アメリカ軍はイージス艦によるMD実験「FTM-15 星のカロン」で射程3000km以上の中距離弾道ミサイル(LV-2標的)を使用し、迎撃ミサイルSM-3Block1Aによって撃墜する事に成功しました。この実験によりSM-3Block1Aは北朝鮮のノドンの迎撃だけでなくムスダンやテポドン、中国の東風3といった本格的な中距離弾道ミサイルを迎撃可能である事を証明して見せました。そして欧州ミサイル防衛構想の実現(イランが開発中の5000km級中距離弾道ミサイルを迎撃)に向けて最初のステップを踏み出しました。これは開発中のSM-3Block2Aの実験を始める前の準備実験です。 April 15, 2011 Sea-based Missile Defense Flight Test Results in Successful Intercept : Missile Defense Agency Aeg