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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (417)

  • 日本的陪審員制の結果のような印象: 極東ブログ

    2019年4月19日、当時87歳の飯塚幸三被告が運転するプリウスでの暴走によって、青信号の横断歩道を自転車で横断中の母娘を死亡させ、また他の通行人ら9人に重軽傷を負わせる事故が起きた。飯塚被告は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われたが、東京地裁の裁判では、遺族には謝罪の意を告げたものの、罪状認否では「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が生じ、暴走した」と過失を否認し、弁護士は無罪を主張していた。裁判は9月2日に判決が下り、ブレーキとアクセルのペダルの踏み間違えはなかったとする被告の主張は否定され、「アクセルを最大限踏み込み続けた。ブレーキは踏んでいない」と認定された。この地裁判決を被告が受け入れれば裁判は終わり、禁錮5年の実刑が確定する。彼は控訴するか世間の関心が高まっていたが、今日の報道で、控訴しない意向を固めたと伝えられた。被告と面会

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    smicho 2021/09/20
  • 2020年を振り返って: 極東ブログ

    ブログは久しぶりになる。この間、ほとんど日々ツイッターでなにかしらつぶやいていたので、多少なり私に関心ある人がいても私の健在は伝わっていたかと思う。ブログを実際上休止していたのは、ブロクを書く気力がなかったことと、来年に向けて準備を進めていることに注力したかったからだ。後者についてはだいたい準備は終わった。来年の方向も見えてきた。何をするかというと、少しアカデミックな研究をしたい。世の中は「独学」がブームのようでもあるし、私も独学的な人であるが、できるだけそうではない方向になるだろう。 今年を振り返って、もう一つ私事の方向転換で次に心にかかっていたことは、現実に私を取り巻く人々の関連でもあるが、簡単に言えば、4人もいる子育てにそろそろ終止符を打ち、老後の人生に向かうことだ。この夏、63歳の誕生日をきっかけにいくつか年金書類の申請をした。自分が老人になったのだと思った。 さて、このブログにも

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    smicho 2020/12/16
    実効再生産数だの病床数とか無意味な数字で語るのが好きよね。シンプルに重症者数だけ見とけばいいというのに。
  • 数値から見た今の新型コロナウイルス感染症の風景: 極東ブログ

    数値データが与えられたとき、人はそこから何を読み取るかという課題に暗黙のうちに置かれがちだ。そしてそこには、なにか読み取るべき真の答えがあるかのようにも感じさせる。これが絵画であれば、何を読み取るかは、つまるところ自由だと言っていい。絵画の知識によって読み取りが深まることはあるだろうし、勘違いが減ることはあるだろうが、それでも、最終的に受け取るものを大きく制約しない。他方、そのある種の自由に至るために、人はそれを、飽くこともなく眺めることになる。というように、数値から見た今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の風景を3点、眺めてみた。どちらかといえば、死者のいる風景として。 人工呼吸器の風景 COVID-19の重症の規定は、呼吸困難(呼吸回数や酸素飽和度)や肺滲潤影などによるだろう。が、簡単な視点は人工呼吸器であり、体外式膜型人工肺(Extracorporeal membrane

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    smicho 2020/07/21
  • アベノ10万: 極東ブログ

    なんとなく自分のところには来ないんじゃないかと思っていたアベノ10万が来た。特別定額給付金事業というやつである。政府から現金をもらうというのは、奇妙な体験だなと思ったが、2009年にはリーマンショックの凹みで定額給付金というのがあったはずだ。1,2000円くらいもらって、たしか焼肉かなんか一回喰って消えて笑ったような記憶がある。小渕内閣のときも地域振興券というのがあったが、あれも喰って消えたんではなかったか。いずれにせよ、大人になってもらった奇妙なお年玉みたいなものだったが、さて何に使うかというほどの金額でもなかった。それが今度は10万円である。何、喰うかなと思ったが、一度焼肉喰って消える額でもない。 日常使う銀行口座に入れるかと考えて、そうすると、普通の生活費に混ざって、消えるというか意識から見えなくなるだろう。そもそも減税みたいなものだから、あまり意識する気もないが、ただ微妙な感じはあ

