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ブックマーク / wirelesswire.jp (23)

  • ティム・オライリーとシリコンバレーの贖罪

    ティム・オライリーとシリコンバレーの贖罪 2024.07.10 Updated by yomoyomo on July 10, 2024, 11:00 am JST きっかけは、『ブログ 世界を変える個人メディア』や『あなたがメディア! ソーシャル新時代の情報術』の著書で知られるジャーナリストのダン・ギルモアが、16年務めた教職を辞すという「引退」について書いているのを4月に読んだことでした。 調べてみると、彼は1951年生まれの73歳らしいのですが、ふと、自分が20年以上前からその言説を参考にしてきたベテランたちの何人かも70歳前後なのに気付きました。それは例えば、ブログやポッドキャストの発展に大きく関わったデイヴ・ワイナーや、やはりベテランブロガーにして『グーグル的思考』、『パブリック 開かれたネットの価値を最大化せよ』、『デジタル・ジャーナリズムは稼げるか』の著書で知られるジェフ・ジ

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    suginoy 2024/07/10
  • オープンソースの失われた10年と「オープンソースAI」の行方

    オープンソースの失われた10年と「オープンソースAI」の行方 2023.12.13 Updated by yomoyomo on December 13, 2023, 07:34 am JST 今年も残り少なくなり、2023年を振り返る記事が出始めてますが、来年を占うというのも年末にありがちだったりします。今年最後は、自分もそういうのをやろうかぼんやり考えていたのですが、先月におけるOpenAIのサム・アルトマンの電撃的解任から数日後の復活という劇的な展開、そして2023年を通して悪目立ちし続けたイーロン・マスクの広告出稿を停止した世界的大企業である広告主に対して「くたばれ」と言い放つ自爆行為を目の当たりにすると、毒気が抜けるというか、一寸先のことすら何も分からんよ、という気分にもなります。 来年の今頃、AGI(汎用人工知能)が人類を支配してても驚かないっすね(投げやり)。 オライリー・メ

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    suginoy 2023/12/14
  • 「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化

    「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化 2023.11.07 Updated by yomoyomo on November 7, 2023, 12:00 pm JST 前々回「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」、前回「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」を書いた者として、今回はマーク・アンドリーセンの「テクノ楽観主義者宣言(The Techno-Optimist Manifesto)」(解説付き日語訳)を取り上げるのが必然と思われます。まさに大富豪の白人男性の先鋭化とテクノ楽観主義者の現在を見るうえで必読と言える内容になっています。 しかし、この渾身のマニフェストに対する風当たりは強い、という印象があります。それについては後で取り上げますが、いろいろな意味で潮目の変化を感じずにはいられません。 著者のマーク・アンドリー

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    suginoy 2023/11/07
  • クリストファー・アレグザンダーと知の水脈の継承

    クリストファー・アレグザンダーと知の水脈の継承 2022.11.15 Updated by yomoyomo on November 15, 2022, 09:31 am JST この10年ほど、だんだんに同年輩の人たちの死を意識するようになっている。私たちの世代は去ろうとしていて、誰かが亡くなるたびに、まるで剥離(はくり)のように、自分自身の一部を引き裂かれるように感じる。私たちがこの世を去れば、私たちのような人間は誰もいなくなるのだが、そもそもほかの人と同じような人間などいないのだ。人が死んだとき、誰もその人に取って代わることはできない。(オリヴァー・サックス) 世間は新しいものを価値として要求する。百番指したという大山、升田戦が棋技としていかに至宝のごとき内容を持つものであっても、その人としての限界を越えることは出来ない。そこで世間はちがった“人”を要求し、その限界を破ろうとする。こ

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    suginoy 2022/11/16
  • もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて

    もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて This is Not the End of the Open Web 2016.08.22 Updated by yomoyomo on August 22, 2016, 10:31 am JST すっかり旧聞に属しますが、Internet Archive が主催し、これからのウェブのあり方を議論するイベント Decentralized Web Summit が6月に開かれました。 このサミットには "Locking the Web Open" というサブタイトルが付いていますが、逆に言えば、主催者には現在のウェブはオープンではないという認識があるわけです。それにいたる流れを少し辿りたいと思います。 そもそも Open Web(オープンウェブ、開かれたウェブ)という言葉が特に言及されるようになったのは、2010年だったと記憶します。その背景の

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    suginoy 2016/08/23
  • ユートピアのキモさと人工知能がもたらす不気味の谷 - WirelessWire News

