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ブックマーク / bn.dodgson.org (12)

  • RDB の FTS 拡張

    2006-10-02 近況 sqlite を眺めていたとき私がもともと何をしていたかというと, RDB への全文検索(Fulltext Search: FTS)をつなぎ方を探していた. flino で使った HSQL は FTS に対応していない. 以前 Lucene あたりを繋げないものかとコードを覗いたけれど, 敷居は高そうだった. (Java のくせに sqlite より modular でない気がする.) よく見ると HSQLBLOB にも対応していない. 結局ファイルと Lucene をアプリケーション側で管理している. いまいち. で, 今回はそのリベンジを目論んでいたのだった. (結局 sqlite をいじっているうちにストレス解消は完了.) 世の中を眺めてみると, RDB に FTS を繋ごうとする試みは多い. MySQL や PostgreSQL は FTS に対応

    suginoy
    suginoy 2016/07/18
  • K のこと -- steps to phantasien t(2007-11-03)

    友人の話をしよう. 先達に敬意を表し, 仮に彼を K と呼ぶ. (イニシャルは便宜的なものだ; 向上心云々と罵ったこともないし, 恋人を寝取ってもいない.) ある時期, 私は K と一緒に働いていた. 今は違う会社にいるけれど, 互いに暇なのか, このごろもよく二人で管を巻いている. 1 K は優秀なプログラマだ. いつも敵わないと思う. 一緒に仕事をしていたこともあり, プログラマとしての私は K から強い影響をうけている. たとえば私が自動テストを始めた発端には K がいる. コードレビューもそう. この日記に出てくる話も K の影響は色濃い. 私は K のあとを追いかけるようにプログラマを続けている. K と働いてはじめて, ああ, 物事とはこう改善していくものなのかと知った. 何か問題を感じると K は試行錯誤を始める. 問題は私が諦めていたものもあるし, そもそも気付かないものも

  • Finagle - 都会育ちのメッセージングフレームワーク - Backnumbers: Steps to Phantasien

    Scala でもやるかとぶつやく同僚を見て, たしかに Scala したいかも...などと意思の弱い私は気をそそられ, しかし特に書くものも思いつかずなんとなくウェブをぶらぶらしていた. そういえば HerokuScala をサポートしたニュースを読んだっけと検索すると, たしかにアナウンスがあった. このアナウンスにあるサンプルコードは面白い. Lift でも Play でもなく, Twitter の RPC フレームワークである Finagle が使われている. Finagle でサンプルを書いた理由の一つは画面におさまる簡潔さ, あとは流行り物の目新しさだろうけれど, Heroku の勧める Polyglot Platform の ありかたを示す意味もある気がしなくもない. Polyglot Polyglot という言葉を最初に目にしたのは プロダクティブプログラマ だったと思

    suginoy
    suginoy 2011/11/30
    ちょっと難しい
  • WEB+DB PRESS 総集編 / I told my code to sing - steps to phantasien(2011-10-15)

    "わたしはじぶんのコードにうたえと命じた" と題して WEB+DB PRESS 総集編 に小話を 書かせていただきました. レビューしてくれたひとありがとう. 表題は モンキービジネス 14 号 に載っていた 柴田元幸訳 ディキンスン の "わたしはじぶんの魂にうたえと命じた" から. 小話はさておき, 私にとって一番面白かったのは...目次だった. 時代の移りかわりを感じられていい. 記事体は古い方から読んでいくと楽しい. 私はふだんテクノロジの世代交代が進まないもどかしさを感じているけれど, JSP と ASP (ASP.NET ではなく) を説明した記事のおかげで 無事に滅びたテクノロジもそれなりにあったことを思いだした. そういえば SOAP もだいたい滅びたよね. 時代はちゃんと前にすすんでいる. めでたい. いま必要な新しいテクノロジーを調べるだけでなく 消えてしまったテクノ

    suginoy
    suginoy 2011/10/18
    「私はプログラマの Primary Abstraction (PA) と勝手に呼んでいるけれど, それはたぶん人によって違うとおもう」
  • 地雷力 - steps to phantasien(2011-08-22)

