秋の味覚の王様といえば「マツタケ」。しかし、近年、国産マツタケに異変が起きていると言います。とくに今年は猛暑や少雨で生育が遅れ、国内一の産地である長野県で生産量が激減しました。 秋の味覚の王様が、ピンチです。 【写真を見る】国産「マツタケ」“消滅の危機” 生産量は60年前の100分の1 に…「子や孫にも教えない」マツタケ採り名人に同行すると… 10月、鳥取県米子市にある青果市場で、マツタケ名人に話を聞きました。 米子青果 植田睦彦参事 Q.今年のマツタケは? 「非常に少ないですね。とくに夏場の高温。10月上旬まで真夏日がある状況の中でマツタケが発生する状況ではなかったんじゃないかと思う」 では、マツタケの生育に必要な条件とは何なのでしょうか? Q.マツタケの生育に必要な条件は? 「やっぱり適度な雨、温度、きちんとした山の管理ですね」 今から35年ほど前、昭和の時代は、鳥取県内でも地元産のマ