前回は画面遷移について解説しました。 今回はデータを画面に表示するところから一歩進んで、 ユーザのインタラクションを受け取って画面を更新する方法を解説します。 今回は次のEmber.jsアプリケーションの仕組みを理解することを目標にします。 Ember Starter Kit 『記事が長い場合は途中から省略して「もっと読む」をクリックすると続きが表示される』というアプリケーションです。 前準備 本稿の対象バージョンはこちらです。 jQuery … 2.1.3 Handlebars … 2.0.0 Ember.js … 1.9.1 前回の記事と本稿執筆時点でのEmber.jsの最新バージョンは同じです。 前回の記事を参考にして必要なファイルを作成してください。 ファイルの作成が完了したら、次は今回の解説の基礎となるルーティングとテンプレートを準備します。 ルーティング App = Ember