件の許諾を前提としている。つまり,マスに対応できていないんですね。 では,どう直したらいいの

    コピーに自由を ―生まれ変わるDRM―(第4回)
  • 夏休みのサイト・リニューアル大作戦! あなたのWebサイトをたな卸ししよう

    会社の同僚には教えていないけど,実は自分のサイトを持っているという人は想像以上に多いようです。たしかに自分のサイトのURLを誰にも彼にも教えてまわったら,仕事の愚痴やこっそり楽しんでいる趣味のことなんか書けません。 ただ,サイトは持っているんだけど日々の忙しさにかまけて,数カ月,あるいは数年間にわたって更新もせず放置状態,という人も少なからずいらっしゃることでしょう。せっかくの夏休み,PCに向かってカタカタやるのはどうかとも思いますが,まとまった時間が取れるのも事実。久々にサイトのリニューアルでもしてみてはいかがでしょうか? 1週間くらいでできるというお手頃な感覚を大事に,今時っぽいサイトの作り方,リニューアルのしかたを考えてみます。 まずはあなたが開設したサイトを,ブラウザで開くことから始めてください。そこに見えたものが,自分でとても満足できるものならば,この記事はきっと何の役にも立ちま

    夏休みのサイト・リニューアル大作戦! あなたのWebサイトをたな卸ししよう
  • 季節の変わり目をクラウド・コンピューティングで考える

    クラウド・コンピューティングって何? そう聞かれたら、私は「最近のパラダイム・シフトを言い表すワードです」と答えることにしている。そうすると当然「ではSaaSは?」「PaaSは何だ」という話になるので、夏休みのヒマネタに少し整理しておこう。これらは決してバズ・ワードではない。おっと、そう言えばWeb2.0という言葉もあったっけ・・・。 考えてみると、最近は異様なほどのキーワード・ラッシュだ。Web2.0、SaaS、PaaS、マッシュアップ・・・。ITベンダーは以前、いろんなキーワードを駆使して、ユーザー企業に使えないシステムを売りつけてヒンシュクを買った苦い経験があるので、最近はこうしたキーワードに懐疑的。でも異様なキーワード・ラッシュの時は、大きな“季節の変わり目”で何かあるんだよね。 少し前に「SaaSとASPは何が違うのか」という、どうでもよい議論があった。はっきり言ってSaaSもA

    季節の変わり目をクラウド・コンピューティングで考える
  • システム開発をめぐる法律問題(2)裁判所は契約書が存在しない契約の成立に消極的

    前回は,システム開発時に発生する法律問題を概観しました。このうち,システム開発委託契約の締結をめぐる問題点としては,以下の2つが主要な争点となり得ます。 【システム開発委託契約の締結をめぐる問題で想定される争点】 ベンダーとユーザーにおける契約の成否1で契約の成立が否定された場合の発注者における契約締結上の過失の有無 ここでは,1の契約の成否という点にフォーカスして検討してみます。 契約書の作成が合意内容を明確にする 契約とは,「当事者間における合意」と定義することができます。契約は,契約書がないと成立しないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが,そのようなことはありません。契約書が存在せず,口頭で約束しただけの場合であっても契約は成立します。 しかし,口頭の約束のように文書にされていない場合,契約当事者間において何を合意したのかはっきりしません。システム開発委託契約のように,複雑な機能

    システム開発をめぐる法律問題(2)裁判所は契約書が存在しない契約の成立に消極的
  • 「GMにとって良いこと」と「グーグルにとって良いこと」の間にあるもの

    「ネットにとって良いことはグーグルにとっても良いことだ」。グーグルの関係者は、よくこんな言い回しをする。彼らがどこまで意識しているか知らないが、こういう言い回しを聞くと、私はかつて巨大企業のトップが言い放った言葉を思い出す。「GMにとって良いことは、アメリカにとっても良いことだ」。この似て非なる2つのフレーズについて、あれこれ考えると面白い。 今や昇る太陽と西に傾く月くらい勢いに差がある両社だが、この2つのフレーズにも2つの巨大企業の根的なビジネス発想の違いが見受けられる。「GMにとって良いことは、アメリカにとっても良いことだ」の抽象度を上げれば「私にとって良いことは、公(おおやけ)にとっても良いことだ」。一方、「ネットにとって良いことはグーグルにとっても良いことだ」は「公にとって良いことは、私にとっても良いことだ」となる。 まあイメージ的には、傲慢な巨大企業と謙虚な巨大企業といったとこ