    地雷力のある人がいる. 簡単に直りそうなバグ, 一日で追加できそうな機能に手をつけたはずなのに, と当人はいう. バグがバグをよび, パッチがパッチをよび, 議論が議論をよんで, 目のまえに次々と刈るべき毛深いヤックが増えていく. そんな人がたまにいる. しかも話の流れでみつけてしまったバグをぜんぶ割り振られていたりする. 気の毒に...私が遠目にうかがうなかそのひとは毛を刈りだして, 刈るそばからバグや作業が次々と湧きだすけれど, しばらく経ってふと目をやるとあらかた片付いている. そして最後には歓声を耳にする: "おわった!" おめでとうと私は応じる. そのひとは次の仕事にとりかかかる, ああ, そのバグはやめておいた方が... けれどそのひとは動じない. いや一旦は動じるけれど, やれやれと仕事を再開する. そんな人には地雷力があるとおもう. 地雷体質, 羊毛フェチなど揶揄をこめるこ

  • 心はさらわれるもの - steps to phantasien(2011-06-10)

    購読しているブックマークからリンクされていた "一歩先行くJavaプログラマが読むべきオープンソースソフトウェア10選" という記事が面白かった. この人はだいぶ色々読んでいてすごい. Java には読むのに良いコードが色々あるものだと見直した. 私は推薦リストを作るには至れない. もコードも, 読んだ直後に気分が盛り上がって紹介することは時々あれど, お勧めするほどには自分の趣味や記憶を信じられていない. 私の読書/コード体験にはストックホルム症候群みたいなところがある; 苦労して何かを読んだあとはつい, こいつは必読/珠玉の一冊/ツリーだ! と思ってしまう. これを読んでないヤツは素人, なんて気分にすらなる. 友人も似たようなことを言っていたから, もしかしたらよくある気分なのかもしれない. そんな気分になったら, 私は架空の積読タワーに思いをめぐらせ, この山と積まれたやツリー

    suginoy
    suginoy 2011/06/19
    もっとソース読もう
  • Reading Readability - Backnumbers: Steps to Phantasien

    最近コードを読んでない. リハビリしようと軽めのものを探し, Readability を眺めてみた. Readability はもともと Instapaper にヒントを得て 書かれたブックマークレットで, HTML ページの文だけを抽出して見やすく表示する. Safari Reader の元ともなっており, 最近は 独立したサービス にもなった. Google Code でホストされているオープンソース版は実験ブックマークレット当時のもの. 2000 行くらい. 新しくはないけれど, 軽めのコードという趣旨にはあう. (私が Instapaper for Kindle ファンなのも Readability を読む気になった理由かもしれない. 題と関係ないけど Instapaper はちいさい Kindle のキラーアプリだと思うんだよね.) 文抽出 Readability の肝であ

  • steps to phantasien(2008-11-21)

    The Decline and Fall of Agile を訳してみました. 例のごとく YukiWiki におかせてもらってます. 最近は短いのしか訳す根性がない... Agile 批判はよくあるけれど, これは割と良い指摘をしている気がした. 耳の痛い部分もある. たしかに日次のスプリントと月次の再計画は割と簡単に導入できて, チームも締まったかんじになる. けれどコードがよくなるわけじゃない. 一方で, この二つの trivial なプラクティスを取り込んだところで, 何かが悪化することはどのくらいあるんだろうか. 元記事の文脈を察するに, もともと重量プロセスがあったところに agile を持ちこみ, upfront の設計や計画がなくなって破綻したという話に思える. 数十人, 数百人のチームでソフトウェアを開発するプロジェクトには, おそらく何らかのプロセス, 秩序があるだろう

    suginoy
    suginoy 2008/11/22
    「アジャイルの衰退と凋落」
  • 最近読んだ本 - Backnumbers: Steps to Phantasien

