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ブックマーク / business.nikkei.com (46)

  • 小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。

    日経ビジネス電子版で「『ア・ピース・オブ・警句』~世間に転がる意味不明」、日経ビジネス誌では「『pie in the sky』~ 絵に描いたべーション」を連載中のコラムニスト、小田嶋隆さんが亡くなりました。65歳でした。 小田嶋さんには、日経ビジネス電子版の前身である日経ビジネスオンラインの黎明(れいめい)期から看板コラムニストとして、支えていただきました。追悼の意を込めて、2021年11月12日に掲載した「晩年は誰のものでもない」を再掲します。 時の権力者だけでなく、社会に対して舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込む真のコラムニスト。その小田嶋さんがつむぐ1万字近い原稿を、短い言葉でどう表現するか。記事タイトルを短時間で考える担当編集者にとっては、連載の公開前日は勝負の1日でもありました。 再掲載するコラムは療養中の病室から送っていただいた原稿です。「晩年」という言葉やそれを何も考えずに使う社

    小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。
    sugimo2
    sugimo2 2022/06/24
    “昭和の若者が老後や近未来に一瞥もくれなかったことを思うと実に隔世の感がある。現在の若い人たちは、自分が老いることを「知って」いるのだ。なんと賢い若者たちであることだろうか”
  • 「無症状者にPCR検査しても感染は抑えられない」と尾身氏

    政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長の尾身茂氏(地域医療機能推進機構理事長)は10月14日、横浜市で開催されたBioJapan2020というバイオ産業のイベントで基調講演を行った。日の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策は「準備不足の状態で始まったが、医療関係者、保健所スタッフ、一般市民の協力のおかげで何とかここまでしのいできた」と語った。 講演で尾身氏が特に時間をかけて説明したのはPCR検査に関してだ。「今よりもっとPCR検査を充実させるべきだというコンセンサスはできている。ただし、増やしたキャパシティーをどういう目的で使うのかという点にはコンセンサスができていない。費用負担の問題や、感染者が見つかった場合にどうするかなど、国民的なコンセンサスを得るべきだ」と指摘した。 PCR検査に関して尾身氏が強調したのは、「PCR検査を増やした結果、感染を抑えられたという証拠が

    「無症状者にPCR検査しても感染は抑えられない」と尾身氏
    sugimo2
    sugimo2 2020/10/17
    “リスクが低いところに検査をしても実効再生産数を下げる効果はない。メリハリの利いた検査を行うことが重要だ”
  • 「核のごみ」処分場の調査に応募検討、北海道寿都町長が語る理由

    「核のごみ」処分場の調査に応募検討、北海道寿都町長が語る理由
    sugimo2
    sugimo2 2020/08/28
    “原発をすでに建設しているのに、その一方で核のごみを持ち込ませない条例を作っている。そんな都道府県は全国で北海道だけです”
  • マレーシアが全土封鎖、日系企業も打撃避けられず

    マレーシアのムヒディン首相が16日夜に演説し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、3月18日から31日にかけてマレーシア全土で移動制限を実施すると発表した。 事実上の封鎖措置で、現地紙ザ・スターによればスーパーマーケットや市場、薬局など生活必需品を販売する店舗や、水や電気、通信など生活インフラを提供する事業者の施設、刑務所や防衛関連など最低限の政府関連施設を除き、全ての政府と民間の事業所が閉鎖される。教育機関も同様だ。 マレーシア人の出国と、海外からの外国人の入国、イスラム教の関連行事を含む大規模集会は禁止される。マレーシア国民はメールなどを通じて禁止事項などが伝えられている。これによるとレストランは配達サービスのみ営業可能で、国民は近場への移動は可能だが、高速道路を利用して遠方に出かけることは禁止されている。 マレーシア保健省によれば、新型ウイルスの感染者数は現地時間16日午後5時の

