4日夜、福岡市中央区で乗用車とタクシーが正面衝突する事故があり、タクシーの乗客の男性が死亡した。 警察によると、4日午後10時15分ごろ、福岡市中央区赤坂の国道で、普通乗用車が、対向して走ってきたタクシーに正面衝突した。 この事故で、客としてタクシーに乗っていた福岡高等検察庁の総務課長・井下雅博さん(56)が頭を強く打ち、死亡したほか、乗用車を運転していた18歳の少女とタクシーの男性運転手(51)が、打撲などの軽いけがをしている。 警察によると、亡くなった井下さんは、シートベルトをしていなかったとみられている。 乗用車を運転していた少女は、「カーナビを確認しようと脇見をしていた」と話しているということで、警察が、当時のくわしい状況などを調べている。 (テレビ西日本)