    だるい. 英辞郎によれば, 夏ばてを英語で "suffering from the summer heat" というらしい. 冷房負けは "suffering from the summer cool" かな ... 何もする気が起きない. 消去法で日記を書くことに. The Art Of Unix Programming を読んだ. (原書は オンライン版 もある.) 主題については良くかけており, 得るものも多かった. プログラミングというとクラスや関数がどうといったコードの話を想像するけれど, このの重点はもう少し外側. プロセス同士の協調の仕方 (パイプとか) やファイルフォーマットの設計, コマインドライン・インターフェイスの流儀などについて詳しく説明している. Unix はプロセス同士の協調を好む. だからその繋ぎ方には気を使うんだろうね. Unix の歴史など文化的な話題に

    suginoy
    suginoy 2008/08/26
    リファクタリングの例
  • 待ち行列に入門した - steps to phantasien(2008-08-12)

    先週, 会社をさぼって システム性能評価と待ち行列理論 という講義を受けてきた. 待ち行列理論の入門講義で, 大学の学部でやるレベルの話らしい. 私は学部でも学部以外でも勉強したことがない話題だったので, とても興味深く聞いた. 受講後はすっかり盛り上り, 待ち行列で性能評価するぜ! という気分になったのだが, 実際は難しい. 性能評価一般の難しさはさておくとして, 待ち行列理論そのものがけっこう複雑. 数学が苦手な身には辛い. 理論の常として, 待ち行列の理論もまず解析対象の特性に様々な制限や前提を設けた上でモデルをたてる. そのモデルがうまく解析できたら, 少しずつ制限をとりはずしていく. 現実を扱えるモデルに至る道程は険しそうだ. 高価なツールを使えばそんな洗練されたモデルも扱えるのかもしれないけれど, もうちょっと庶民に優しい路線であってほしい. 解析に挫ける一方, 理論の成果が明

  • また WEwLC 読書会に参加した - Backnumbers: Steps to Phantasien

    2008-08-02 近況 また WEwLC 読書会に参加した. 参加者ほぼ全員が ノート PC を持っており, Lingr で番外編をしている. ノートなし派(派閥じゃなくて経済的事情ですが)としてはやや悲しい. 噂の 新型 MacBook が出たら欲しいなあ. 宴会ではまたしても名刺を切らせていた. すみません... > 名刺を頂いた皆様 この読書会はいつも, の内容より読書会そのものが勉強になる. 今回は n_shuyo さんの発表がわかりやすかった. 立ち振舞いもなんとなく先生っぽい. このわかりやすさは真似できないと思いつつ, 何が良いのかを考えていた. きちんと読む: まずきちんとを読んで理解しないと始まらない. 私は字面だけ追って読み進めてしまう癖がある. (割と根的にまずい...) 批判的に読まないといかん. 特に内容が主観的だったり, 未整理なアイデアである時は,

    suginoy
    suginoy 2008/08/05
    WEwLC
  • steps to phantasien t(2008-07-24) - ウェブ華鑑賞: Procol Buffer 編

    Protocol Buffer の話題は一部で熱く語られた...というより炎上していた. ようやく炎がおさまってきたから, 野次馬として現場にかけつけてみたい. 火事と喧嘩はウェブの華. 火元から見ていこう. 熱心な Google ウォッチャーである MS の Dare Obasanjo が, protobuf 公開に合わせ すかさず "The Revenge of RPC: Google Protocol Buffers and Facebook Thrift" という記事を書いた. 記事の主張自体は穏当なもの. 「最近一部で バイナリエンコードな RPC が流行ってるみたいだけど, 時代は XML と REST で疎結合じゃなかったの?」と修辞的な疑問を示しつつ, "いや基的に Web は XML で REST な時代なんだけど, Web に出ない会社の内部ならバージョンやらツールを

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