尖閣問題について、政府間のやりとりについては国際ジャーナリストに任せるとして、筆者は、今の中国のリアルな雰囲気を伝えたく、現場からの感覚とネットについて記事を書いた。 尖閣問題で熱い中国ネットメディアや愛国者をスルーする人々 http://ascii.jp/elem/000/000/556/556067/ 外交凍結のニュースを機に執筆したが、状況は変わりつつある。中ボスの温家宝首相が船員の無条件開放を言い出したので、今は人民網や新華網などの政府系ニュースサイトも随分とプッシュしている。今後如何に政府がプッシュするかでメディアの扱いも変わるだろう。伝統的に市民<政府の国だから。 市民<政府の国であることは、中国人はよく知っている。だから「尖閣問題をどう思うか?」というアンケートやリサーチを投げれば、実際の数よりも多くの人が「中国正しい、他は悪い」と思う。ただ、言われれば「日本悪い」と思うし