むらさき @ukifune0343 母「あんな古い本、積み重ねてあったら捨てていいって思うに決まってるでしょ!」 私「積読って言葉を知らんのか!」 母「ツンドクって読み方があるの?そんなのただの片付けない言い訳でしょ、あんな古い本捨てて新しい本を買いなさいよ」 これが文学に関わらない人の思考です。
備忘録程度に 社会学における査読論文の位置一般に、日本社会学において査読論文は重視されます。特に、若手にとって査読論文を出すことは研究業績を重ねる上で、非常に重要であると考えられています。 ただ、以下の三点が一般的な「アカデミア」のイメージとずれているため、わかりにくいところかなと思います。 雑誌の格が厳格に決まっているわけではない日本社会学においては雑誌の格が明確に決まっておらず、これがIFやh-indexで論文の格がある程度自動的に決定される理系(+経済学)と違うところです。 たとえば、おそらく日本社会学で一番格が高い雑誌は日本社会学会が発行する『社会学評論』でしょうが、これに掲載が決まったからと言って、マーケットにおいてダントツに評価が高くなるということは無いですし、掲載率も25%程度とそこそこ高いです。 一方、関東社会学会が発行する『年報社会学論集』や関西社会学会が発行する『フォー
テスト航海で与那国島から西表島を目指す2艘の草束舟。国立科学博物館「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」より。撮影:海部陽介(2016年7月11日) © 2020 海部陽介 東京大学大学院理学系研究科の井原泰雄講師、国立民族学博物館の池谷和信教授、野林厚志教授、国立科学博物館の海部陽介研究グループ長(現、東京大学総合研究博物館)は、更新世の人類による島しょ進出について分析し、偶然の漂流により10人程度のグループが島に渡ったとすれば、その子孫が集団として持続した可能性があることを示しました。 後期更新世の人類は海を渡り、日本の琉球列島のような島々に進出しました。意図的な移住だったとすれば、当時の人類の優れた航海技術がうかがえますが、移住が偶然の漂流の結果だった可能性も排除できません。偶然の漂流とすれば、その子孫が人口を維持するために何人の漂着者が必要だったのか、長年答えのない議論が続いてき
メキシコ、チキウイテ洞窟の発掘現場において、植物や動物のDNAの痕跡を探す研究者たち。現代のDNAの混入が起きないよう、防護服を身に着けている。(PHOTOGRAPH BY DEVLIN GANDY) メキシコ中北部の砂漠の高山にあるチキウイテ洞窟。研究者たちは最初、数千年前の環境を調べるためにここに来た。ところが、期せずして古代の尖頭器(槍先)らしきものが発見されたことで、アメリカ大陸の歴史を書き換えるかもしれない10年近くにわたる調査が始まった。 7月22日付けで学術誌「Nature」に発表された論文によれば、チキウイテ洞窟から見つかった証拠は、人類が約3万年前にはすでに北米大陸に居住していたことを示唆しているという。3万年前という年代は、現在の一般的な推定よりも2倍近く古い。 人類がいつアメリカ大陸に到達したのかについては100年以上も議論が続いているが、およそ1万3500年前という
セミをゾンビにさせる恐ろしいゾンビ化菌(マッソスポラ)が存在します。 マッソスポラによってゾンビ化したセミは腹部がないまま飛び回って胞子を撒き散らし、同性異性構わず相手を誘って交尾しようとすることがの研究で知られていました。 セミに寄生して、オスメス関係なく交尾させる菌がいる – ナゾロジー これだけでもかなりグロくて恐ろしいのですが、最新の研究によって、マッソスポラは感染したセミの心と体を菌がどうのように支配していくのかが判明しました。 マッソスポラに感染したオスのセミは、オスでありながらメスの求愛行動である「羽ばたき」を行い、別のオスを誘惑し、性行為を行おうとしていたのです。 ゾンビ化したセミは生殖器を中心とした腹部が脱落して、マッソスポラの胞子嚢に変化しているため既に子孫は残せませんが、性行為の真似事を通して、相手を感染させることができます。 性行為した相手をゾンビ化させ、さらなる感
気候変動や人間の活動によって多くの動植物が絶滅の危機に瀕したり、実際に絶滅してしまったりするケースは後を絶ちませんが、研究者らはさまざまな手段で絶滅危惧種の繁殖を試みています。ロシアチョウザメとヘラチョウザメという2種類の絶滅危惧種を用いた実験を行っていた研究チームは、うっかり2種の絶滅危惧種をかけ合わせて「絶滅危惧種のハイブリッド魚」を生み出してしまったと報告しました。 Genes | Free Full-Text | Hybridization of Russian Sturgeon (Acipenser gueldenstaedtii, Brandt and Ratzeberg, 1833) and American Paddlefish (Polyodon spathula, Walbaum 1792) and Evaluation of Their Progeny | HTML
