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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/bongore789 (2)

  • 優先権の効果「ピジョン」事件 - 弁理士の日々

    [優先権の効果が認められなかった例] 東京高裁平成14(行ケ)539審決取消「人工乳首」事件(裁判所ホームページ) ドキッとする事件名なので「ピジョン」事件と呼びます。 [先の出願X:平成10年10月20日ピジョン出願] 特許請求の範囲1~3を合成すると、「伸張する伸張部と、この伸張部に隣接して伸張部より剛性のある剛性部が設けられ、伸張部と剛性部が交互に配置されている、人工乳首」が記載されています。 実施例として、伸張部122である薄肉部が環状に形成されたものが図1に記載されています。これをa1とします。剛性部は123です。図面を各明細書から引用します。 [優先権出願Y:平成11年10月8日ピジョン出願] 補正した特許請求の範囲は「壁面より肉厚の薄い伸張部が形成され、この伸張部に隣接して、この伸張部より肉厚が厚い剛性部が交互に形成されている、人工乳首」です。この発明をAと呼びます。 実施例

  • 知財コンサルの今後 - 弁理士の日々

    最近、弁理士による知財コンサルティングが話題になっているような気がします。なぜ今なのか。 どうも、弁理士試験合格者数の増大による弁理士数の急増、実務未経験新規合格者の就職難と一緒に語られることが多いように思います。そうとすると、知財コンサルは以下のような命題(願望)とともにあるということでしょうか。 ①ごく平均的な能力を有する弁理士が、しかるべき勉強や研修を行ったら、知財コンサル仕事を始めることができるか ②まだ特許でメシをえない新人実務未経験弁理士が、しかるべき勉強や研修を行ったら、知財コンサル仕事を始めることができるか ③上記①②で始められる知財コンサル仕事は、ある程度の人数の弁理士のメシの種になるほどの規模を有しているのか 私の直感としては、知財コンサルという事業が存在するとしても、それでメシをっていけるような人はごく僅かで、コンサルタントに向く資質を有している、豊富な実務

    知財コンサルの今後 - 弁理士の日々
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