機械式の立体駐車場は、限られたスペースで多くのクルマを収容できるものの、特に高さの制限から入庫できないクルマも少なくありません。背の高いクルマが増えるなか、どう対応しているのでしょうか。 車高「1550mm以下」がひとつの基準 ミニバンやSUV、軽自動車を中心に、背の高いクルマが増えていますが、そのようなクルマは「(機械式の)立体駐車場に入らない」という声が聞かれます。 地下にある機械式立体駐車場の例(乗りものニュース編集部撮影)。 たとえば、現行の5代目よりも背が低かったホンダ「オデッセイ」の3代目と4代目モデル(2003~2013)などは、3列シートのミニバンでありながら全高が1545mmから1550mmに抑えられており、多くの立体駐車場に入れることをひとつのウリにしていました(駐車場によっては全幅や全長などの要因から入庫できないケースもある)。 立体駐車場を手掛ける新明和工業では、タ