2023年5月8日に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は感染症法の5類に分類された。私自身は5類化に反対する立場ではない。しかし、5類化にともなう国の情報発信はひどいものだった。結果として、現在の日本はひとりひとりが「神頼みのサバイバル」をするほかない放置国家になってしまっている。 「放置国家」と表現する理由 現況をクルマ社会にたとえて説明する。感染を交通事故にみたててみる。 交通事故死者(感染死者)が減ったことから、国は道路交通法違反の取締りをやめ、交通マナーの啓発もやめ、交通事故は自己責任とした。ゆえに、暴走する人や信号無視をする人がいても誰もとがめない。 交通事故死はたしかに減ったがゼロになったわけではなく、しかも命に別状なくても後遺障害(Long COVID)が頻発している。にもかかわらず、国の情報開示は遅く、マスコミも報じず、事故はなかったことにされている。 気づいた
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