2時間30分 2005年の総選挙における自民党の圧勝について、メディアは「小泉劇場」という4文字を提示するのみで、それ以上の説明を放棄した。 つまり、あの選挙が「劇場」だったということは、オレら投票者は田舎芝居にひっかかったバカな野次馬だったということなのか? 仮に、あの選挙がイメージ先行の、プロパガンダ満載の、出来レースのシナリオ進行だったのだとして、だ。 でも、そのシナリオを一押しにしていたのは、何よりもまず、あんたらメディアだったはずで、だとしたら、そのメディアの中にいる当事者であるキミたちが、「小泉劇場」なんていう無責任な言葉を使って有権者にケツを持っていくのは、職業倫理にもとるんじゃないのか? ストリップ小屋の経営者が観客の好色をなじるのと同じで、そもそもが、スジ違いの批判ではないか? 私は、あれ以来、「小泉劇場」報道に、以上のような違和感を感じていたのだが、それについて、本書は
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