日経ビジネスオンライン - 合成の誤謬が招く就活の悪循環(2010年12月20日(月)) http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20101215/217553/ <「就活問題がこれほど深刻化したのは就活の三大プレーヤーである学生、大学、企業の皆さんがそれぞれ、『互いに変わらない』という前提に立ち、合成の誤謬による悪循環を起こしてきたからです」。10月31日、都内の慶應義塾大学で開かれた「リアル熟議・今、就活のあり方を問い直す」というイベントで鈴木寛文部科学副大臣はこう挨拶した。学生や企業、大学関係者ら70人が集まったこの会合において、鈴木さんは具体的には説明しなかったが、この言葉は「歪んだ就活」を簡潔に表現していると思う>。 <大学、学生、企業それぞれが「相手は変わらない」、例えば、「大学は企業の人材ニーズに合った教育を行ってくれない」