事実誤認している箇所がありました。これから修正します。 2013.1.18 「自分の体験談」で文章を紡ぐと言うこと 〜「ヨソ者=『2級市民』」その後〜 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月に続きを書きました。 2013.1.21
「若者のクルマ離れ」といった言葉が交わされるようになって5、6年は経っただろうか。 最近の若者は昔と違って……とか、クルマに魅力がないからだ、とか、経済的要因ででクルマを買うことができないからだ、とか様々な文脈で語られことが多いが、実は、そのほとんどが印象論に過ぎない。国交省や警察庁、業界団体の統計データで、たとえば「年齢別のクルマ所有率」なんて統計は存在しない。もちろん、メーカーやディーラーは彼らの内部でのデータはあるのだろう。購入者の中で10・20歳代の若者が占める割合が減っているというのはなんとなく想像できるが、それらがオープンにされることはない*1。きちんとした数字も出さずに「若者のクルマ離れ」ばかり強調しても他の関係者に共感を持ってもらえるはずがないのに…… と、冒頭から話が横道にそれた。 ここに面白い資料がある。「数字でみる自動車」(日本自動車会議所)という、毎年、どこからか私
以前、「オタクが趣味を断念するとき。 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月」 で書いたように、2年前、僕は身を固めることになりました。当時36歳。「リアル電車男・撃墜」の報に周囲は一時期騒然とした。「まさか先越されるとは……」と30・40歳代の知人たちからも言われたけど、まあそれはそれ。 あれから2年、まだ「2M」*1での生活は続いています。 パートナーが現れると、確かに生活はいろいろ変わっていきますね。独身時代といろんな意味でやり方が異なる。それは当たり前です。 とりわけ、趣味に対する取り組み方は大きく変わりました。 趣味に費やす時間とスペースに制約ができてしまった 今から10数年前、僕の世界における趣味のウエートは、鉄道系6割、バックパッカー2割、アニメ系2割ってところでした。 2年前、共同生活を始めた後、趣味をやっている時間は確実に減りました。 たとえば国内外に旅に出かける機会。 長い学
田舎のジャスコは「東京」が再現されている。売っている物も歩いている人の服装も全く同じ。10年前には信じられなかったことだが、今、渋谷の10代のファッションと三重のジャスコのファッションがまったく同じなのだ。これには感動した。 Togetter - まとめ「田舎のジャスコは「擬似東京」!渋谷=三重のジャスコ。レベル的に。 10代のファッションで都市と地方との「文化」を語るって勇気があるなあと思ったりもした。Twitterのポジショントークって、はてな以上に難しいなあとも感じたりした。 ただ、文化的独自性とかではなく、「疑似東京」がそこにあるかどうかという立脚点ではまさにそう。この人の指摘する渋谷と三重のジャスコの同一性を否定することもない。 偶然にも、昨日は、うちの家からクルマで10分にあるイオンモールに行って、そこで買い物をして、本屋で1時間品定めして、飯を食って、シネコンで「借りぐらしの
オタクな趣味を30年間もやっていると、いろんなことを体験してきた。 やっぱり一番寂しいのは、同じ趣味を共有してきた仲間たちが次第に足を遠ざけていく姿を見ること。 関心の淡泊化、趣向の拡散、趣味を取り巻く環境の変化、他のジャンルへの移行、家庭・社会の諸事情……といろいろ理由はある。彼らにもいろいろ事情はあるし、それを止める権利も何もないのは分かる。でも、去りゆく彼らを見送るのは、残された者としてはセンチメンタルな気分にさせられる。 そうした要因以外に、オタクが趣味を断念するきっかけとなる障壁はいくつか存在する。 僕らの鉄道趣味業界で言われてきたのは、 step1 受験 step2 進学 step3 就職 step4 結婚 の4つの壁。第一次鉄道ブームがあった1970年前後の頃からの言葉だ。そして、これらの障壁を乗り越えられなかった戦友(とも)をたくさん見送ってきた。 「step1 受験」の壁
