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ブックマーク / chakichaki.hatenablog.com (15)

  • あたし彼女 - 本屋のほんき

    あたし彼女 作者: kiki出版社/メーカー: スターツ出版発売日: 2009/02/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (3件) を見るうわさの小説 あたし彼女 似合わないけど かなり無理して 読んでみたよ すっげー感動? すっげー号泣? してる人 いるみたいだけど するわけないじゃん みたいな ストーリー? どうかな そんなに 悪くなかったよ だって 実はちょっと ラストのほうで グッとくるもんあったし だけど あたし中年 ケータイ小説で 泣いたりとか さすがに キモいし それマジヤバくね? みたいな でもこれ やっぱすごいよ ブンガクっていうやつ? ケータイ小説がさ ここまで進化するって みんな思ってた? 新しい表現 バカっぽく見えるけど あれも これも 計算して書かれてる 作者のあとがき 当たり前だけど すっげー普通 文章まとも すっげーギャ

  • ミシュランの重版入荷分が雀の涙な件 - 本屋のほんね

    年末までに3刷までがすでに決まっているミシュランですが、日、2刷の入荷冊数見込みが取次さんから届きました。なんと減数90%!ええっ!ひどい。ここまでとは思わなかった。思わず日販IPSに電話してしまいましたよ。 「ちょっと、すみません減数90%なんですが、これは再交渉の余地はないんですか?」 「ないと思っていただいて結構です」 「なんで?」 「今回の冊数はミシュラン社が書店を指定して決めた冊数でして、我々も触れないのです。我々もまさかこんなことになるとは、と驚いています。大手書店チェーンさんも軒並み90%の減数になってしまっています。ミシュラン社からは、車関係の取引先さんに流す数字が大きいようで、それで書店に流れる数字が少なくなっているようです」 「では今後の重版の予定を、教えて欲しいんですが」 「多分3刷で終わりなんじゃないですか。海外ではクリスマス以降売れないらしいので」 「どうい

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  • 危ない!共同出版―夢を食い物にする錯覚商法 - 本屋のほんね

    危ない!共同出版―夢をい物にする錯覚商法 作者: 尾崎浩一出版社/メーカー: 彩図社発売日: 2007/08/28メディア: 単行購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る書店員ならみんな知ってる自費出版の新風舎商法について告発したです。もう、かなり有名になっているので、いまさらここに追記する必要はないと思いますが、改めて読むとやはり驚くようなことが書いてあります。 このによると、新風舎のやり方は、まず賞を作って原稿を集めることから始めます。「新風舎出版賞」やら「新風舎えほん大賞」みたいなものから「恋愛文学コンテスト」やら「関西弁あじわい大賞」みたいなものまで、何と年間で、二十二個もの賞をつくっていて、原稿を募集します。ここからがすごいのですが、「原稿を読むな」というマニュアルが存在するらしく、選考される際、原稿は冒頭の十ページと終わりの十ページしか読ま

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  • 本屋のほんね - 新書の並べ方・まとめ

    皆様のご意見を集約するとこういう感じでしょうか。 【番号順派】…新刊しかみない、番号順で並んでいるのに慣れているし目録見て探せるからこれでいい派。機械的並べ方。 ○どれが新しいかがすぐわかる。無秩序に並んでいるので、との出会いがある。屋的には管理が楽。 ×前後のタイトルにテーマ関連性が全くなく、目録がないと、とても探しにくい。 【著者順派】…タイトル名か著者名で探しに来ることが多い人の意見。文庫的発想の並べ方。 ○探しやすいし、あるのかないのかすぐわかる。屋的には管理はちょっと手間。 ×同じ著者が複数冊数だしているケースが新書では少ないので、テーマ関連性という意味では、いまひとつ 【テーマ別陳列派】…内容に関連性をもたせて並べる、人文書的発想の並べ方。 ○前後のタイトルが関連しているので、比較したり、一緒に買ってもらえたりする衝動買いを誘発しやすい。 ×逆に「このがほしい」という目

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  • 新書の並べ方 - 本屋のほんき

    とある店舗から新書の並べ方についての質問があった。お客様から「適当に並んでいてわけがわからん」とクレームを頂戴したのだとか。「どうやって並べたらいいのでしょうか…?タイトルで五十音順とかがいいのでしょうか?」って、おいおい、まともな書店員のしてくる質問じゃねーぞ、と思いつつ「とりあえず出版社別にわけて、そのあと番号順に並べるのが正解です。どこの店でもそうしてます、とっとと並べかえなさい」と回答したのだが、はたして当にそれでよかったのだろうか、といまさらながらちょっと考えた。 昨今の新書ブームで新書の前年比が150%を超えていたりするのだが、ロングセラーの売上が跳ね上がったという実感は全く無い。一部の化け物みたいに売れるメガヒット作を除けば、1タイトルあたりの売上は昔から変わっていない気がするのである。「ゾウの時間ネズミの時間」の売上が新書ブームだからと言って爆発的に伸びただろうか?全然変