    ユートピアのキモさと人工知能がもたらす不気味の谷 Creepy utopia and uncanny valley which artificial intelligence triggers 2016.06.28 Updated by yomoyomo on June 28, 2016, 12:29 pm JST 伊藤計劃の『ハーモニー』を少し前に読み終えたのですが……と書くと、今頃かよ! と言われそうですが、そう、今更です。随分前に何かのセールのときに Kindle 版を安価で購入しておいたままになっていて、昨年秋の台湾出張時に高速鉄道で台南から板橋まで戻る間に第一章を読んだものの、続きを読むにいたったのは最近だったりします。 (ところでこういう読書のディティールを書くのは、この後の文章の伏線でもなんでもなく、「台湾出張時に」とさらっと書いておくことで、さも自分ができるビジネスマンであ

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    suginoy 2016/08/01
  • プログラミングを知らない人がプログラミング教育をする危険性

    プログラミングを知らない人がプログラミング教育をする危険性 The teacher of programming came, but nobody has a TECH. 2016.06.22 Updated by Ryo Shimizu on June 22, 2016, 08:55 am JST ある日、角川アスキー総研の取締役兼主席研究員である遠藤諭氏から、「プログラミングが他の職業でも役立つということに関してなにかアイデアはないか」と相談を受けました。 アスキーの遠藤諭氏といえば、筆者も少年の頃、毎月夢中になって誌面を熟読した往年の「月刊ASCII」の編集長として活躍された方で、自らもプログラミングのプロフェッショナルでもあります。プログラマーでありながら、プログラミングを業とせず、編集業を生業にしているところは、プログラマーでありながら経営者を生業とする筆者と相通じるものがあり

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    suginoy 2016/06/22
  • 他人事でないIoTのセキュリティ問題、そして追悼

    他人事でないIoTのセキュリティ問題、そして追悼 IoT security is your business. And in memory of ... 2016.05.25 Updated by yomoyomo on May 25, 2016, 11:20 am JST 旧聞に属しますが、奈良先端科学技術大学院大学教授にして、内閣官房情報セキュリティ対策推進室(現在は、内閣官房情報セキュリティセンター)の初代情報セキュリティ補佐官など要職を務められた山口英氏の逝去が伝えられました。その訃報に接し、昔のことを少し思い出してしまいました。 ワタシがウェブに文章を書き出したのは1999年ですが、オフで実際に人と会い社交の場に出るようになったのは、最初の訳書を出した翌年になる2003年からです(逆に言うとそれまでは、ほとんど誰ともオフで会ってなかったわけで、思えば最初の訳書自体、結局一度も編集

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    suginoy 2016/05/26
  • 世界に売られた男

    世界に売られた男 The Man Who Was Sold By the World 2016.02.25 Updated by yomoyomo on February 25, 2016, 11:56 am JST Apple と連邦捜査局(FBI)との間の「iPhoneロック解除」問題(「バックドア」問題)の話題が続いています。捜査機関と IT 企業との対立は以前から続いていることですが、FBI の要求を突っぱねた AppleGoogle や Facebook などのネット企業が全面支援するのは、逆説的に言うとエドワード・スノーデンによる PRISM プログラムの暴露の後遺症、つまりは上記すべての企業がアメリカ国家安全保障局(NSA)にユーザの情報を渡していたと報道されたことへの負い目、ここでまた簡単にユーザの情報を捜査機関に渡すと思われるのは困るという譲れない一線があるのでしょ

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    suginoy 2016/03/05
  • テクノロジースタートアップは経済的不平等に貢献しているか?

    テクノロジースタートアップは経済的不平等に貢献しているか? Do technology startups contribute to economic inequality? 2016.02.02 Updated by yomoyomo on February 2, 2016, 15:19 pm JST 現在では LISP ハッカーとしてよりも、シードアクセラレーター Y Combinator の共同創業者して知られるポール・グレアムですが、エッセイストとしても著名な彼の文章は時折論議を呼びます。今年に入って書かれた、ズバリ「経済的不平等(Economic Inequality)」と題されたエッセイもかなり論議を呼びました……というか、もう少し正確に書くなら、多くの批判を浴びました。 ありがたいことにグレアムは、この文章の短縮版を書いてくれているので、内容紹介代わりにまずこれを全訳してみま

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    suginoy 2016/02/07
  • ラストスタンド

    ラストスタンド Last Stand 2015.08.24 Updated by yomoyomo on August 24, 2015, 16:29 pm JST 少し前に翻訳家、評論家の大森望さんの「1995年、最強個人メディアの誕生」という文章が話題になりました。この文章自体は、朝日新聞デジタルの20周年記念特集の一環として書かれたものですが、日におけるインターネット利用の格化から今年で20年と言うこともできます。 ワタシは大森望さんの著書では『特盛! SF翻訳講座』が大好きで、折に触れ何度も何度も読み返しているのですが(現在は『新編 SF翻訳講座』として文庫化されている)、章の合間のインターミッションとして収録されている「私的翻訳環境変遷史」が、大森さんがパソコン通信、Mac、そして WWW にはまり、のめりこんでいくドキュメントになっており、今読んでも楽しいです。 大森さんが

