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あとで何か書くに関するsmichoのブックマーク (73)

  • 赤字国債で日本の財政は破綻するか: 極東ブログ

    赤字国債で日の財政は破綻するか。問いは与太話かもしれない。そうだという人もいるし、そうじゃないという人もいる。経済学的にはどうかというと、経済学者でも意見は割れている。素人がわかることじゃないというのもそうだ。普通に家計の比喩で考えると、サラ金から年収の二倍を借金した家計はもう無理でしょ。いや、国家経済は家計で比喩ができるものでもないし、国家にサラ金はない、たぶん。 大丈夫だという議論もある。論拠とやらは、日の国債はほとんどが日国内で消化されているから、アルゼンチンのように国家財政破綻にはならないというものだ。ごく単純に言えば、日の富は高齢者に偏在しているから、その投資の見返りを若い世代のためにチャラにしてくれ、とまでは言わないけど、しゃーないかぁわはは、と笑って貰えれば終わりという話だ。たぶん、富を持っている高齢者の寿命とバランスしているんじゃないだろうか、結果的に。 と、かくも

  • いわゆる富裕層と貧困層の間で時間の余裕が逆になっている件 - HPO機密日誌

    Danさんのスピーチを見て結構しゃれじゃないなと思った。 考えてみると、私の周りの他人から見たら明らかに富裕層な方々はみんな忙しげ。「今年は月に1度しか休みがとれなかったよ」とか、「つきあいでさ、平日は夜中まで仕事、土日もつきあいゴルフ、家族といっしょにいる時間なんてないさ」とかいう人が多い。忙しいことを自慢にしている感じがするほど。生活に余裕のある当に当の富裕層な方というのは、どこか違う場所に生息していらっしゃるのだろうか?というか、誰もが自分が富裕であるのは自分が才能があって、努力しているからだと証明しないとならないというフォビア(脅迫症)にかかっているよだ。 逆に、「貧困」だと自他ともに認めてしまう人達には案外時間があるような気がしてならない。「泥のように」働かないと当に生きていけない人たちってあまり知らない。ゲームとかみんな大好きなようで、電車でフリーターっぽい格好のおにいさ

    いわゆる富裕層と貧困層の間で時間の余裕が逆になっている件 - HPO機密日誌
  • 公開できない「暗部」のある組織はもうもたない、でもそれだけのこと - アンカテ

    新聞紙が売れなくなってしまって、 ネットメディアを収益の柱にしようとしていたのに、 ネットユーザーによって、売り上げを完全に止められてしまってるわけです。 しかも、これがいつ終わるのかというと、 誰も知らない。 誰に聞けばいいのかわからないし、 誰を説得すればいいのかもわからない。 特定のリーダーがいない組織との争いの 経験がある人は少ないですからねぇ。。。 んでも、こういったゲリラ戦に対処しなきゃいけない時代なんですよね。 これを書いている方は、「ネットは怖い」というイメージを強調したい人なのかもしれませんが、私はちょっと違うと思います。 同社は6月23日、同コーナーを中止・削除し、監督責任者や担当者らを処分すると発表したが、25日の株主総会で、それまでの常務デジタルメディア担当が社長に、同デジタルメディア局長も取締役に昇格する人事を可決・承認(27日に役員報酬の一部返上を発表)。これが

    公開できない「暗部」のある組織はもうもたない、でもそれだけのこと - アンカテ
  • たけくまメモ : マンガ界崩壊を止めるためには(6)

    ●限界に来たマンガのビジネスモデル 以上、述べて来ましたように、マンガ界はこれまでのビジネスモデルが限界に達しつつあり、早くなんらかの手を打たないと、大手出版社を始めとして版元も作家も共倒れになる危険性があります。 もちろんこれはマンガ界単独の問題では実はなくて、「版元―取次―書店」といった出版流通の構造が限界に達しているということで、全出版流通の三割を占めるマンガ(雑誌・単行)が売れなくなってきているということが、事態をより深刻にしているわけです。 ブックオフやマンガ喫茶の隆盛を見る限りでは、マンガ読者が減っているのではなく、マンガを(新刊で)買う人が減っているだけだということがわかります。ここから考えても、マンガ表現そのものは、これからも生き残るだろうと思います。 実際、出版流通の中心から目を転じてみるならば、コミケなど同人誌即売会の隆盛は年々大きな存在感をしめしており、インターネッ