    「GMにとって良いこと」と「グーグルにとって良いこと」の間にあるもの
  • 大人の正論は子供の暴論に勝てない

    大人であるマイクロソフトの正論は、子供であるグーグルの暴論に勝てない。 こう書くと、マイクロソフトもグーグルも面白くないだろう。マイクロソフトは「当社は若さを維持している成長企業であり、我々の正論はグーグルに勝つ」と言い張るに違いない。グーグルは「当社は近来希に見る早さで巨額の株主価値を創造した企業であり、オンライン(Web)ですべてをこなせるという我々の主張は未来を先取りしたものだ」と言いそうだ。 このようなことを妄想したきっかけは、マイクロソフトのジェフ・レイクス プレジデントのインタビュー『PCはオフラインでもオンラインでも使う』を読んだことだ。インタビューの題名通り、レイクス氏は「マイクロソフトはオンライン(Webサービス)の世界でも、既存のオフライン(PCのパッケージ・ソフト)の世界にも対応できる。だからグーグルより上だ」と主張している。確かに、インターネットに接続できない状況下

    大人の正論は子供の暴論に勝てない
  • 二つのイノベーション

    の自動車産業とエレクトロニクス産業はなにかと比較されてきた。同じところもあれば,違うところもある。いずれも高い技術力を誇り,製造業発展の牽引役である。一方で,このところ国際競争力という面では絶好調な自動車産業と,精彩を欠くエレクトロニクス産業という差が出てきてしまった。同じ日の製造業でありながら,なぜこのような差が生まれてしまったのか。両者には何か構造的な違いがあるのだろうか---。 これまで様々な観点から比較・検討されてきたが,相手の良さを勉強して自らの競争力を上げる参考にしようというややノンビリしたものであったように思う。相手の良さを知ったところで,自分とは事情が違うという思いがあった。それがこのところのカーエレクトロニクス化の進展によって事情が変わってきた。 自動車産業とエレクトロニクス産業という「異質」のものをうまく結合させなければ成功はおぼつかないのである。そのためにも,両

    二つのイノベーション
  • Eclipse/All-In-One-Eclipse

    実に様々なソフトウエアが無料で利用できるようになっています。そこで,主に「ソフトウエアを作る環境を楽しくするお役立ちフリーソフト」を集めて,1日1のペースでご紹介します。 「Eclipse」は,Java開発者の間で最も普及している統合開発環境です。JavaのプログラミングはJava SE Development Kitとテキスト・エディタだけでも可能です。しかし,ちょっと大きなプログラムを作ろうとすると,プログラム・ファイルの管理や再コンパイルなどいろいろと煩雑な作業が必要になります。 このようなときに役立つのがEclipseをはじめとする統合開発環境です。Eclipseでは,開発するアプリケーションを「プロジェクト」という単位で管理します。その中でパッケージを作ることで,パッケージの管理も自動的にしてくれます。画面の右側にはクラス構造を表すツリーが表示されるので,クラスを統合/分割する

    Eclipse/All-In-One-Eclipse
  • お役立ちフリーソフト一覧

    今日では,実に様々なソフトウエアを無料で入手して利用できるようになっています。そこで,プログラミングに直接関係あるツールだけでなく,Windowsを快適に使うためのソフトや3次元グラフィックス作成ツールなど,広い意味での「ソフトウエアを作る環境を楽しくするフリーソフト」を集めてどーんと紹介します。 1日1のペースで,100以上のソフトウエアを紹介する予定です。 なお,日経ソフトウエア2008年6月号では,特集連動付録DVD-ROMとともに,総力特集「プログラムにすぐ役立つ! フリーソフト特選170」をお届けしています。プログラミングに便利な,あるいはパソコンにインストールしておくとかなり役立つソフトウエアを付録DVD-ROMに収録しています。 ●Windows環境整備 毎日使うWindows環境を快適に!! Fire File Copy 巨大なファイルを高速コピー 窓の手 Window

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  • “今どき”の大学生とスマートフォン

    「僕,パソコンとか,スマートフォントとかが大好きなんです」――こんなことを言う学生が,たくさん集まっているものだとばかり思っていました。この期待は完全に裏切られ,「よろしくお願いします!」と私の目の前に現れた若者は,当にごく普通の学生さん。髪の毛を茶色に染め,今流行の洋服を着ています。 2008年の4月も終わろうとしていたある日,広島国際大学の丁井雅美准教授が主催するゼミにお邪魔しました。この「ごく普通の学生さん」が少しだけ一般の大学生と違うのは,その鞄の中に,いつもスマートフォンを忍ばせていること。丁井准教授が主催するゼミでは,ゼミ生8名すべてがウィルコムの「Advanced/W-ZERO3[es]」を持ち歩き,教育現場でのスマートフォンの有用性について研究しています(写真1,写真2)。ゼミでは,スマートフォン以外に携帯電話,「ニンテンドー DS」や「PSP」などを取り扱っています。

    “今どき”の大学生とスマートフォン