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    suginoy 2015/09/12
    “第1章が yomoyomo(ワタシ)、第2章が Hagex という並びも異人感がなかなか強く、図らずも9年前の『あたらしい教科書』の轍を踏んだ感”
  • 『羅生門』としてのUber、そしてシェアエコノミー、ギグエコノミー、オンデマンドエコノミー、1099エコノミー(どれやねん)

    『羅生門』としてのUber、そしてシェアエコノミー、ギグエコノミー、オンデマンドエコノミー、1099エコノミー(どれやねん) Uber as The Rashomon, and sharing economy, gig economy, on-demand economy, or 1099 economy (WTF) 2015.08.07 Updated by yomoyomo on August 7, 2015, 16:54 pm JST ワタシは地方在住なのですが、何かイベントにかこつけては年に2回ほど東京に遊びに行きます。昨年あたりから感じるのは、宿がとりにくくなっていることです。これはワタシがまさにおのぼりさんが泊まるようなホテルに泊まるからというのもありますが、上京する週末の一月以上前に予約を入れようとしても、以前よく使っていたホテルがいくつも既に満席になっていて呆然となったりし

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    suginoy 2015/08/09
    "昨年末にフレッド・ウィルソンが「実は誰もシェアなんかしておらず、テクノロジーのおかげでものを買うのと同じくらい容易になったレンタルでお金を稼いでいる」とズバリ言っていてなるほどと思ったものです。"
  • 思想としてのインターネットとネット原住民のたそがれ

    思想としてのインターネットとネット原住民のたそがれ Twilight of the digital natives and thoughts on the future Internet 2015.07.14 Updated by yomoyomo on July 14, 2015, 13:41 pm JST 少し前に、人気ポッドキャストの Rebuild で、伊藤直也さんが川上量生氏の『鈴木さんにも分かるネットの未来』を紹介しているくだりが面白かったので、長くなりますが文字起こししてみます。 例えば電子書籍の話も、僕らはすぐそうやって、Kindle になってねーから、ふざけんなって思うじゃないですか。テクノロジーの進化を止めやがって、みたいな。だけど、このに書かれているのは、そうやって電子書籍が広まっていくのはいいんだけど、そうなると書籍ビジネスって基的に今の構造のままだとシュリンク

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    suginoy 2015/07/17
  • サラリーマンプログラマに向かない人の生きる道

    サラリーマンプログラマに向かない人の生きる道 2015.03.31 Updated by Ryo Shimizu on March 31, 2015, 14:44 pm JST 元日立で現VA Linuxの社員プログラマーらしき人が日立を辞めた後の転職を猛烈に後悔していることが話題になりました。 「年功序列などで働きづらい」として転職した元日立社員、転職後「日立のほうが良かった」と後悔して話題に/Slashdot この騒動を受けた人のブログエントリを拝見しましたが、個人的にはあまり同情できません。 騒動の内容と今後について 上記のエントリを読んでいただければ私の言いたいことはだいたい伝わると思います。 残念ながら、世の中には、どれだけそれが好きでも、また、それに関する才能があったとしても、会社員には向いていないタイプの人が居るのです。たぶん今回の騒動の主となる人は会社員としてプログラマを

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  • 空がまた暗くなる──鬱と惑いと老害のはざまで - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    今回は、単行が出たときから気になっていて、少し前に文庫になったのを知ってようやく買って読んだ吉田豪の『サブカル・スーパースター伝』の話から始めたいと思います。 このは、書評家・インタビュアーの著者が、「サブカルは四〇越えるとになる」というテーゼをその界隈の有名人たちに問いかけた連載を元にしたものですが、書名に「」の文字が入っているものの、インタビューを受けている人たちが皆それに当てはまるわけではなく事情もそれぞれで、これも著者の表現を借りるなら「サブカルというか文系な有名人はだいたい四〇歳前後で、一度精神的に壊れがち」ぐらいが適当でしょう。 ただ実際にを読むと、「サブカル」でくくらなくても、同じく40歳を越えたそれこそワタシを含むサラリーマンにも当てはまる普遍的な内容に思いました。 もう仕事の上では若手じゃないし、ベテランの入口みたいなところに入ってきたとき、この程度のことし

