smtz8のブックマーク (356)

  • 『日本軍の治安戦-日中戦争の実相』笠原十九司(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 書は、「プロローグ」の最後に目的が書かれ、「あとがき」では明らかにしたことを3つにまとめ、2つの問題を指摘していてわかりやすい。 目的は、つぎのように書かれている。「日軍が華北を中心に展開した治安戦においてどのようなことをおこなったのか、日軍の占領統治の安定確保を目的とした治安戦が、どのようにして中国側で三光作戦といわれるものになったのか、そして日軍の意図とは逆に多くの農民を中国共産党・八路軍の方へ追いやり、抗日戦争を激化させる結果になったのはなぜか、それらの実態と全体像を明らかにすることなくして、日中戦争の実相に迫ることはできないであろう。書では、治安戦を「おこなった側」の加害者・日兵の論理と、「された側」の被害者・中国民衆の記憶とを照合させながら、日中戦争の実相に迫っていきたい」。 その結果、著者、笠原十九司は、「第一に、日中戦争(一九三七年七月-四五

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    smtz8 2011/03/02
    『日本人戦犯が帰国後、日本人に話すことはあまりなかった』これちょっとおかしい。彼らは話したけど、日本国民に聞く耳がなかったのでは?また「話さない」としたらその背景にある日本社会の圧力にも触れないと
  • asahi.com(朝日新聞社):デモ弾圧の傭兵、寄せ集めも リビア反体制派、心寄せる - 国際

    反体制派に捕らえられたチャド出身の若者ら政府側の傭兵たち=25日、リビア・ダルナ、越田省吾撮影捕らえた外国人傭兵のパスポート。チャド出身だが、リビアの旅券が1月31日に発給されていた=25日、リビア・ベイダ、越田省吾撮影  【ダルナ(リビア東部)=井上道夫】リビアのカダフィ大佐に雇われたアフリカ系兵士が、教室の一角にうずくまっていた。記者と目が合うと、不安そうな表情でじっと見つめ返してきた。反体制派側の調べに「チャドから10日前にやってきた」と証言する16歳の少年だった。  リビアでは、政権側が反体制派に激しい攻撃を加えている。その中心となっているのがアフリカ系傭兵(ようへい)部隊だ。反体制派が制圧したリビア東部ダルナに25日入り、捕らえられた傭兵らの拘置所として使われている高校を訪れた。  拘置所の責任者によると、中東で反政府デモが広がったことを受け、政権が兵士をかき集めた形跡がある。

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    smtz8 2011/02/26
  • 「ハーグ陸戦条規」の曲解で成立する「解釈否定論」 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20110103/p1#cでの(青狐ほかの)議論の整理。 私の理解では、tdamさんの主張は、基的には以下の2つで構成されている。*1 (1)中国兵は軍服を脱いで市街に逃亡/潜伏した時点でハーグ陸戦条規違反である (2)違反した兵士の無裁判処刑は、合法/不法の双方の見解があり、不法殺害だと断定できるものではない。 しかし、上記(1)は奇妙な論である。というのも、ハーグ陸戦条規にはそのような条文は存在しないからだ。 この奇妙な論を成立させているのは、tdamさんの独特な「ハーグ」第1条解釈である。 tdamさんは以下のような「解釈」を述べる。 tdam もちろん、文字通りは、"民兵及義勇兵団"についての"左ノ条件"(第1項から第4項)を満たせば"交戦者ノ資格"・"権利義務"を有するものとみなす、という規定であることは分かっています。

    「ハーグ陸戦条規」の曲解で成立する「解釈否定論」 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 47NEWS(よんななニュース)

    タクシー業者「我慢の限界」 高知県内の運賃4年ぶり値上げ 燃油高騰、コロナ後も客足戻らず 利用者はあきらめも

    47NEWS(よんななニュース)
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    smtz8 2011/02/25
  • Amazon.co.jp: 八路軍の日本兵たち: 延安日本労農学校の記録: 香川孝志, 前田光繁: 本

  • BS世界のドキュメンタリー

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    smtz8 2011/01/28
    『ハマス 熱情の女』。ハマスの女性活動家について。狂信的とかいう紹介が気になるが、こりゃ貴重なドキュメンタリーかも。2011年2月1日(火)午後11:00-11:50NHK BS1。
  • 「日本」内部の「裂け目」を認識させるとができるか? - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    最後はapemanさんの問題提起を丸ごと転載なのだが、これは自分の課題ともしたいので、あえて丸ごと転載です。 (apemanさん ) >「内部」は極めてナアナアでベッタリした空間 というのもフィクションであって、日中国の関係では日が「殺しに出かけた」側であっても、日の内部には「殺すために動員した」側と「動員された側」という対立が来あったはずだし、その対立を忘れない人々は(保守派のなかにも)いるわけです。いわゆる「軍部悪玉論」とは違うかたちで日のなかにもあるこうした裂け目を認識してもらえれば、一歩前進ということになるのかもしれません。

