中国で市民生活にかかわることで、注目すべき事態がふたつ生まれています。 ひとつは豚肉生産を急激に増やしていることで、いまひとつは広東大停電です。 まず豚肉生産ですが、恐ろしいほどの急ピッチで豚増産計画を発動し、世界の穀物相場が逼迫する無計画な爆買いをおこなっています。 ブロイラー生産も並行して増大させたために、すべての飼料の国際市場価格が連動して上昇しました。 「昨年のアフリカ豚コレラ(ASF)の発生後の養豚能力の拡大により、9月の養豚量は860万トンに達し、昨年の同時期から54%、8月から15%増加しました。ほとんどの種の動物飼料生産量は、9月に年々(前年比)増加しています 」(グローバルニュース2020年10月19日) あーあ、なんと迷惑な。 中国は、世界中の豚肉市場から豚肉を輸入しまくるだけではなく、国際穀物市場をみさかいなく荒しまくっています。 この節操のなさは、ガタイが大きいだけ
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