    マレーシアが全土封鎖、日系企業も打撃避けられず
    sugimo2
    sugimo2 2020/03/18
    “マレーシアには輸出加工拠点が多く集まっており、日本貿易振興機構(ジェトロ)のデータによれば日系企業約1400社が進出している”
  • 招待客1万人の口を封じることはムリ

    今回は、「桜を見る会」の話をするつもりでいる。 このあまりにもベタで生煮えな話題を、あえていま騒動の渦中にあるタイミングでまな板に載せることにした理由は、私自身が「桜を見る会」まわりの問題を重視しているからというよりは、いまのうちに取り上げておかないと、来週の今頃にはすっかり風化しているだろうと考えたからだ。 桜は満開から3日後には早くも散り始める。この種の話題は、風化が早い。 そう判断したからこそ、官邸は中止の決断を急いだのだろう。 「なあに、さっさとテントを畳んで撤収すれば、じきにいつまでも跡地で騒いでいる連中の方が間抜けに見えるようになる」 という判断だ。 そして、その彼らの判断は、おそらく間違っていない。 メディアは3日で飽きるだろうし、野党が粘ったところで国民の関心はどうせ1週間ももたない。われわれは匙を投げるだろう。 「やめるって言ってるんだからもういいじゃないか」 と、そうい

    招待客1万人の口を封じることはムリ
    sugimo2
    sugimo2 2019/11/15
    “メディアは3日で飽きるだろうし、野党が粘ったところで国民の関心はどうせ1週間ももたない。われわれは匙を投げるだろう” せっかくいいカード引いても野党の攻め方が通りいっぺんで無駄遣いしてる感
  • 台風直撃のラグビーW杯、救いは「興行中止保険」

    ラグビーW杯を主催しているワールドラグビー(WR)と大会組織委員会は大型で猛烈な台風19号の到来に備え、12日に開催される2試合を中止にすると発表した。13日の試合については、当日朝までに判断する。組織委はチケット代を全額返却する方針で、2試合中止による損失は20億円近くになるもよう。ただ、台風など悪天候を想定して入っていた保険が効き、経済的な影響はそれほどないのだという。 ラグビーW杯は日本代表の躍進もあって、大変な盛り上がりを見せている。組織委は今月4日に、販売予定総数182万枚の観戦チケットのうち180万枚がすでに売れたと発表した。第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは「大会の経済効果は組織委が試算している4300億円強からさらに上乗せされる可能性がある」と指摘する。 その順風満帆ムードに水を差したのが、この時期としては異例の破壊力を持つ台風19号だ。WRと組織委は気象情報の

    台風直撃のラグビーW杯、救いは「興行中止保険」
    sugimo2
    sugimo2 2019/10/12
    “2試合中止による損失は20億円近くになるもよう。ただ、台風など悪天候を想定して入っていた保険が効き、経済的な影響はそれほどないのだという”
  • 高校生の肘をサカナに旨い酒を飲む

    毎年、この時期になると高校野球の話題を取り上げている気がしている。 しかも、毎度同じような立場(具体的には「高校生の苦行を見物するのは悪趣味だぞ」的な上から目線での決めつけ)から苦言を並べ立てる趣旨の原稿を書いている自覚がある。 読者の中には、オダジマが毎回繰り返し持ち出してくる甲子園関連記事に傷している向きも少なくないはずだ。 「ああ、オダジマがまた高校野球にケチをつけている」 「きらいなら黙ってればいいのに」 「気にわないコンテンツを無視できないのって、一種の病気だよな」 「うん。不幸にして不毛な不治の病だと思う」 大筋において、私のイチャモンのつけ方がおとなげないことは、認めなければならない。 にもかかわらず、自分の言いざまがくだくだしいことを承知の上で、それでも私は口をはさまずにいられない。 困った性分だ。 この問題(←毎夏、甲子園大会が開催されるたびに表面化することになってい

