NECビッグローブは,電力消費や燃料消費などによるCO2(二酸化炭素)排出を植林活動やチケット購入などによって相殺する“カーボン・オフセット”の概念を取り入れたWebブラウザ向け検索ツール・バー「BIGLOBEツールバー for エコ」を企画,11月22日にダウンロード配布開始した。エンドユーザーは,同ツール・バーを用いて検索することで,検索行為によって生じるCO2を相殺できるという。 インターネットの検索エンジンは情報システムであり,電気を消費して動作している。NECビッグローブは,100万回のWeb検索は,約400キロ・グラムのCO2排出に相当すると見ている。このCO2を相殺するため,100万回の検索あたり1本のユーカリをオーストラリアのカンガルー島に植林するという。試算では,ユーカリ1本を20年間運営することにより,400キロ・グラムのCO2を吸収できるとしている。