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    suginoy 2014/12/29
    "才能とは「情熱の持続」と言えるのではないでしょうか。同様に「風上をめざせ」というメッセージに絡めて定義すれば、才能とは「好奇心の持続」とも言えるでしょう。"
  • 邪悪なものが勝利する世界において - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    しかし、心を鎮めて考えれば、誰にでも分かることだが、私たちを傷つけ、損なう「邪悪なもの」のほとんどには、ひとかけらの教化的な要素も、懲戒的な要素もない。それらは、何の必然性もなく私たちを訪れ、まるで冗談のように、何の目的もなく、ただ私たちを傷つけ、損なうためだけに私たちを傷つけ、損なうのである。 少し前に知り合いの女性と久方ぶりに夕をともにする機会がありました。事の後に出向いたバーで彼女は、以前自身が体験したネット上の嫌がらせの話をしてくれました。 嫌がらせをしかけてきたのは同業の女性だったのですが、その人とは仕事上も私生活でもほとんど直接の接点はありません。そんな相手からどうして嫌がらせを受けないといけないのか。例えば、仕事でひどい目にあわせたとか、恋人を奪ったといった過去があるならともかく、面識自体ないような相手なのに。 理由があるとすれば、その女性にとっての晴れの場において、意

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    suginoy 2014/10/21
    怖いのは自分が突然標的にされるかもしれないところ。
  • 日本の大学の国際化はどう考えても無理だと世界にバレている - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    イギリスの高等教育専門雑誌である Times Higher Educationに、日の私大で教えていたイギリス人学者の書いた記事が掲載されていました。この記事、日の高等教育の実態を、外国人学者の視点で、身も蓋もない書かれ方をしており、大変興味深いといいますか、「日教育ヤバいんとちゃう?」とかなり心配になるのであります。 Beyond sushi: the attractions of lecturing in Japan (寿司の向こう側:日で講義をやる魅力) と題された記事。一見「日の大学は最高だ」という内容を期待しそうになりますが、そこはイギリス。記事を読み始めてすぐに「ああ、イギリス流の皮肉じゃないか。。。」とわかります。 イギリスの名門サセックス大学で歴史学の博士号を取得したスーザン•バートンさんは、博士号取得後、なかなか仕事がみつからず、屋で最低賃金のアルバイトを

  • プログラマー流ビジネスモデル構築 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    経営者たるもの、先ず第一に経営戦略の要諦をまとめなければなりません。 戦略的視点がない経営は場当たり的になり、それでは到底、事業の長期的な発展を望むことはできません。 それでも新米の経営者は、戦略をたてることが苦手です。 多くの場合、戦略と計画の区別もついていません。 今日は軽視されがちな経営戦略の立案法についてプログラマーの視点から見ていきましょう。 まず、経営をしようというときに最も重要なのは、ビジネスモデルです。ビジネスモデルは、変化の早いITの世界では3〜5年で一周すると言われています。IT企業の経営者ならば、常にビジネスモデルを変化させつつ、次の3年、次の5年に備えなくてはなりません。 ビジネスモデルとは、平たく言えば「どのように人様のお役に立ち、どのように価値を認めていただくか」ということ。短く言えば価値創造です。 なんらかの価値ある商品なりサービスなりを考案し、対価をいた

  • インターネットによる中流階級の破壊をマイクロペイメントが救うか - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    HELLO I am the ghost of Troubled Joe hung by his pretty white neck some eighteen months ago 少し前に、ウェブ連載を持っていないため、何かを紹介する文章を書きたいと思っても書く場がないと某所で愚痴ったところ、(WirelessWire News プロデューサーの)竹田茂さんからそれならウチで連載やれやとお声をかけていただき、ただいろいろ雑事にかまけてそのままになっていたのですが、失恋したのを機にようやく原稿に取り組む気になったという次第です。 正直気の利いた名前も思いつかないので、連載名は Wired Vision 時代と同じとし(宣伝ですが、この当時の連載をまとめたものを達人出版会より電子書籍で販売しています)、かつてそうだったように特に専門分野を絞ることなくネット周りについて書くことにします。

    suginoy
    suginoy 2013/07/26
  • アメリカのノマドの不都合な真実  - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    このブログでも以前フリーランサー(個人事業主)について紹介しています。日では最近フリーランサーが「ノマドワーカー」という風に呼ばれたりして、注目を浴びています。従来のフリーランサーの様に「雇われずに働く」という他に、フリーランサーであっても、誰かに雇われてる会社員であっても、モバイル機器やネットを活用して「場所にとらわれずに自由に働く」といういう意味もあります。 フリーランサーという働き方は、大昔からあるわけですが、技術や通信サービス、デバイスの発達により、「場所にとらわれずに自由に働く」という働き方が、以前よりも簡単になって来たのは新しい感じですね。 しかしながら、フリーランサーのおかれている立場というのは簡単な物ではありません。私が3月9日に出版したノマドと社畜というの中では、イギリスの実態を紹介しています。 イギリスと同じくノマド先進国であるアメリカは日よりも早く労働が自由化さ

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    suginoy 2013/04/01
    「つまり、ノマド先進国のアメリカでは、保険料を払うことができない貧しいフリーランサーは「死ね」ということなのです。」