  • おたくの旅路: 結局、救えない人間は救えなかった

    加藤容疑者を生んだ社会「男男格差」の理不尽 http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/aera-20080619-01/1.htm 不細工、彼女なし、派遣。様々な要素で劣等感を募らせた加藤容疑者。 学校でも職場でも、容赦ない格差が若者たちを襲う。 事件の一報は自宅のテレビ速報で聞いた。 25歳の男が秋葉原で無差別殺人——。 関西地方に住む無職の男性は、同じ年齢の男が起こした事件に衝撃を受けた。報道で徐々に明らかになる加藤智大容疑者を知るにつれ、こう思った。 ——こいつ、自分と同じ境遇じゃないか—— 小学校から学習塾に通い、中高は私立中高一貫男子校に進んだ。勉強は好きだった。猛勉強の末、難関の有名国立大にも受かった。だが、大学に入って気づいた。勉強だけできてもダメなんだ、と。 高校までは気心の知れた男子仲間だけの温室だった。でも大学では、人間関係

  • AskJohnふぁんくらぶ: 米国人はなんでそんなにMOEが嫌いなの?(前編)

    回答 今回は前回の回答のパート2です。 米国人がMOEを好かないのはなぜかという問いは、つまるところどうして米国人は美少女が出てくるANIMEでも作品ごとに好き嫌いがでるのかという問いに至ります。そういう作品例を選んで分析しても、普遍性に欠ける回答しかできません。個々の作品例に振り回されず、文化的背景まできちんと押さえた回答をまとめるには、そういう文化的背景そのものについて探る必要があるわけです。今回の回答ですが、ここ米国のANIME視聴者の多くはANIMEに対して一方通行な接し方をする一方で、日のOTAKUはもっと双方向的、積極的な楽しみ方をするという日米の違いに目をつけたいと思います。米国のANIMEファンはANIMEに対して受動的な接し方をしますが、日だとANIMEの楽しみ方はもっと双方向的です。米国人はANIMEに対して「とにかく楽しませろ」という態度をとりがちです。日でもそ

  • マルクス主義疎外論の本質とジェノサイドの可能性 - Economics Lovers Live 2008-06-19

    松尾さんからの引用:「疎外」とは何かということについては、ご引用いただけていない、拙著のこの説明が一番わかりやすいと思います。「「考え方」「理念」「思い込み」「決まりごと」等々といった頭の中の観念が人間から勝手に離れてひとり立ちし、生身の人間を縛りつけて個々人の血の通ったくらしの都合を犠牲にしてしまうこと」です。 第6章では、ゲーム論を使って説明しなおしていますので、経済学のわかる人向けに言い換えると、もっとみながよくなれるやり方があるのにナッシュ均衡に陥ってそうなれない状態、あるいは、状況の変化によってはそういう状態に陥りかねないシステムのことです。:(引用終り) わかりやすいというよりもこれだと、観念のジョジョ立ちしている人間そのものを変えるか(人間性レジーム転換=人間性の可塑性の導入)、人間はそもそも観念もたないほうが最適という選択肢は排除できないよね。 例えば個々の家庭や個々の友人

    マルクス主義疎外論の本質とジェノサイドの可能性 - Economics Lovers Live 2008-06-19
  • 格差社会という虚構の絶対化 | 社会学玄論

    現在日社会を格差社会と位置付ける学者たちがいる。格差社会は、二極化社会とも呼ばれたりする。(正社員/派遣社員)、(勝ち組/負け組)という二極化された区別コードによって創発された社会観である。 しかし、別の区別で観察すると、格差社会論は無意味化する。例えば、(日/外国)という区別で観察すると、日よりも格差が大きい社会はいくらでもあり、日は格差社会とは言えなくなる。また、前近代の身分制社会と比較すると、現代のほうが格差がない社会である。では、格差社会は、どの社会との区別によって格差社会足りうるのだろうか?おそらく、高度経済成長期の一億総中流社会と呼ばれていたころの日社会との区別において格差社会と呼ばれるにすぎない。格差社会論も絶対的なものでなく、観察地点によって異なる相対的な社会観なのである。格差社会論は、一つの社会解釈の枠組=社会観であり、社会的事実そのものではない。自己の観察点に

    格差社会という虚構の絶対化 | 社会学玄論
  • 日雇い派遣「原則禁止」に反対する。

    あー、もう死ぬほど欝な気分ですが、明らかにまずい方向に日政治が進んでいると感じたので、これについて書かせて頂きます。書いていて嫌な気分になるエントリですが、どうしても書かずにはいられませんので。 まず、問題の記事の紹介から入りますが、読んでうんざりしたのが、この記事です。 ワーキングプア(働く貧困層)の温床とされる日雇い派遣労働をめぐり、舛添厚生労働相が13日、日雇い派遣を原則禁止する方針を示した。秋の臨時国会に労働者派遣法の改正案を提出する方向だ。世論の高まりに押された格好だが、与野党の隔たりは大きく、臨時国会で規制強化がどこまで進むのか不透明だ。 日雇い派遣「原則禁止」、厚労相が法改正を表明 あのですね、厚労省の方々は、この国の労働環境というのが、どういう風に出来ているのか、わかっておられるのでしょうか?そもそも、なんで終身雇用だとか年功序列だとかが、今の不景気の日でも維持されて