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    smicho 2020/07/12
    10万て一律でもらえるものだったんだな。所得証明めんどくさいと思ってゴミ箱につっこんじゃってた。
  • 「香港獨立」という表記の意味合い: 極東ブログ

    明日は、六四天安門事件という呼称からわかるように、1989年6月4日、北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していた市民に北京政府が軍を向けて虐殺を行った記念日である。北京政府下に置かれた香港警察は1日の時点で、天安門事件の追悼集会を禁止すると発表した。香港で毎年吉例のこの集会が禁止されるのは、今回が初めてのことだ。香港の民主化を恐れる北京政府の思惑が感じられるかのようだが、表向きは新型コロナウイルスによる対応としている。しかし、COVID-19の対応の必要がなくなっても、もう二度と天安門事件追悼集会は開かれなくなるのではないか。つまり、反体制活動を禁じる「香港国家安全法」が機能しはじめるだろう。香港はそうして、中華人民共和国に飲み込まれていくのだろうか? 私はそうもいかないだろうと思う。 注目するのは、言語である。最近の香港のデモで、「香港獨立」という表記のバナーというのか、旗を映像

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    smicho 2020/06/04
  • 辯・辨・辦、怎么办?: 極東ブログ

    よく使われるのに、旧漢字というか繁体字が連想しずらい簡体字に「办」がある。調べると、わかるが、「辦」である。簡体字は真ん中の「カ」を強調してその左右を省略したのではないかと推察するが、「カ」が発音を示すわけでもなく、発音は、bàn である。 中国語では「办」は、「办公室」とかにもある、ごく基単語なのだが、日語で「辦」という字はあまり見かけない。 というか、日語の簡略字が何かがあるはずなのだが、なんだかよくわからない。と、この字を見つめていて、あれこれは、道元禅師の『辧道話』の「辧」ではないかと、よく見ると、真ん中は「刀」、つまり、別の文字である。ただ、この『辧道話』は、戦後日では『弁道話』とされていることも多いので、してみるに、「辧」は「弁」かと、考えていく途中で、あれれ、「弁護士」と「弁理士」を思い出した。 「弁護士」と「弁理士」は、旧漢字で書くとこうなる。 「弁護士」 → 「辯

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    smicho 2020/06/04
  • 「# 検察庁法改正案に抗議します」が理解できなかった: 極東ブログ

    私のようなのんきなブロガーでも、昨日の朝、降って湧いたようにTwitterで、「#検察庁法改正案に抗議します」というタグが広がっているのを知った。印象としては、自然な市民の声というより、9日の夜に事実上組織的な仕込みがあったんじゃないかという不審な感じがした。しかし、それはそれとして、何の騒ぎなのか当の問題点を理解しようとしたのだが、よくわからなかった。合わせて、政府が示した三権分立の図は間違っている、といった話題が付随していた。が、こちらのような概ねくだらない騒ぎと見てよいようだった。 重要なことは、検察庁法改正案の問題点を理解することだが、自分なりに一次情報(閣第五二号 国家公務員法等の一部を改正する法律案)に当たってみたのだが、皆目わからない。率直なところ、私のような凡庸な市民にはわからない性質かなと思った。その後、この運動の盛り上がりに付随する説明などを読みながら、もにょった。 ま

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    smicho 2020/05/12
    元首に不逮捕特権が必要な理由が思いつかない。
  • ソ連崩壊の主原因は何か?: 極東ブログ

    ソ連崩壊の主原因は何か? ちょっと考えさせられることがあったので、再考してみた。話の枕に、ネットを検索してみた。 Wikipediaを見ると、日語版には「ソ連崩壊」の項目があるが、経緯をメモ書きしただけで、原因についての言及はなかった。英語版は充実していた。が、経緯が詳細なだけで、原因考察はなかった。考えてみるに、Wikipediaって、なぜ?に答えるものではない。 『世界雑学ノート』というサイトが2位にヒットした。いわゆる一般向け解説サイトのようである。それによると、「原因の一端は、ゴルバチョフが小規模な改革を繰り返すにとどまり、抜的な経済見直しを実行できなかったことにあります」とある。同時代を生きた自分でもそんな印象はある。 『世界平和アカデミー』というサイトも比較的上位にあった。内的要因と外的要因を分け、内的は①ゴルバチョフ書記長の登場、②民族主義の高揚、③エリツィンの登場、④反