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  • ■ - 本屋のほんき

    下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書) 作者: 三浦展出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/09/14メディア: 新書 クリック: 35回この商品を含むブログ (79件) を見るこので言いたいことは、結局のところ「おわりに」と「あとがき」の数ページにまとまっているので、そこだけ読めばOKなのですが、それだけでは三浦展氏の、言いたい放題の統計漫談を楽しむことは出来ません。 しょっぱなの下流チェックからしてすでに暴走気味です。「石原慎太郎に心ひかれる」「中国韓国はいやだと思う」だけで、あなたの下流指数はアップしますが、「実はロリコン気味である」までがチェック項目に入っているのには笑いました。無関係の写真に勝手にキャプションつける手法も健在ですし、今回はコラムという形で、統計とは関係のない三浦氏の私見も混ざっているので、「アメリカのスッチーは下流だ」とか「森永卓

    ■ - 本屋のほんき
    su2qwerty
    su2qwerty 2007/09/18
    噴いた
  • 本屋のほんね - 2007-09-13 - シュリンクの話

    コミックのビニールパックのことを業界ではシュリンクという。お客様の中には出版社から出荷されたときにはすでにシュリンクされていると思い込んでいる方もいらっしゃるが、あれは書店でパックしているのだ。これが結構面倒くさい。 コミックを1冊ずつシュリンク専用の袋に入れ、シュリンカーと呼ばれる機械に通す。シュリンカーは熱でビニールを溶かす。シュリンク専用の袋がうまいこと熱でコミック体を包み込むようにとけることによってシュリンクが完了する。全国どこかの書店で毎日繰り返されている光景である。 ところで、このシュリンカーという機械なのだが、ダイワハイテックス社というところが作っていて、結構なお値段がする。標準的なやつで大体30万円ぐらい。高性能なやつは150万円ぐらいする。高性能なやつは新車が1台買えてしまうお値段なだけあって、なかなか導入は予算的に難しく、全国のコミック担当者あこがれのマシンである。何

    本屋のほんね - 2007-09-13 - シュリンクの話
  • 達人の平積みワザ - 本屋のほんき

    三省堂神田店の八角リング積み。材料は海辺のカフカ。元記事はこちら(http://www.excite.co.jp/News/bit/00091112170721.html)。海辺のカフカ発売限定企画の平積みアートであったそうです。 天一書房日吉店の八角タワー積み。材料は鈍感力と紀香魂。天一書房のカウンター前はいつも何かがこういう積まれ方をしています。日常的に見ることの出来る平積みアート。 ツタヤ六木店のらせんタワー積み。材料はゲドを読む。これどうなってるんだろう?考えた人すごいなぁ…。 世の中にはこういう平積みアーティストがきっとたくさんいて、多分私の知らない不思議な積み方をしている店が他にもきっとあるのだ。変な平積みを発見した方、ご一報を。あ、この積み方のネーミングですが、私が勝手にそう呼んでるだけです。

    達人の平積みワザ - 本屋のほんき
  • 本屋のほんね 2007-04-01

    *******すみません!これはエイプリルフールネタでした******** 一部の皆様にはすでにお伝えしておりましたが、これまで好評だった記事を中心に大幅に加筆をおこなったものが、なんと新書化されることになりました。昨日締め切りでようやく校了となりました。表紙見はすでにあがっていて、こんな感じになります。私の遅筆のせいで刊行がのびのびになってしまい、関係者の方には多大なご迷惑をおかけすることになってしまい申し訳ありませんでした。 内容は、まず勝手に屋ミシュランのベスト100です。まだWeb上では56書店しか公開していないので、書き直しも含め、半分以上新規の内容になっています。このパートに思いっきり時間がかかってしまいました。それから書店用ブックオフ対策や正しい文庫の並べ方講座、などこれまで好評だった書店用の実戦的な戦略や戦術も大幅に加筆をおこない、体系的に整理しなおしたパートが続きます

    su2qwerty
    su2qwerty 2007/04/02
    やられた
  • ボーダーズ赤字 - 本屋のほんき

    http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200703240019a.nwc 先月米国へ出張に行っていた上司から聞いた話だと、アメリカではこうしたコンテンツパッケージの大型の専門店が非常に不振で、淘汰される傾向にあるらしい。あのボーダーズが赤字転落というニュースにはショックを隠しきれないが、などはまだましなほうで、CDの専門店などはもっと厳しいのだそうだ。アメリカではタワーやHMVはすでに時代遅れになりつつあって、みんなどこでCDを買っているのかというと、結局ウォルマートやスターバックスやitunesで購入しているのだとか。発展が見込まれる中国でも、専門店が出店される計画はないらしい。中国音楽が消費される頃には、すでにパッケージメディアが消滅していて、ダウンロードによる流通に変わっているだろうから今パッケージ店の出店を検討する意味がない