    日雇い派遣「原則禁止」に反対する。
  • 雑駁に言うとハリウッドは、東海岸の興行主から逃れた映画人達が形成した。 - agehaメモ

    マンガ界崩壊を止めるためには(1)-たけくまメモ マンガ界が崩壊して構わないかと言うと、ちと構う。未来の雷句誠とも出会いたいのでオレは。崩壊するなら、代替構造が力を得てからにしてほしい。 問題の根っこは、共にサクヒンを作り上げべき「編集者」が「出版社のサラリーマン」である事、であるように思う。「人気があるから続けて下さい」で、傑作が崩れていく様を我々は何度も見た。「出版社のサラリーマン」は「雑誌発行部数の為に」それをせざるを得ない。 これは「シチョーリツが全てです」とドラえもんの声優変更を押し通すのに似ている。短期的には視聴率が上がったそうだが、あれは「未来のドラえもんが稼ぎだす利益」を幾ばくか、削いだ。「持続可能なドラえもんビジネスの発展」という点ではいささかマズい。ひらたく言うと、愛がない。 逆に言えば、過去の編集者の人達は、『日の出版界の慣例による「美徳」、つまり作家と版元相互の信

    雑駁に言うとハリウッドは、東海岸の興行主から逃れた映画人達が形成した。 - agehaメモ
  • サービス残業が厳しかったり、給与が上がらないのは、日本経済の生活水準が切り下がってるから - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    先のエントリーの補足というか、ある種分かる人だけ読んでくれればいいやと思ってたら分かってもらいたい人から誤解されたようなメールが来ましたので。もう少し噛み砕いてすっきり書くべきだったか… すいません。 グローバリズムは何故、貧困を引き起こすか http://kirik.tea-nifty.com/diary/2008/05/post_4962.html 最近だと、こんな記事もあります。 チーム全員がうつ退職 「人材使い捨て企業」で何が起きたか http://diamond.jp/series/depress/10026/ 酷い会社ですね。でも、こんなの普通です。スキルの不足した人を雇って研修して給料を高く払うなんて、理想といえば理想だけど、ある程度の人数抱えた会社でそんなことしてたら会社潰れますよ。スキルのある人間が、コネで割りのいい仕事を抱えて、20人か30人ぐらいで回すのであれば高い給

    サービス残業が厳しかったり、給与が上がらないのは、日本経済の生活水準が切り下がってるから - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…

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    smicho
    smicho 2008/01/20
    残念ながら人口の増減はリソース分配には影響しないのであるよ。
  • http://www.asahi.com/culture/update/0106/TKY200801060159.html

  • 出でよ、新しき知識人  「KY」が突きつける日本的課題 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 出でよ、新しき知識人  「KY」が突きつける日的課題 « M2Jpop批評(TBSラジオ)のオンエアは1月4日。予告編的な文章を書きました | 小林よしのり&荻上チキ&富岡幸一郎の三氏と鼎談しました。テーマは「デマ合戦」。 » いよいよ自民党の支持率が2割台前半、民主党の支持率が3割台後半になってきました。 どこぞの馬鹿がどうして宮台は自民党にロビイ活動をしないのだなどとほざいていました。 90年代半ばからの絶対得票率趨勢分析をすれば自民党に未来がなかったのだから仕方ない。 自民党ごときにひきずられて沈没したくはありません。 自民党内は一挙に政界再編にむけて動きだしつつあります。 中川昭一と平沼赳夫が安倍晋三を引き込みんで麻生太郎を代表にした保守新党を作る動きがあります。 自民党が将来的に立ちゆかないことがやっと誰の目にも明白にな

  • 著作権法を文化庁にまかせていいのか - 池田信夫 blog

    前の記事でお知らせしたように、ダウンロード違法化についてのシンポジウムに私も出ることになった。法律論は、別途出席する予定の法律家がやってくれると思うので、私は経済学の立場から今回の問題を考えてみたい。 まず基的な問題は、日レコード協会などのいう「違法着うたによる被害が深刻だ」という今回の改正の前提とされる事実が、今まで一度も定量的に証明されたことがないということだ。ダウンロードして試聴して、CDを買うケースもあるだろうし、コンサートに行くケースもあるし、アルバムを買う(あるいは有料ダウンロードする)ケースもある。この場合、消費者も音楽家も利益を得る。他方、買うつもりだった人が違法ダウンロードで代替した場合は、レコード会社は機会損失をこうむる。したがってレコ協の主張が成立するためには、 違法ダウンロードによる音楽家と企業の機会損失>音楽が広く聞かれることによる消費者の効用と音楽家の利