    高校生の肘をサカナに旨い酒を飲む
    sugimo2
    sugimo2 2019/08/02
    “私自身は、目先の勝利と選手の将来を天秤にかける過酷な判断を「現場」(具体的には「監督」)に丸投げしている主催者の無責任こそが、この問題の元凶であると考えている”
  • 家族という物語の不潔さ

    例の岡昭彦社長の会見の冒頭部分の15分ほどを傍観した時点で、はやくも腹部膨満感を自覚した。以来、このニュースを視界から遠ざけている。 テレビに関しては、この4月からの断続的な入退院を通じて、ほぼ完全に視聴習慣を喪失した。 それゆえ、テレビ番組側のコンテンツとしての出来不出来はともかくとして、画面の中を流れるあの水中バレエじみたまだるっこしい時間の経過に追随できなくなっている。 よって、視聴の必要を感じた番組については、一旦録画して、随時早送り可能なコンテンツに変換した上で、順次咀嚼吐出している。ナマでダラダラ付き合うことは、おそらく、この先、一生涯できないと思う。 2年ほど前、とある仕事の打ち合わせで同席した30代とおぼしき編集者が 「テレビはあんまりノロマ過ぎて見ていられないです」 と言い放つのを聞いた時、私は 「この若者はどうしてこんなにもあからさまに利口ぶっているのであろうか」 と

    家族という物語の不潔さ
    sugimo2
    sugimo2 2019/07/27
    “あらゆる人間関係を「家族」のメタファーでしか考えられない人間が思いのほかたくさんいることに気づいた”
  • 誰かを落とすための一票だってある

    投票日も近いことなので、今回は選挙関連の話をする。 この話題は、おそらく荒れるだろう。 もちろん、読者の圧倒的多数が、黙って読んでくれる穏当な人たちであることは承知している。 ただ、インターネット上に公開されたテキストを取り巻く空気は、ごく少数の「声の大きい人たち」が作り上げる決まりになっている。であるから、揮発性の高い選挙の話題を含む文章は、毎度のことながら、あっという間に炎上する。そういうことになっている。 選挙の場合とは逆だ。 どういうことなのかというと、選挙の結果を左右しているのは、熱心な政党支持者による個々の一票であるよりは、むしろ最大多数を占める「投票に行かない人たち」の「投じられなかった票」だったりするということだ。それゆえ、皮肉なことだが、21世紀に入ってからこっちの、投票率が頭打ちの状況にあるわが国の選挙の結果は、「投票所にやって来なかった人たち」の巨大な沈黙を反映して、

    誰かを落とすための一票だってある
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    sugimo2 2019/07/20
    “「あいつはオレが投票した議員だ」  ということになれば、おのずと見る目も違ってくる”
  • JASRACは何と戦っているのだろうか

    音楽著作権をめぐる問題は、当欄でもこれまでに何回か取り上げている。 この問題は、私が「テクニカルライター」という肩書きで、IT(当時はまだ「IT」という言葉は発明されていませんでしたが)まわりの原稿を書いていた1980年代から90年代にかけて、いくつかの媒体で記事化している。 当時から私の立場はわりと一貫している。 この20年ほど、私は、日音楽著作権協会(=JASRAC。以下「ジャスラック」と表記します)が著作権使用料を要求する対象が拡大の一途をたどってきたことに、その都度 「行き過ぎじゃないか?」 「その要求は無理筋だと思うが」 と、違和感ないしは疑義を表明してきた。 もちろん、ジャスラックから回答なり反応なりが返ってきたことはない。 私が一方的にいいがかりをつけてきただけの話だ。 一時期は、「ジャスラック」という単語を自分の原稿の中に書く時に、必ず 「シャイロック、じゃなかったジャス

    JASRACは何と戦っているのだろうか
    sugimo2
    sugimo2 2019/07/12
    “ジャスラックのような組織が、ヤマハのような企業を相手に、音楽の「正義」を主張している姿は、なにかの皮肉であるようにしか見えない”
  • 誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」

