会見した荒順一監督(右)。左は岩村裕美主将=2日、東京・岸記念体育会館、永田篤史撮影2月14日、プレーオフ準決勝で敗退が決まり、無念の表情を浮かべる日本航空の選手ら=大阪市中央体育館 経営再建中の日本航空は2日、東京都内で会見し、女子のバスケットボール部を来季(10月〜来年2月)限りで廃部にする、と発表した。同部は国内トップリーグ、Wリーグの強豪で、一部選手がオフに客室乗務員を務めることでも知られ、2008年には同部をモデルにした映画「フライング☆ラビッツ」が公開されるなど人気があった。 会社更生法が適用され、企業再生支援機構の支援を受けている同社は、多額の公金を土台に再建を図っている。同部の渡辺智部長は「皆様のご理解とご協力を得て、再生に全力を傾けている。その強い信念を示すため(休部ではなく)廃部にした」と話した。 リーグは既に来季の試合日程をほぼ固めており、同部が来季参戦しなけれ