  • [議論「初音ミク」はオタクを越えられるか その2 - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない

    考える名無しさん でも今のところミクでオリジナル曲作ってる人はあまり多く無いよね。まだオタクのおもちゃでしょう。オタク的なわかりやすいヴィジュアルってのはオタクには親しみやすいけど、普通の人にとっては逆に近寄りがたい。 第三の波平 たしかに、オリジナル曲を公表するため、(マジ)というよりも、ネタとして遊ぶと言う方が強いですね。オタクという二次創作性(ネタ)の文化にのっかっている。その意味では、ボクがいっていることは、いまのところ、可能性ということになります。 初音ミクというフィールドで物語をつくっていく物語消費、あるいはそれは東のいうようなデーターベース的な構造をもつかもしれない。オタク的はこのようなフィールドを必要とする、すなわちネタとして、共有性をもつことを特徴とする。 では、このソフトを使って、初音ミクを離れて、一つの女性ヴォーカリストとして、すなわち一時創作(マジ)として作品を提供

  • 私的録音録画小委員会:反対意見多数でも「ダウンロード違法化」のなぜ (1/2) - ITmedia News

    「ダウンロード違法化」が不可避に――12月18日に開かれた、「私的録音録画小委員会」(文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会内)で、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロードしたサイト(以下「違法サイト」)からのダウンロード(※注:「ニコニコ動画」「YouTube」などでのストリーミング視聴は含まない)を、著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法とする」という方向性がまとまった。 同委員会が公表した「中間整理」に対するパブリックコメントでは、「ダウンロード違法化」に対し、一般ユーザーから多数の反対意見が寄せられた。それでも違法化の方向が固まったのはなぜだろうか―― 争点:「30条の適用範囲」とは 著作権法30条では、著作物の複製について、「私的使用」のための複製を認めている。私的使用とは、「個人的に、または家庭内、これに準ず

    私的録音録画小委員会:反対意見多数でも「ダウンロード違法化」のなぜ (1/2) - ITmedia News
  • 匿名ウェブの終焉 - 池田信夫 blog

    Googleがテストを開始したWikipediaに似たサイト、knolが話題を呼んでいる。以前から書いているように、私は現在のWikipediaは「無法者の楽園」に堕していると思うので、競争が起こるのは歓迎だ。特に注目されるのは、このプロジェクトの責任者であるUdi Manber(技術担当副社長)が、knolのコンテンツが署名入りで書かれる点を強調していることだ:このプロジェクトの鍵となるアイディアは、著者を明記することである。でもニュースでも学術論文でも、著者がだれであるかは明記されているが、なぜかウェブは著者を明記する強力な標準なしで進化してきた。誰が書いたかを知ることは、読者が内容を判断する上で重要な助けになるとわれわれは信じる。匿名は、インターネットの原則ではない。初期には、E2Eの原則によってIPアドレスとユーザーは1対1に対応していたし、ネットニュースの投稿も署名入りが基

  • コンテンツ産業は「産業」なのか - 雑記帳

    *1ハーバード大学教授で知的財産法を専門とするWilliam Fisherが著書Promises to Keep: Technology, Law, and the Future of Entertainment(このサイトで原著の序章とch6を読むことができる。また、Introductionの部分は翻訳してみたことがある。)で提唱しているAdministrative Compensation System(ACS:行政補償制度)はインターネットの登場によって急激に発展してきたデジタル・コンテンツの在り方と現行の著作権制度の問題を考える時に有益な視座を提供してくれる、という意味において重要な考え方ではないかと思う。その実現可能性は未知数で、実際に試行するためにはあまりにも多くのハードルの乗り越えなければならないが、実現できるかどうかは別としても、思考実験の道具の一つとして使うのならこんなに

  • 【やばいぞ日本】第5部 再生への処方箋(5)米に500万人の「日本びいき」 - MSN産経ニュース

    日常的に日文化にふれ、興味を持ち、日から刺激を受けている500万人の集団が、米国に生まれた。 米国でのマンガ、アニメブームの仕掛け人といわれる堀淵清治(ほりぶちせいじ)さん(55)の見立てである。サンフランシスコのオフィスで、こう数字をあげて話し始めた。 「SHONEN JUMP(少年ジャンプ、男子向けマンガ雑誌)が実売で月に20万〜30万部出ている。SHOJO BEAT(少女ビート、女子向け)は約3万部だ。それが最低3、4人には回し読みされていることが、読者アンケートから明らかになっている。つまり、約100万人の米国人が、僕らを通して毎月、日文化に触れているわけだ」 「むろん、僕ら以外にもマンガは出版されているし、ゲーム映画といった他の分野経由での日への関心も大きくなっている。ざっとひっくるめて、日びいきの500万人くらいの集団が、米国に生まれたと考えていい」 彼ら彼女らは