ウクライナのマリウポリで住民と会話するロシアのプーチン大統領(手前左)。19日にロシアのテレビ局が公開した(AP) ロシア独立系メディア「メドゥーザ」は20日、ウクライナ東部ドネツク州の制圧地マリウポリを18日に訪問したロシアのプーチン大統領が住民と立ち話をしている際、遠方から「全ていんちき。見せかけだ」との叫び声が上がったと報じた。ロシア大統領府が公開した映像に記録されていたという。 映像によると、プーチン氏が再建された集合住宅の前で住民の歓迎を受けた際に、女性の叫び声が上がった。同行したフスヌリン副首相らが直後に周囲を見回す様子も写っていた。 メドゥーザは、この集合住宅のある地区は、廃虚となったマリウポリで事実上唯一の「復旧を終えた地区」としている。 マリウポリはプーチン氏が昨年9月に一方的に併合を宣言したドネツク州の主要港湾都市。昨年2月の侵攻開始当初から激戦となり、多くの住民が犠牲
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