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  • NHKの書店ハラスメント - 本屋のほんき

    150turboさんのねぇ、表紙、困るんだけど: 150坪×2 書店員Blogも触れられているんですが、今年のNHKのラジオ講座のテキスト売場にちょっとした異変が!やばい!わけがわからない!目当てのテキストが売場のどこに何があるのかさっぱりわからんし、積み重なってしまったら判別不能で気づかない。これはかなりの数の誤購入が発生しそうです。確実に嫌がらせです。受信料ちゃんと払ってるのにひどいよ。

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    su2qwerty
    su2qwerty 2007/03/19
    月別じゃなくて、科目別に変える方がいいと思う。
  • 在庫検索機のログデータ活用法 - 本屋のほんき

    今日は書店的Web2.0な事例(ちょっと違うけど)のご紹介。 うちの店には、お客様が自由に店内の在庫を検索できる端末があります。この端末、ログデータを取っているので、どんなが検索されたのかあとから参照することが出来るようになっています。 この検索ログデータは、いわゆる売上ベストのデータとはちょっと違っていて、よく売れているが必ずしも上位に来るわけではなく、多くのお客様が欲しいと思っているのに店内に見つからない、が上位に来るという性質をもっています。したがって、うまく活用すれば流行の先取りとかにも使えるわけでして、新刊などでこの上位にあがってると、即追加発注!みたいな感じになるわけです。 たとえば先週の検索件数一位は 鈍感力 作者: 渡辺淳一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/02/05メディア: 単行購入: 2人 クリック: 89回この商品を含むブログ (171件) を見

  • 本屋のほんね:ケータイ小説のセールスポイント?

    結局二次投票をせずに棄権しました屋大賞ですが、集計が終わり、大賞が決定したという速報がはいってきました。受賞作は、あれです。あれ。版元さんでは早速帯の準備をはじめているそうです。屋大賞おめでとうございます。 クリアネス―限りなく透明な恋の物語 作者: 十和出版社/メーカー: スターツ出版発売日: 2007/02/01メディア: 単行 クリック: 2回この商品を含むブログ (15件) を見る老舗出版社パンダ舎の鞠小路まりさんが、ブログ「パンダのため息」(http://pantame.blog61.fc2.com/)でしきりに最近のケータイ小説についてぼやいておられます。そこには、あんなクソがどうして売れる?的な心理的背景が見え隠れするのですが、まぁ多分、あれはこれまでの小説とはカテゴリーが違う別物なんでしょう、きっと。 コミックが最初に世の中に出現したとき、多分当時の書店の多くが「バ

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    su2qwerty
    su2qwerty 2007/03/04
    ケータイ小説
  • ■ - 本屋のほんき

    正月ボケもそろそろ終了で、明日からドライブかけて仕事仕事。 今日は書店での万引き対策の勉強会に参加しました。実際に万引きしてるやつのビデオ映像を見ながら「こういうやつが怪しい」とか「万引き犯の目つきや行動はみんな共通」みたいな実戦的な講習で、とても勉強になりました。店内にウロウロしている不審者をどうやって見つけることができるか、書店員でも異常に得意な人とまるで見つけられない人の2通りあるのですが、私は後者の方。こういう知識を持っている人と持っていない人では、大きく発見率に差が出てしまうのだとか。講師の方が「書店で大きな紙袋持って突っ立ってる人がいれば、それは万引き犯だと思って間違いないです」とおっしゃってたので驚きました。実際、日では毎年15万件ぐらいの窃盗の被害届がでており、仮にその10倍の見つかっていない万引きが暗数としてあると少なく見積もったとしても150万件の万引きが発生している

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  • 宮脇書店カルチャースペース - 本屋のほんき

    最大の書店といえば、2001坪ある池袋のジュンク堂が有名ですが、そのジュンク堂が増床して今の規模になるまでは日最大の坪数を誇ったのがこの宮脇カルチャースペース(CS)です。坪数は2000坪の巨大書店ですが、一般にはあまり知られていません。というのも、この宮脇CS、書店員のための書店というちょと特殊な屋さんだったからなのですね。それだけに書店員の私にとっては、一度は行ってみたかった聖地の一つ。ようやく巡礼の願いがかないました。書店員のための書店というのは、この宮脇CSは宮脇書店のために作られたチェーン全体の客注倉庫の役割を果たしているからです。ま、一般のお客様も入場できるようなので、行ってみる事にしましょう。 犬も歩けばうどん屋か宮脇書店にあたる、と言われる高松の港の工場街に宮脇CSはひっそりと建っていました。出歩く人もおらず、走っているのはトラックばかりという、商業不毛の地にあるの

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