ネット界隈でよく表現の自由戦士に批判されている武蔵大学の北村紗衣氏らが差出人となって、「女性差別的な文化を脱するために」と言うオープンレターを公開している。このオープンレターでSNSでの振る舞いを非難されている人物が歴史学者が、問題のSNSでの振る舞いを理由に不当に任期無し雇用への昇格を取り消されたと所属先を訴えたことで、再注目されているのだが、言論の自由を強く抑圧しようと言う主張になっているので注意したい。 1. 人格攻撃ではなく、自分たちへの主張への批判を咎めている このオープンレターの差出人と賛同者たちは「性差別的な表現に対する女性たちからの批判を「お気持ち」と揶揄する」ことを中傷や差別的発言とした上で*1、発言者*2と「同じ場では仕事をしない」ことを含めて、「中傷や差別的言動を生み出す文化から距離を取ることを呼びかけ」ている。一見するとそれらしいが、言論の自由を著しく抑圧する主張に