    「半導体素材の韓国への輸出規制」については誤解だらけ。写真は韓国半導体製造大手のSKハイニックス(写真:ロイター/アフロ) なぜ、相手が韓国になると日の報道は歪んでしまうのだろう。もっと冷静に事実を報道して欲しいものだ。 今回の「韓国に対する輸出規制」に関しては、メディアは『半導体材料を“事実上の禁輸”』『対韓輸出規制を発動』などと、勇ましく報道している。それと同時に、記事では、『自由貿易を掲げてきた日へ各国から批判が集まる懸念もある』『各国に恣意的なルール変更ともとられかねない』といった指摘もしている。 果たしてそうだろうか。 私は以前、経済産業省で貿易管理の責任者だった。その経験を踏まえれば、こうした誤解に基づく報道には首をかしげてしまう。こう指摘すると、経産省の代弁、もしくは擁護ととられるかもしれないが、それを恐れずに、正確な理解の一助になることを願ってあえてコメントしたい。 以

    誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」
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    sugimo2 2019/07/03
    "EU並みの手続きにすること、対インドネシア並みの手続きにすることが、どうしてWTO協定違反になりえるのだろうか"
  • コラボTシャツが越えた一線

    昨今、出版の世界から耳を疑うようなニュースが流れてくることが増えた。 新潮社の月刊誌「新潮45」が、LGBTの人々を「生産性がない」という言い方で貶める杉田水脈衆議院議員による極めて差別的な論文を掲載したことで批判を浴びたのは昨年の夏(8月号)のことだった。 批判にこたえるかたちで、「新潮45」の編集部は、10月号の誌面上で、「そんなにおかしいか、『杉田水脈』論文」という特集企画を世に問うた。 全体的に粗雑かつ低劣な記事の並ぶ特集だったが、中でも小川榮太郎氏の手になる記事がひどかった。 「LGBTの生き難さは後ろめたさ以上のものなのだというなら、SMAGの人達もまた生きづらかろう。SMAGとは何か。サドとマゾとお尻フェチ(Ass fetish)と痴漢(groper)を指す。私の造語だ。」 などと、LGBTを世に言う「変態性欲」と意図的に混同した書き方で中傷した氏の文章は、当然のことながらさ

    コラボTシャツが越えた一線
    sugimo2
    sugimo2 2019/06/14
    “あるいは出版社の台所事情は、自分にウソをついてまでなりふりかまわずに広告収入を拾いにかからねばならないほど危機的な水準に到達しているのだろうか” 普通にそういうことだと思って見てたけど違うのかしら?
  • カネカが初めてコメント「弁護士を入れて調査している」

    育児休暇からの復帰直後に転勤を内示したことや、有給休暇の取得を認めなかったことなどがツイッターで指摘されているカネカ。「当社の社員であるとはっきりするまでコメントを控える」としてきたが、日経ビジネスの質問に対して初めて同社IR・広報部が回答した。 同社は、日経ビジネスが入手した、同社の角倉護社長が社員に宛てたメールに対し、「当該メールに関するご質問に対しては、内容の補足説明として」回答するとした。 日経ビジネスからの質問と、それに対するカネカIR・広報部の回答は以下の通り。 社長からのメールの中で、SNSの書き込みに対して「正確性に欠ける内容」との指摘があった。正確性に欠けているのは具体的にどういった内容か。 細かな事実関係についてコメントさせていただくと元社員の方の個人的な情報にも及ぶこととなるため差し控えさせて頂きます。「転勤の内示が育児休業休職(以下育休とします)取得に対する見せしめ

    カネカが初めてコメント「弁護士を入れて調査している」
    sugimo2
    sugimo2 2019/06/06
    “育児や介護などの家庭の事情を抱えているということでは社員の多くがあてはまりますので、育休をとった社員だけを特別扱いすることはできません”
  • 「迷惑をかけた」の半分以上は