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    smicho 2020/05/09
  • 散歩して春の陽射しを少し浴びること: 極東ブログ

    2年前のことだが、国際的に権威ある医学誌『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)』にビタミンDを補うことで風邪の予防ができるといった研究が掲載された。けっこう話題になったので覚えている人もいるだろう。 正確なソースは、"Vitamin D supplementation to prevent acute respiratory tract infections: systematic review and meta-analysis of individual participant data(急性呼吸器感染症の予防のためのビタミンD補給:システマティック・レビューと個々の参加者データのメタアナリシス)"(参照)という記事である。 結論はこう。 Vitamin D supplementation was safe and it protected against acute re

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    smicho 2020/04/08
    ARDSってビタミンDの欠乏で起こることもあるらしい。COVID-19、腎感染・腎機能障害→低カリウム血症&ビタミンD欠乏→ARDS発症みたいな経路もあるんだろか。
  • 「開け、ゴマ」って、そういう意味だったの?: 極東ブログ

    長いこと疑問にも思っていなかったけど、実はとんでもない勘違いをしていた、ということは誰もあるのだろうと思う。「こんだら」とか。まあ、それに類することなのだが、びっくりしたのだった。「開け、ゴマ」である。60年以上生きていて、ずっと誤解していたのだ。 「開け、ゴマ」 もちろん、それが何かは知っている。『千夜一夜物語』(アラビアンナイト)の『アリババと40人の盗賊』に出てくる、呪文だ。岩戸に盗賊団が隠した宝物をアリババという少年が、潜み聞き及んだこの呪文で岩戸を開いたというあれだ。 英語だと、Open Sesame (オープン・セサミ)である。「セサミストリート」もこれに由来しているはずだが、どのような由来だったか。おとぎ話の世界で、呪文で夢が開けるといったイメージで捉えていたのだ。というところで、Wikipediaを見るとこうある。 「セサミストリート」とは、番組の舞台となっているニューヨー

  • 人を呪縛する内的な為替ともいうべきものについて: 極東ブログ

    話のネタとしてよく知られていることだが、都道府県で世帯あたりの預貯金の現在高(定期性預貯金)がもっとも多いのは、香川県である。香川県民は、貯金しまくっているらしい、とネタは続く。統計局で詳細を見ると、定期性預貯金の割合では秋田県がもっとも高いので、やたら貯金するのは、秋田県民と言えるかもしれない。が、貯蓄年収比で見ると、香川県がトップに出てくる。統計年の差や統計の見方の差はあるだろうが、概ね香川県民には貯金する傾向があるとは言えそうだ。なぜなのか? 香川県にはなにか秘密があるのだろうか? 他に、香川県の奇妙な特徴といえば、糖尿病が多いことだ。糖尿病死亡率が2018年にワースト3位。香川県の糖尿病は安定的に上位をキープしている。なぜなのか? うどん、だろうか? うどんの消費がもっとも多いのが香川県だと言われている。「言われている」というのは、「うどん・そば」の消費は統計値があるが、うどん単独

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    smicho 2020/02/25
  • 「桜を見る会」を見るに: 極東ブログ

    「桜を見る会」問題にまるで関心がわかない。またくだらないことやって国会を浪費しているなあと思うが、国民から選ばれた代議士がやっているのだから、くだらないと思わない国民もそれなりに多いのだろう。そうした国民の政治意識も民主主義というのは汲み取っていかないといけない。私としては、そういうものだろうと思うに留めるべきだ。 それでも、「桜を見る会」がなぜ問題なのかというのが、いま一つわからない。Huffpostに『「桜を見る会」が5分で分かる。安倍首相の関与、破棄された招待名簿など5つのポイント』(中崎太郎記)という記事があったので、目を通す。項目に自分のリアクションを添えてみる。 ポイント1:招待に安倍首相の関与は? →関与はあっただろう。 ポイント2:前夜祭の費用は誰が負担? →論点が理解できず。 ポイント3:不適切な人物が招待された? →論点が理解できず。 ポイント4:名簿・公文書の管理。政

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    smicho 2019/12/09
    事実上の買収だと瑣末な問題とはちょっと言えないし、より喫緊な課題があったとして、それは民主主義のコストとして受け入れるべきよな。つーか経済と災害処理を差し置いてエネルギーと安保の優先順位のが上なのか。
  • WTO、運命の日は12月10日: 極東ブログ