    「日本」内部の「裂け目」を認識させるとができるか? - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 仮説=日中戦争は政治テロである(メモ1) - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    加藤陽子氏によれば、日中戦争の(日側の)当初の目的は「蒋介石政権の全国統一の妨害」である。*1 南京戦の段階では、蒋介石政権を屈服・転覆させることが目的となる。しかし蒋介石政権は屈服しなかった。 日中戦争の目的性がわかりにくいのは、自衛戦争でもなく、かといって領土獲得を目的ともしていない、いわば「国家による政治テロ」的な性格に由来するのではないかと私は考えている。 そしてその国家テロ的性格は、現代のあの戦争を想起させる… そう、イラク戦争を。 *1:その背景には、(満州事変後の)対中国貿易の不振があった。(『戦争の日近現代史』289〜290頁)

    仮説=日中戦争は政治テロである(メモ1) - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 「日中戦争を直視しない現象」 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    さて「戦争動員責任」をどう考えるか、という論点は「自衛戦争」だったのか否か、という論点に直結している。「自衛戦争だった」認識ならば(戦争指導者や靖国神社の)戦争動員責任はスルーできるが、「自衛戦争とはいえない」認識ならば(戦争指導者や靖国神社の)戦争動員責任は当然問われる。 ここで、とくに問題になるのは日中戦争だ。 「自衛戦争だった」認識の人にとって「日中戦争は自衛戦争だったのか」という問いは最大の足枷であるに違いない。 したがって、多くの「自衛戦争だった」認識の人は、「日中戦争は自衛戦争だったのか」という問いをスルーする傾向にある。 これを仮に「日中戦争を直視しない現象」と呼ぶ。 以上、フレームワークとして提示します。

    「日中戦争を直視しない現象」 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 1941年に始まっていた?「日中戦争の忘却」(または大東亜戦争正当論に見られる概念操作) - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20060819/p1#cでのコメント、ありがとうございました。とくにスワンさんの問題提起は重要ですが、少し自分の中で消化途中ですので、とりあえず自分のコメントを再掲します。 一般国民が(動員されることで)日中戦争に加担した・協力したという ことは否定し難い事実だと思うのです。ただこの事実はずっと忘却あるいは空とぼけされてきた。 このことに関して、monduhrさんという方のとても興味深い考察をみかけました。 http://d.hatena.ne.jp/monduhr/20060818/1155864626 このエントリによると、1941年の時点で「日中戦争」に対する「空とぼけ」は始まっていたということになります。45年以降の「空とぼけ」現象も、41年時点で始まっていた現象の延長だと考えることもできそうです。』 (2006/

    1941年に始まっていた?「日中戦争の忘却」(または大東亜戦争正当論に見られる概念操作) - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 大阪大学名誉教授の加地伸行について - Transnational History

    6/09 産経「中国はずっと地方自治」 正論懇話会で*1加地伸行・阪大名誉教授 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080609/plc0806091803003-n1.htm http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/151724/ 大阪「正論」懇話会の第11回講演会が9日、大阪市北区の帝国ホテル大阪で開かれ、論語研究の第一人者で大阪大学名誉教授の加地伸行氏が「中国とのこれから」と題して講演した。中国人には「当の意味で国を愛するということがない」などと述べ、中国質を見極める重要性を強調した。 加地氏は1300年続いた「科挙」の歴史を紹介する中で、地方の実権は世襲制だった下級官僚が握っていたと指摘。四川大地震でも地元の軍区の軍隊しか出動していない状況を示して「中国の人民解放軍は複数の軍区が実

    大阪大学名誉教授の加地伸行について - Transnational History
  • 「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」第1回、第2回を見て(追記あり) - Apeman’s diary

    この番組について書く前にとりあげたいもあり、また第3回、第4回も見たうえで評価したいということもあって、とりあえず思ったことを漫然と書いておくことにする。 1月16日に放送された第2回「巨大組織“陸軍” 暴走のメカニズム」について、hokusyu さんが次のようにコメントしておられる。 昨日のNHK戦争話は、まあ実証歴史学の罠というか。よくあるホロコースト機能派批判がそのまま通用してしまう感じ。つまりカタストロフがあたかも「運命」であったかのように物語られることですが。 (http://twitter.com/#!/hokusyu82/status/26857725812019200) たしかに「暴走のメカニズム」といったタイトルは視聴者にそうした「物語」を暗示しかねない。第1回の導入部では当時の軍・政府関係者の戦後の発言が紹介されていたが、佐藤賢了の次のような発言*1は「カタストロフ