オイカワ丸 @oikawamaru 「質問よろしいですか?」の声に驚いて振り向くと、本物の天皇陛下。 というのをいつかのG類学会ポスター会場で実際に経験したことがあるけど、端的に言ってどうにかなりそうだった思い出。 2020-07-15 21:00:08 オイカワ丸 @oikawamaru 湿地帯生物の観察と研究/専門は自然史科学(主に魚類学と甲虫学)/湿地帯中毒(東海大学出版部)/日本のドジョウ 形態・生態・文化と図鑑(山と渓谷社)/ネイチャーガイド日本の水生昆虫(文一総合出版)/自宅で湿地帯ビオトープ!(大和書房)/researchmap.jp/juna oikawamaru.hatenablog.com
岡本 智周 (Tomochika OKAMOTO) @Tomochika_wsd 教育社会学、共生社会学、歴史社会学、ナショナリズム研究、社会意識研究。現下の課題は、①社会についての学びの経験と社会認識・歴史認識の構成との関連に関する調査研究、②教育社会学者・馬場四郎の思想と行動。 https://t.co/scoydW3h9A OKAMOTO @Tomochika_wsd 社会学の導入で、「常識を疑う学問です」とか「生きづらさについて考える分野です」といったことを言うのはもう禁止したほうがいいかも。「自分の常識を疑い、他者の生きづらさについて考える」はずが、「他者の常識を疑い、自分の生きづらさについて考える」人ばかりになってしまっているから。 2020-07-13 21:49:06 OKAMOTO @Tomochika_wsd 「社会調査を疑う」のも、本当にそれができる技術を身に付けてか
両生類「ミカンチビアシナシイモリ」の口腔に爬虫類と同様の毒腺があった Image credit: Carlos Jared. <ヘビやミミズに似た無足の両生類アシナシイモリの一種のの口腔に爬虫類と同様の毒腺があった...> マムシやコモドオオトカゲなど、爬虫類の一部には、口腔で毒液を分泌する器官があるが、長年、両生類にこのような器官はないと考えられてきた。しかしこのほど、両生類「アシナシイモリ(ハダカヘビ)」の一種である「ミカンチビアシナシイモリ」の口腔に爬虫類と同様の毒腺があることが明らかとなった。 アシナシイモリとは、熱帯アフリカや東南アジア、中南米などの熱帯地域に生息する、ヘビやミミズに似た無足の両生類である。米ユタ州立大学の生物学者エドムンド・ブロディ名誉教授、ブラジル・ブタンタン研究所のペドロ・ルイス・メーロ-フォンタナ研究員らの研究チームは、その一種であるミカンチビアシナシイモ
理化学研究所(理研)数理創造プログラムの横倉祐貴上級研究員らの共同研究チームは、量子力学[1]と一般相対性理論[2]を用いて、蒸発するブラックホールの内部を理論的に記述しました。 本研究成果は、ブラックホールの正体に迫るものであり、遠い未来、情報[1]を蓄えるデバイスとしてブラックホールを活用する「ブラックホール工学」の基礎理論になると期待できます。 近年の観測により、ブラックホールの周辺のことについては徐々に分かってきましたが、その内部については、極めて強い重力によって信号が外にほとんど出てこられないため、何も分かっていません。また、ブラックホールは「ホーキング輻射[3]」によって蒸発することが理論的に示されており、内部にあった物質の持つ情報が蒸発後にどうなってしまうのかは、現代物理学における大きな未解決問題の一つです。 今回、共同研究チームは、ブラックホールの形成段階から蒸発の効果を直
<孤立した湖や池に、魚はどのように入植するのだろうか。これまでその証拠ははっきりしていなかった......> 極乾燥地域に囲まれた孤立した湖や池に、魚はどのように入植するのだろうか。「魚の卵が鳥の足やくちばし、羽に付着し、鳥によって遠方に運ばれるのではないか」との仮説が長年唱えられているが、2018年に発表されたスイス・バーゼル大学の文献レビューでは「この仮説を示す証拠はこれまでに見つかっていない」とされていた。 植物の種は、鳥獣に食べられ運ばれるが...... ハンガリー・ドナウ研究所(DRI)生態学研究センター(CER)の研究チームは、外来種として広く知られるコイとギベリオブナの卵をマガモに与える実験を行い、「マガモに与えた魚卵のうち0.2%が消化器内で生き残り、糞として排泄され、さらにその一部は孵化した」との研究結果を2020年6月22日に「米国科学アカデミー紀要(米国科学アカデミー
計算機科学の分野において功績を収めた人物に贈られるチューリング賞を2018年に受賞した、Facebookの人工知能部門におけるチーフ研究者、ヤン・ルカン氏は、人工知能および機械学習における人種差別の議論で多くの非難を受け、Twitterアカウントを停止することを発表しました。 Yann LeCun Quits Twitter Amid Acrimonious Exchanges on AI Bias | Synced https://syncedreview.com/2020/06/30/yann-lecun-quits-twitter-amid-acrimonious-exchanges-on-ai-bias/ きっかけは2020年6月20日に、デューク大学が人工知能アルゴリズムを用いた高品質の画像生成に関する研究結果をTwitter上で公表したことから始まりました。 Face Depi
