2011年サッカー女子W杯で優勝した瞬間。なでしこジャパンが日の目を見なかったときから中心的存在として奮闘してきた澤穂希がカップを掲げる。左端がタレントとして活躍する丸山桂里奈。右から3人目が今回、主将をつとめる熊谷紗希(写真:共同通信) 2011年に女子サッカーワールドカップ(以下、W杯)で世界一になった日本代表「なでしこジャパン」が7月20日開幕のW杯オーストラリア&ニュージーランド大会に出場する。なでしこジャパンは9大会連続出場の実力国だが、日本国内での地上波のTV放送が消滅の危機に陥っている。昨年末にNHKが地上波で生中継する方向で進められていたというが、それも白紙になったという。なぜなのか。 「ようやく退団する……」契約満了前にチームを離れるイニエスタを首位・神戸が本気で止めなかった理由 ◆「“キャラが立つ”選手がいない…」 女子W杯は今大会から出場国が8ヵ国増えて、32ヵ国にな