高校三年生を対象とした〇五年一一月の全国一斉学力テスト(教育課程実施状況調査)の結果が公表された。いろいろな見方があるだろうが、率直に言って、見方によっていろいろ言えば言えるというくらいの結果だったように思う。というか、私は関心を持たなかったのだが、国語の問題の話を読んでいて、アレっと思ったことがあった。一三日付け時事通信出版局”4分の3が「拝啓」書けず=学力テスト”(参照)より。 【国語】手紙の書き出しの「拝啓」が漢字で書けたのは全体の4分の1。「手水(てうづ)」を現代仮名遣いで書かせる問題も、正解の「ちょうず」が想定正答率65%の半分に満たなかった。「しつど」の漢字書き取りや「未読」のように「未」で始まる熟語を2つ書かせる問いでは、想定を10ポイント以上上回った。 「拝啓」の漢字が書けても「敬具」との対応を知らなかったら意味ないし、そんな決まりは社会人になって要があれば何かを真似すれば