    ミュージシャンで俳優のピエール瀧さんがコカインを使用したとして逮捕された。 逮捕されたということは、ここから先は、「ピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)=東京都世田谷区」といったあたりの主語を使って原稿を書き進めるべきなのだろうか。 なんということだ。 最初の、主語の選び方の時点で気持が萎えはじめている。 個人的に、平成の30年間は、この種の事件に関連する原稿を書くに当たって、メディア横断的な横並び圧力が強まり続けてきた30年だったと感じている。特に、犯罪に関わった人間を扱う際の主語や敬称の使用法がやたらと面倒くさくなった。 なんというのか、 「主語の運用において、礼法に則った書き方を採用していない書き手は信用に値しません」 みたいな、七面倒臭いマナーが、業界標準として定着してしまった感じを抱いている。 「ハンコを押す時には、相手の名前に向かって軽く頭を下げる角度で押印するのがビジネスマナー

    「迷惑をかけた」の半分以上は
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    sugimo2 2019/03/17
    “違法薬物への入り口を塞ぐ意味で貢献しているのだとしても、薬物からの出口というのか、依存症に陥った人間を更生に導く意味では、現状のメディア・スクラムは、逆効果しかもたらしていない”
  • 「みんなで乗り越えた猛暑五輪」の思い出

    この2日ほど、関東地方では台風の影響なのか、久しぶりに涼しい風が吹いている。 おかげで、半月ばかり稼働しっぱなしだったエアコンに休息を与えることができた。 気象庁によれば、台風が通り過ぎると、また猛暑がやってくるらしい。 私自身は、梅雨が明けてからこっち、不要不急の外出を控えているので、さほど暑い思いはしていない。 なので、 「暑いですね」 と言われた時には、 「暑いのは無駄に頑張るからですよ」 と、心の中でそう答えることにしている。 心の中で言うのは、口に出してそう言うとカドが立つからだ。 頑張っている人間を揶揄してはいけない。あたりまえの話だ。 このあたりまえのことを悟るのに、私は、60年の時日を費やさねばならなかった。バカな人生だった。 ともあれ、頑張っていない人間にとって夏は暑くない。これは大切なポイントだ。ぜひ、今後の生き方の参考にしてほしい。 不要不急の用事をまるごと省くと、わ

    「みんなで乗り越えた猛暑五輪」の思い出
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    sugimo2 2018/08/10
    “つまり、われわれは「みんなで一緒に失敗するのならそれはそれでそんなに悪いことじゃない」という形式でものを考えている”
  • 杉田水脈氏と民意の絶望的な関係:日経ビジネス電子版

    前回は体調を崩してお休みをいただきました。 当欄の更新を楽しみにしてくださっていた読者のみなさまには、あらためてこの場をお借りしてお詫びを申し上げます。 また、ざまあみろこのままくたばって連載休止に追い込まれやがれと思っていた読者には、ざまあみろ復帰したぞということをお伝えしてごあいさつに代える所存です。 今週から通常運転です。 体力、気力ふくめていまだにやや不足気味ですが、なんとかがんばりたいと思っています。 今回は、自民党の杉田水脈衆議院議員が「新潮45」に寄稿した文章と、その記事がもたらした波紋について書くつもりでいる。 体調を崩して寝たり起きたりしている間、ツイッターを眺めながらあれこれ考えていた内容を、なるべく考えていた道筋通りに書き起こすことができればよろしかろうと考えている。 というのも、当件に関する私の見解は、必ずしも一道の結論に沿ったクリアな言説ではなくて、いまもって揺

    杉田水脈氏と民意の絶望的な関係:日経ビジネス電子版
    sugimo2
    sugimo2 2018/07/27
    “認めたくない事実ではあるが、杉田水脈議員の発言は、あれは、「民意」なのである”
  • ハリルホジッチ氏を忘れる勿れ