    ろくでもない事態になることがわかっていて、どうにもならない、というのが現実というものだろうし、歴史の真なる姿というものはそういうものなのかもしれない、と呑気なこと言ってられない事態になった。12月10日がやってくる。WTO(世界貿易機関;World Trade Organization)が国家間の紛争解決で機能不全になる。ごく簡単に言うと、WTOが明日死ぬ。日時間だと明後日だろうか。残念だったなあ。 ニュースを確認にしておく。NHKニュース『WTO 紛争解決で初の機能不全に 委員選任 米の反対で難航』より。 WTO=世界貿易機関は10日、貿易紛争の解決が1995年の設立以来初めて、機能不全に陥る見通しとなりました。アメリカの反対で、紛争解決にあたる委員が選任できないためで、貿易をめぐる各国の対立は一層激しくなりそうです。 (中略) 貿易をめぐる対立が加盟国どうしの協議で解決できない場合、

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    smicho 2019/12/09
  • なぜ、"How do you do?" と言うのか? (あるいは言わないのか?): 極東ブログ

    なぜ、"How do you do?" と言うのか? あるいは言わないのか? 「言わない」ほうについては、ネットを引くといろいろ情報が出てくるようだ。「ようだ」というのは、この件について、どの情報が情報と言いうるかよくわからないからである。とはいえ、概ね、現代英語では、"How do you do?"とは言わないと言っていいだろう。それはなぜか? というと、古めかしい英語表現だから、というのがとりあえずの答えになる。日語なら、「お目にかかり幸甚でござる」とまではいかないか(ちなみに、こんな古語はないだろうけど)。 いずれにせよ、古臭い印象は与えるだろう。上流階級の挨拶を模したジョークになってしまうかもしれない。 普通なら、”Nice to meet you.”、”I’m happy to meet you.”、少し固くても、"Pleased to meet you."あたりだろうか。 と

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    smicho 2019/11/08
  • 即位礼正殿の儀のこと: 極東ブログ

    朝、NHKの番組表を見ると、ほとんど終日、即位礼正殿の儀の番組なので呆れた。平成の時もそうだったろうかと思い出そうしたが、記憶が今ひとつ曖昧だった。30年前と違いは、いろいろあるだろうが、そうだな、ネットの反応、特にSNSの反応というのも大きな違いなるにだろうと思った。 ネットを覗くと案の定、関心を持つ人は多そうだった。天皇を好意的に受け止める人がこうも増えたものかと思い、こうした傾向は日ナショナリズムの一つの達成でもあるのだろうなと他人事のように思い、なんの気なしに私もつぶやいた。 皇室が偉いというのは、国民国家意識が芽生えた江戸時代にできたもんだと思う。 それが、プチ炎上した。というか、罵倒を数多くいただいた。概ね、間違っている、歴史も知らないのか?、古典を読め、バカじゃね、といった類で、簡素なものだった。まあ、Twitterにありがちなことだし、その人たちに、①朱瞬水から水戸学の流

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    smicho 2019/10/24
    シンプルに、日本人の多くが天皇家の傍流だからだと思うんだが。>皇室への敬意
  • "constitutional"という言葉は「憲法の」と訳してよいだろうか?: 極東ブログ

    英国最高裁判所は、英国時間の24日、ボリス・ジョンソン英首相が5週間にわたり議会を閉会したのは違法だ、という判決を下した。よって翌日から、下院議会は継続することとなり、ジョンソン首相はまたも手痛い失敗となった。 というニュースをBBCで聞いていたのだが、そこで、”constitutional”という言葉がなんどか出てきて、あれ?と思ったのである。これ、日のメデイアだと「憲法の」あるいは「憲法上の」と、なんの考えもなく、訳してしまうのではないだろうか。 まず、BBCの該当ニュース"Supreme Court: Suspending Parliament was unlawful, judges rule"を文字で確認しておこう。 But Supreme Court president Lady Hale emphasised in the ruling that the case was

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    smicho 2019/09/26
  • [書評] 絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか: 極東ブログ