ここ2週間ほど、ずーっと僕の心を捉えて放さない臨時列車の企画があった。 その名は「あいづコストレ」(「「あいづコスプレ・トレイン」」とも)。会津鉄道が企画した列車だ。当該HP(http://www.costrain.com/index.html)だと、 時代物・和物系の完全登録制のコスプレイベントです。(撮影のみでの参加できます) 会津鉄道でコスプレ解放区を自由に移動し、各地自由に撮影を行える新感覚のイベントになっています! とある。 西若松―会津田島間でキハ8500系2両が3往復 2両編成のうち1両をコスプレ愛好者専用。「コスプレ解放区」とし参加者が区間内を自由に乗降できる というイベントなんだとか。 この企画。初めて聞いたときから、なんか怪しい臭いがしていた。 ナウなヤングの間で「コスプレ」なるものが流行っていて、しかも「鉄道ブーム」やら「歴女ブーム」やらで、なんか世間は盛り上がってい
三陸鉄道開業25周年記念 秋のさんてつ祭りを「ありすのバースデイパーティー 〜三鉄の掘り出しもの&鉄道むすめ&久慈の旨いもの トリプル嬉しい“さんてつ祭り”〜」をテーマとして開催します。 秋のさんてつ祭りのお知らせと前夜祭列車の募集開始 というイベントがあるらしい。それに関連して行われるパネルディスカッション「全国鉄道むすめサミット カワイイが地方を救う 〜カワイイもの・ことを地方から発信しよう」にパネラーとして参加される伊藤剛さんの日記経由で知った。 「三鉄の本来の利用者とも、旅行好きとも、鉄道マニアとも無縁の明後日に向いた企画をやるんだ……」と思っていたら、「コメンテーター 岩手県知事 達増拓也氏」という文字に驚いた。 三陸鉄道は、去年ぐらいから、トミーテック(トミー系)が展開しているフィギュア「鉄道むすめ」のキャラ「久慈ありす」(三陸鉄道社員という設定)を使ったイベントを展開している
「富士」・「はやぶさ」廃止から2週間が経った。 最後の日とその前日はテレビニュースでかなり大々的に取り上げられていた。「たくさんの見物客が詰めかけて」とか「旅情がある列車」とか「廃止が惜しまれる」とか、送り手にも受け手にも分かり易い切り口がたくさんあったからだろう。 僕も何度か乗ったことはあるし、幼少期に憧れた列車だし、その歴史的文脈も理解しているし、だから寂しさは感じるんだけど、ここ数ヶ月のフィーバーぶりにはかなり違和感を抱いていた。 一言で語るなら、「そんなに大切な列車なら、なんでみんな乗れへんねん」ということだ。 ブルートレイン、なんとかできないのか……という気持ちは少なからずマニアなら持っている。 九州方面なら需要はあるはず、「カシオペア」みたいに高級化路線なら客は取れたはず、JR海と西がやる気になれば何とかなったはず、国鉄民営化の時に分割していなければこんなことにはならなかったは
文部科学省国立教育政策研究所は27日、小学6年と中学3年を対象にした社会科テスト(特定課題調査)の結果を公表した。(中略)都道府県名から地図上の位置を選ぶ問題(小6)では、47都道府県の平均正答率が54・7%。福井と徳島の39・9%が最低だった。鳥取を島根の位置(誤答率18・7%)としたり、秋田を岩手の位置(16・6%)とするなど、隣接県と間違えるケースが目立った。 社会科テスト:卑弥呼99%、勝海舟28% 近現代、正答率低く−−教育政策研調査毎日新聞、2008/06/28 ちょっと前の記事だけど、この文部科学省国立教育政策研究所の調査が気になった。元となったpdfファイルはこれ。 名称から地図上の位置を選ぶ問題が小学六年生と中学三年生に出されて、正答率が低かった"ワースト10"が以下の県になる。 名称から地図上の位置を選ぶ問題の正答率ワースト10 県名 小6正答率 中3正答率 福井 39
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