by Art DiNo ゲームの中で登場する女性キャラクターはしばしばナイスバディに描かれがちであることから、「ゲームに登場する女性キャラクターはいかにして性の対象として描かれているか?」を主張する人もいます。こういった人々は「女性キャラクターを性的に描くことで、現実社会における女性に対する印象にも少なからず影響があるのではないか」と危惧しているわけですが、最新の研究結果は「ゲーム内の女性キャラクターを性的に描いても、現実世界の女性の身体的特徴に対する自己評価に影響を与えることはない」ことを示しています。 Examining the effects of exposure to a sexualized female video game protagonist on women’s body image. - PsycNET https://psycnet.apa.org/doiLand
7000年前の人類に起きた奇妙な出来事。子孫を残せる男性が激減、女性17人に対してたった1人。その理由とは? 記事の本文にスキップ およそ7000年前の新石器時代、人間の遺伝子の多様性に奇妙なことが起こった。 それから2000年以上、アフリカ、ヨーロッパ、アジアで、Y染色体遺伝子の多様性が減少し、子孫を残せる男性が女性17人に対してたったひとりという状態になったという。 いったいなぜこのようなことが起きたのだろう? 父系クラン同士の戦争が原因? アメリカ・アリゾナ州立大学のコンピューター生物学者、メリッサ・ウイルソン・セイヤーズらの研究グループによるモデル解析によると、この謎めいた現象を引き起こしたのは、父系クラン(集団)同士の戦争が原因だという。 人間の遺伝子的多様性の減少は、現代の人類の遺伝子パターンをベースに推論すれば、初めてのことではない。だが、こうしたことはたいてい人口全体に影響
先進国病? 知能の高い女性ほど子供を生まないせいで全体の足を引っ張っているとか Albert Gea-Reuters 私たちの知能は1世紀前より低下している――こんな話を裏付ける研究結果がこのほど発表された。 知能や心理学に関する学術誌、「インテリジェンス」誌(オンライン版)に先週掲載された論文によると、欧米諸国の人々の知能指数が過去100年間で、平均14.1ポイント低下したという。 この研究を行った科学者たちは、被験者が視覚的な刺激を受けてから反応するまでの時間を計測した1889年から2004年までのデータを使って、人間の一般知能の変化を分析した。刺激に対してより早く反応するほどアタマがいい、ということらしい。 「単純反応の速度による測定は、一般知能の高さと強い相関関係にある。そして、認知についての初歩的な計測にもなる」 この研究を行ったブリュッセル自由大学のマイケル・ウッドリーや、アム
ライブドアニュース @livedoornews 【不思議】「カラス侵入禁止」警告文になぜか効果、東大研究施設の奇策 news.livedoor.com/article/detail… 専門家から助言を受けて試したところ、すぐにカラスが来なくなったという。実施して今年で3年目だが東大側の連勝中だそう。 pic.twitter.com/YEGb2uDbHr 2017-05-12 10:14:59 リンク 朝日新聞デジタル 「カラス侵入禁止」警告文、なぜか効果 東大の研究施設:朝日新聞デジタル 「カラス侵入禁止」。そう書いた紙をつるしたら、本当に来なくなった――。岩手県大槌町にある東大の研究施設は春になると、カラスに「警告文」を出す。研究者が放つ奇策だ。今年で3年目、東大が連勝している。 … 767 users 5525
Podoro @podoron カラスの「未来計画」能力 動物にはないと思われてきた「先の計画」を立てる能力が,類人猿以外では唯一,カラスにもあると実証されたという研究。論文読んでみたら,研究の前提・その後の展開などAfp記事よりも面白かったので,簡単に解説。1/afpbb.com/articles/-/313… 2017-07-21 22:49:06 Podoro @podoron 食事会の企画,夏休みの計画を立てる,といった行動には様々な領域にまたがる認知能力が必要であり,「先の計画」を立てる能力は,長らく人間特有の能力だと考えられてきた。 動物はあくまで「今」を感じ「今」どうするか考える一方,人間は過去を記憶し,「未来」でどうするか考えられるのだと。2/ 2017-07-21 22:58:19
週プレNEWS TOPニュース社会<京都大学総長・山極寿一×立命館大学教授・小川さやか対談>コロナ禍で人間関係のストレスも急増中! 信頼しないからうまくいく!?アフリカ流・処世術【前編】 <京都大学総長・山極寿一×立命館大学教授・小川さやか対談>コロナ禍で人間関係のストレスも急増中! 信頼しないからうまくいく!?アフリカ流・処世術【前編】 今、新型コロナウィルスの世界的流行で、対面で会話する機会が奪われている。そのため、些細な行き違いから、トラブルに発展することも多いだろう。 そこで、『「言葉」が暴走する時代の処世術』でコミュニケーション不全への対処法を論じた京大総長・山極寿一(やまぎわ・じゅいち)氏と、『チョンキンマンションのボスは知っている』で香港に住むタンザニア人の商習慣を仔細に記録した立命館大学教授・小川さやか氏が対談。二人の共通点はアフリカだ。 共に京大で学び、アフリカに研究フィ
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