    人類史関連のを探していたら、アマゾンが『絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか』を推してきた。まあ、一般向けのなら軽くて読みやすいだろうと、さほど期待せずに読んだら、これがまさに自分が読みたいだった。自分も知らなかった新しい知見が読みやすく書かれているので、いつの作品か見ると、2018年1月だった。内容的には2009年原書の、『そして最後にヒトが残った―ネアンデルタール人と私たちの50万年史』とかぶる感じもあったが。 表題からすると、「絶滅」が注目されるが、普通に、最先端の人類学を簡素にまとめたになっていた。自分の人類学の知識をリニューするいいきっかけにもなった。 一番、これはまいったなあと思ったのは、コンラート・ローレンツの攻撃についての考えがあっさりと否定されているところだった。ローレンツは私が中学生のときに大きな影響を受けた学者で人生観の基礎になっているのだが、うあ、否

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    smicho 2019/09/23
  • 東京電力福島第一原発の事故刑事裁判、地裁判決についての雑感: 極東ブログ

    東日大震災の津波による東京電力福島第一原発の事故について、検察審査会の議決で強制起訴された東京電力旧経営陣の三被告、東京電力の勝俣恒久元会長(79)、武黒一郎元副社長(73)、武藤栄元副社長(69)に対して、東京地裁による判決があり、全員、禁錮五年が求刑されたが、無罪となった。以下、事実関係や裁判の認識については、NHK『詳細 東電刑事裁判』を参考にした。というか、それによる不出来な感想文のようなものである。 今回の地裁で刑法上問われたのは、結果回避義務である。そして争点となったのは、原発事故を引き起こすような巨大津波を経営陣が予測できたかという、予見性である。具体的には、二点に分けられた。①どのような津波を予見すべきであったのか、②津波が襲来する可能性についてどの程度の信頼性、具体性のある根拠を伴っていれば予見可能性を肯認してよいのか。 無罪となった理由は、「津波が来る可能性を指摘する

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    smicho 2019/09/20
  • 9月5日の京急踏切事故のこと: 極東ブログ

    5日の京急踏切事故はツイッターなどはもう話題を見かけなくなったなと、Diplomatのその関連の英文記事を読みながら思った。NHKのニュースなどで取り上げられることも、もうなくなった。 事故は、神奈川新町1号踏切で発生した京急電車とトラックの衝突である。トラック運転手が死亡し、乗客30人以上が負傷した。大事故ではあったが、死者は67歳のトラック運転者のみであった。 事故の真相は未だによくわかっていないようだ。というか、そう単純に解明されるものでもなさそうだ。 当初ツイッターでは、ありがちな話題の展開ではあるが、誰が悪いかが焦点になった。真相がわからなければ、誰が悪いかなど、なんとも言えないが、それでも大雑把に言って、トラック運転者の運転に問題があったことは明らかだろう。 Diplomatの記事では、事故を背景から捉えていた。特に、大都市・東京が他の国の大都市と比べて格段に踏切が多いことを指

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    smicho 2019/09/18
    >個人的に心に引っかかっているのは、運転手の心理である
  • サウジ石油施設攻撃について: 極東ブログ

    14日、サウジアラビア東部にあるサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの石油施設の2カ所がされた。この事態は日でもすぐに報道されたが、その後の経過や意味、解説について、週末と連休を挟んでいるせいか、国内の報道は薄い。NHKでも断片的であり、何より報道ソースをCNNやロイターに頼っている。他、大手新聞社の報道も薄い。共同もロイターを孫引きでしか伝えていない。この状態はすでに日の報道の危機とも言えるだろう。現状、日国内での実質的な報道は、海外報道社の日語版によるものか、あるいはヤフーブログで識者とされるブロガーのコメントが目立つくらいだ。が、ブログという建前からは通常のブログ同様、恣意的なものにならざるを得ない。私の記事もそうした恣意的なものではあるが、今後さらに懸念される事態にもなりうるので言及しておきたい。 一番の懸念は、端的に、戦争である。米国とサウジアラビアが組んでイランと戦

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    smicho 2019/09/17
    サウジ劣勢だし、トラさん今回のディールでイランにイエメンから手を引くよう迫るつもりだったんじゃないの? だとすると声明通りフーシー派の犯行と見て良さげ。例のごとく革命なんちゃら隊の暴走もあるでしょ。