    「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」第1回、第2回を見て(追記あり) - Apeman’s diary
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    smtz8 2011/01/21
    『中国側代表の歩平氏から「ある事項と事柄の非連続性・偶発性・外因性を強調する『非構造的歴史観』は根本問題の判断を忘却させる」という批判』/庄治氏のは「冷静な日本感情的な中国」という印象誘導もあるかな?
  • 南京事件と軍事のコスト - 過ぎ去ろうとしない過去

    ■南京大虐殺における殺戮の簡略な分類 http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20110103/p1 ■新たな「解釈否定論」?(補足;解釈否定派の「倒錯」について) http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20110105/p1 一連の議論を読んで、奇しくもちょうど一年前に書いた次のような記事を思い出しました。 ■軍事のコスト http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20100105/p1 ここで簡単に論じたのは、倫理的価値を軍事的合理性よりも優位におくことによって「軍事のコスト」を上昇させ、戦争の発生を抑止することが可能なはずである、ということです。そのような価値の序列をわれわれが共有していくためには、未来に起こりううる戦争だけでなく、過去に起こった戦争についても、その視点においてまなざされるべきなのです。 亜門さんや青狐さ

    南京事件と軍事のコスト - 過ぎ去ろうとしない過去
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    smtz8 2011/01/08
    『日本軍が侵略者であったという事実は重いのであり、その事実の前では、たとえどのような軍事的必然性があったとしても/日本軍による非人道的な行為については、道義的責任があることをはっきりと認識すべき』賛同
  • 新たな「解釈否定論」?(補足;解釈否定派の「倒錯」について) - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    ※久しぶりに南京事件について書いたので、アップ後いろいろ加筆しました。1/6 1時15分で加筆終了です。申し訳ない。 http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20110103/p1のコメント欄 id:tdamさんのコメント。 また、戦闘詳報に書かれたその「捕虜」が、いわゆるハーグ陸戦条約における捕虜(第1条の4要件を満たす=捕虜としての権利がある)と同一という根拠は何ですか?「捕まえた便衣兵」という意味かも知れませんし、なんともいえません。 id:tdamさんの意図は分からないが、「解釈否定論」に悪用される恐れがあるので、いちおう反論を加えておきたい。 参考;6年近く前のエントリhttp://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20050515 「捕虜」と戦闘詳報に記載されている以上は、その者を「捕捉」した、ことを意味する。 それが交戦資格を持つ者(正規兵

    新たな「解釈否定論」?(補足;解釈否定派の「倒錯」について) - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
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    smtz8 2011/01/08
    『侵略された側が生き延びるために行ったことに対し、「侵略した側」が裁く(あるいは不法行為と判断する)行為そのものに、正当性(正統性というべきか)はほとんど存在しないと考える』賛同。
  • asahi.com(朝日新聞社):旧軍医学校跡を発掘へ 東京・戸山「七三一部隊の拠点」 - 社会

    1989年に大量の人骨が見つかった東京都新宿区戸山の旧陸軍軍医学校跡地で、厚生労働省は近く、初めての発掘調査に着手する。この場所を巡っては軍医学校に勤めていた元看護師が「終戦後、進駐軍に見つからないように人体標が埋められた」と証言している。発掘調査を求めてきた市民団体によると、戦時中に中国で細菌や毒物の生体実験をしたとされる関東軍防疫給水部(七三一部隊)の日における研究拠点があった場所にあたるという。  発掘調査のきっかけは、戦時中に軍医学校に召集されて勤務していた女性が2006年、「終戦後に軍医学校付近の少なくとも3カ所で解剖した遺体の標が埋められた」と初めて具体的に証言したこと。それを受け、当時の川崎二郎厚労相が調査の実施を明言した。  女性が証言した場所は、都立戸山公園に隣接する国有地(1)、その約250メートル東に位置し、89年に100体分以上とみられる人骨が掘り出された場所

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    smtz8 2011/01/07
  • 『証言集』の刊行について - 黄土高原 紅棗がみのる村から

    私がこの5年半の間に老人たちから聞き取った記憶=『証言集』(証言という言葉は使いませんが、とりあえず)の発刊についてですが、けっきょく、来年3月、東京大学東洋文化研究所の叢書の一環として出させていただくことになりました。 私にはおよそ似つかわしくない“象牙の塔”からの刊行となりましたが、一般の出版社から出しても「売れない!」ということがはっきりしているし(2500部刷った『記憶にであう』は、未だに出版社の倉庫に山積みになっているらしい‥‥)、彼らの記憶を一次資料として残すには、こちらの方がより賢明であろうと、この研究所の教授のお勧めに従うことにしました。 ただし、全文中国語になります。というのも、このは東文研から日および世界の大学と図書館に寄贈されるもので、そのためには、日語などというローカルな言語より、原文である中国語の方がより国際的に通用するであろうと思われるからです。いずれ時を