    今回はワールドカップ(W杯)関連の話題を扱うつもりだ。 というよりも、そうせざるを得ない。 なぜなら、W杯開幕以来、生活が不規則になっているせいか、W杯以外のことを考えることが難しくなっているからだ。 こんな状態でサッカー以外のテーマに取り組んでみたところで、どうせろくなことにはならない。 とりあえず、寝不足ではない。 どちらかといえば、寝過ぎだ。 起床と就寝のリズムが乱れているせいなのか、サッカーを見ていない時間は、うとうとしていることが多い。のみならず、横になって格的に寝る時間も、順調に増え続けている。 午前中から午後にかけての明るい時間帯の睡眠は、どうしても眠りが浅くなる。それで睡眠時間が増える。 しかも、夢の醒め際を狙うようにしてかかってくる電話が、眠りの質を悪化させている。結果として、連日12時間近く寝ているにもかかわらず、寝不足の感じが拭えない。この調子でW杯が3カ月も続いた

    ハリルホジッチ氏を忘れる勿れ
    sugimo2
    sugimo2 2018/06/22
    “なんということだろう。 われわれは、追放した人間によって授けられた戦術によって勝利を得たわけだ”
  • 華やかな敗北を見たがる人々

    久しぶりにサッカーの話題に触れておきたい。 この先、ワールドカップ(W杯)が間近に迫ったタイミングになると、ネガティブな文章は書きにくくなる。 だから、いまのうちに書いておく。 今回の記事はそういうテキストになる。 私は、一人のサッカーファンとして、6月から開催されるロシアW杯の成功を願っている。 なので、当なら、その盛り上がりに水をさすような原稿は書きたくない。 でも、それはそれとして、サッカーファンだからこそ書かねばならないことがあるはずだとも思っている。 いま書いておかなければ、日サッカーに未来はないとすら考えている。 なんというのか、一人の男がサッカーファンになるということは、自分の力で自国のサッカー界を変革せんとする夜郎自大な思い込みをアタマの片隅から滅却できなくなるということでもあるわけで、実に厄介な生き方なのである。 私は、ハリルホジッチ監督を解任した日サッカー協会の

    華やかな敗北を見たがる人々
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    sugimo2 2018/04/27
    “勝利を願う一方で、私たちの代表チームが、このたびの愚かな選択の報いを受けるべきだと考える気持ちをおさえることができずにいる”
  • 冷戦で、日本は米国の航空技術に中毒したんです

    冷戦で、日本は米国の航空技術に中毒したんです
    sugimo2
    sugimo2 2018/03/02
    “飛行機が大好きで高校や大学で操縦経験を積んだ者が、旅客機の操縦を仕事にするんですよ。日本みたいに会社に入ってから操縦を学ぶとというようなおっとりした状態じゃないんです”
  • いま、そこにある恐怖:日経ビジネスオンライン

    今回は、さる国際政治学者がテレビ番組の中で発信したコメントの余波について書こうと思っている。 番組内での発言そのものについては、この数日、様々な場所でさんざんに議論されてもいるので、簡単な紹介にとどめるつもりでいる。 以下、番組を見ていない人のために、国際政治学者の三浦瑠麗氏が、「ワイドナショー」(毎週日曜日午前10時よりフジテレビ系列より放送)の中で「スリーパーセル」について語った部分の書き起こしを引用する。 三浦:もし、アメリカ北朝鮮に核を使ったら、アメリカは大丈夫でもわれわれは反撃されそうじゃないですか。実際に戦争が始まったら、テロリストが仮に金正恩さんが殺されても、スリーパーセルと言われて、もう指導者が死んだっていうのがわかったら、もう一切外部との連絡を断って都市で動き始める、スリーパーセルっていうのが活動すると言われているんですよ。 ※ここで『スリーパーセル 一般市民を装って潜

    いま、そこにある恐怖:日経ビジネスオンライン
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    sugimo2 2018/02/16
    “この種の無思慮な警告や扇動がいかに凶悪な影響力を及ぼすのかについて、われわれは、この数年来、福島と“放射能”をめぐる噂や言説を通じて、さんざんに学習してきたはずだ”