USJ体験前(左)と体験後(右)に、家族や恋人同士が写った写真を見せた瞬間の脳の変化。体験後の方が赤が濃く、脳が写真に強く反応していることがわかる=USJ提供 テーマパークで遊べば、家族や恋人の「きずな」が深まる――。そんな脳科学調査の結果を、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が1日発表した。USJで遊ぶ前後に自分たちの集合写真を見せて脳の活動を調べたところ、遊んだ後は数値が最大10倍以上増え、より愛し合っていると感じることが確認されたという。 調査の詳細は、USJと共同で研究を進めてきた杏林大医学部の古賀良彦教授(精神神経科)が1日、東京で開いた説明会で公表した。 実験は先月、6組16人の家族や恋人、友人を対象に行った。USJで4時間半楽しんでもらい、その前後に、光トポグラフィーという装置を用いて、脳が活発に活動すると数値が高くなるオキシヘモグロビンの濃度を測定。あわせて心