    『証言集』の刊行について - 黄土高原 紅棗がみのる村から
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    smtz8 2010/12/13
    『私がこの5年半の間に老人たちから聞き取った記憶=『証言集』/の発刊についてですが、けっきょく、来年3月、東京大学東洋文化研究所の叢書の一環として出させていただくことに』黄土の村の抗日戦争の記憶聞き取り
  • 「合法/不法」論を超えて - Apeman’s diary

    先日言及した西日新聞の記事には「戦争中の不法殺害(虐殺)の定義には諸説あり」という一節があって、「虐殺=不法殺害」(ないし「虐殺⊆不法殺害」)ということが前提とされている。南京事件を巡る議論の原点に東京裁判があることを考えると「合法か不法か」が焦点の一つとなることはやむを得ない側面があるとは思うのだが、他方で私たちが東京大空襲や広島・長崎への原爆投下を考える際にその不法性を(法廷なり歴史学の土俵なりで通用する水準で)精緻に考えているだろうか? という疑問も浮かぶ。東京大空襲や原爆投下は“犯罪”として裁かれることがなかったが、私たちが犠牲者中の軍人・軍属の人数や軍需工場勤務者の人数をまるで意に介さずにいられるのは、ある意味でこれらの爆撃が裁かれずに終わったからではないのか? 東京大空襲が「不法」な戦争犯罪であることをきちんと論証する準備のある日人はどれくらいいるだろうか? 「無差別爆撃」

    「合法/不法」論を超えて - Apeman’s diary
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    smtz8 2010/12/13
    『戦争自体が不当ないし不法な侵略戦争であるなら、侵略された側にとってはなおさらである。』
  • 「女性・戦争・人権」学会第12回大会(追記あり) - Apeman’s diary

    「女性・戦争・人権」学会の第12回大会が今日、同志社大学室町キャンパスで行なわれました。非会員の参加も可能とのことでしたので、午後のシンポジウム「「女性国際戦犯法廷」10年を迎えて――ハーグ判決実現に向けた課題と展望――」に出かけてきました。パネリストは林博史氏、渡辺奈美氏*1、松克美氏*2、の3名(発表順)。シンポジウムの様子は活字化されて学会誌に掲載されるとのことなので、ここでは私の印象に強く残った点についてのみ、簡単に。 松氏の発表ではこれまで約130件近い判決がでている戦後補償裁判についてとりあげられていましたが、そのすべてで原告敗訴が確定している*3反面、裁判所が原告の請求を斥ける根拠を時系列に沿ってみてゆくと、そこには“請求を斥ける根拠が少しずつ掘り崩されてゆく”という意味での前進があったと言えるようです。原告敗訴であることには変わりありませんし、今後原告勝訴の判決がでると

    「女性・戦争・人権」学会第12回大会(追記あり) - Apeman’s diary
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    smtz8 2010/12/06
    『改めて“いまだ調査を待っている膨大な資料があり、ほとんどの日本人がまったく知らない戦争犯罪がまだまだある”ということを知らされました。』
  • 八路軍と共に生きた日本人:従軍看護師の半生_中国網_日本語

    話し手=中村京子 文=人民日報海外版 何雁 中村京子さん 中国に渡ったのは少女の頃 私は福岡県の片田舎で生まれ育ちました。1945年5月、中学を卒業したばかりの私は、3人の同級生と共に遼寧省錦州市にあった満鉄(南満州鉄道株式会社)の看護師学校に第5期生として進学しました。進学後まもなく、8月15日、敗戦の日、日が無条件降伏したことが校内の放送で流れました。 9月になると八路軍(中国国民革命軍第8路軍、中国人民解放軍の前身)の負傷兵が病院に運び込まれるようになりました。10月末、私たちは下の広場に集められました。八路軍の院長が通訳を通じて私たちに伝えたのは次のような内容でした。「中国国内の戦況はとても緊迫したものになっている。国民党軍はすでにこの街に進軍しており、我々八路軍は撤退を余儀なくされている。我々には医療者が不足しているため君たちの力が必要だ。我々八路軍と共に逃げる意思のあるものは

  • 弁護士 永尾廣久のブログ 戦争体験記

    ラマ教 数少ない休みとして、日曜日以外の日もありました。祝日です。ただ、何の祭日か分かりませんでした。お寺を回っているうち、広場でお寺のお祝いがあっていました。雛段の上段に子どもの僧、いろいろの供物があり、大人の僧が低頭しています。蒙古人のお婆さんもいて、最上の礼らしき、頭を地につけて供え物を捧げています。子どもの僧は活仏だそうです。

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    smtz8 2010/10/25