「タイトすぎるTバックを履いている女性は、敏感な部分に細菌や真菌による炎症を患うリスクが高い」とドイツの婦人科医たちが警鐘を鳴らしている。特に“カンジダ膣外陰炎”にかかるリスクが高いという。 ゲント医師は言う。「Tバック(Gストリング)は、性器の周囲の敏感な肌に擦れて、傷を付ける可能性があります。特に、Tバックがきつすぎたり、縫製の悪い素材で出来ている場合は、このような問題が発生しがちです」 こうして傷んだ肌は、細菌や真菌に冒されやすくなる。特に下着のサイズが体に合わず、小さすぎる場合は危険だという。女性の敏感な部分にTバックの紐部分が密着し、粘膜や肌に擦れながら食い込むと、カンジダ菌などの真菌(カビの仲間)が繁殖するのに理想的な環境が形成される。 本件に関して英国の婦人科医が寄せたコメントによると、下着のタイプに問題があるというより、サイズの合わない下着を着用することが一番の問題だという