京都府宇治、木津川両市の山中に公立図書館の蔵書とみられる本が大量に投棄された問題で、宇治田原町でも同様に約200冊が見つかっていたことが15日、町教委と田辺署への取材で分かった。図書は両市でのケースと同様に十数冊ずつひもでしばられ、同署が保管して関連や経緯を調べている。 同町禅定寺の林道近くの山林で町民が見つけ、8日に町立図書館に知らせた。町教委は土地の所有者に確認して同署に通報。同署が14日に回収した。関係者の話では、町立図書館の印は見当たらず、京田辺、城陽、八幡の各市の図書館の名前が見えるという。 一方、宇治、木津川両市の中央図書館は15日までに、回収した図書がどの図書館からのものか分類。宇治では大阪府枚方市のものも1冊あった。
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