とにかくありとあらゆるジャンルについてのものがありますし、本自体は非常に薄くて小さいので持ち歩く際に邪魔になりません。初学者向けなだけあって学術書にしてはとても安いですし、とにかくとりあえずカバンの中に1冊入れておけば急に時間ができても暇にもならず、電車の中でも少ないスペースで読むことができます。 私がこれまで読んだ中で「これは面白い!」と思ったものは ・SOCIOLOGY ・PHILOSOPHY ・DREAMING ・THE BRAIN ・NOTHING ・LITERARY THEORY ・BORDERS ・LANGUAGES ・SLEEP ・MEMORY ・BEAUTY ・MAGIC ・COMEDY ・FEMINISM ・FREE WILL ・EMOTIONS ・MUSIC ・MODERN ART ・FILM こんな感じです。まだ読んではいませんが、「FILM MUSIC」「ATHEI
John H. Holland "Complexity: A Very Short Introduction" 複雑系、特に複雑適応系(CAS)の概略。対象としては言語・生態系・市場など、ツールとしてはグラフ理論・マルコフ連鎖などが例示されているが、数式は出てこないし、どのみちあまり深みもない。創発性とか対称性の破れなどがテーマになっている。一つにはこの分野がまだ手探りの初期段階というのもあるだろうけど、もしかするとこの著者の語り方が下手なのかもしれないと疑う。どうも複雑適応系の形式的なモデル化を目指す方向の説明らしいが、多くの話が機械学習とか人工知能とかで聞いたようなことだ。ただ、最終章で現状のその類の研究がCASを取り扱うには力不足であることを明白に示しているわけで、確かにそれ以上の話ではあるらしい。まあ「複雑系」と名のつくpop scienceみたいな本は日本語でもあるし、ちとそうい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く