日本でトップクラスに活発な火山といえば桜島。鹿児島のシンボル的存在です。 現在、桜島には約4,700人の住人が暮らしており、海を挟んで4キロ先には、鹿児島市街地が広がっています。筆者は鹿児島在住ですが、活火山のそばでたくさんの人々が暮らしているのは、世界的にも珍しい土地柄なのではないでしょうか? 桜島は一日に何回も噴火することも珍しくなく、鹿児島県民にとってもはや噴火は日常の一部です。 だからこそ、火山灰に悩まされることもしばしば。上の写真はクルマのルーフで、付着している黒いつぶつぶが、降り積もった火山灰です。筆者の住まいは、降灰の多いエリアから離れているのでせいぜいこの程度ですが、エリアによってはもっと積もることもあります。 火山灰の主成分はガラスや鉱物。クルマに積もった灰をそのまま雑巾でこするように拭いたり、ワイパーをかけたりするのは厳禁です。灰は粒子が細かく研磨剤のようになっているた