独自のAI観をもつアップル この記事を書いているのは2018年6月9日。筆者は現在、アメリカ西海岸にいる。6月に相次いで開かれるテクノロジー系イベントと、それに関連して現地を訪れる人々を取材することが目的だ。 一般の人々からの注目が特に集まっていたのは、アップルの年次開発者会議「WWDC(Worldwide Developers Conference)」だろう。WWDCでは毎年、同社がその年の秋に公開する新製品に用いられる各OSの新バージョンの情報が公開されるためだ。 アップルといえば、いまやiPhoneの会社。新OSの内容がわかれば、新iPhoneの動向もつかめるし、アップルという会社の今後の方向性も見定めることができる。
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