米FDA、医薬品不足を警戒-インドが一部原薬の輸出制限で Riley Griffin、Ari Altstedter インドが医薬品の一部原薬で輸出制限を打ち出したことを受け、米食品医薬品局(FDA)は医薬品不足を警戒している。インドの措置によって、世界にまたがる製薬業界のサプライチェーンに混乱が生じる恐れがある。 インドは3日に今回の措置を発表した。背景には医薬品有効成分(API)不足を巡る懸念が強まっていることがある。中国では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、API製造企業の多くが生産停止または減産を余儀なくされている。 インド政府の通知によると、輸出制限の対象には市販の解熱鎮痛剤に含まれるパラセタモールの他、抗菌薬に使われるメトロニダゾールやさまざまなビタミンB剤などが含まれる。 FDAのハーン長官は3日、議会公聴会で「インドは26の医薬品有効成分で輸出を制限した。これは同国の輸出能
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