→紀伊國屋書店で購入 「「どうしてもしたいこと」と「とりあえず生活を支えること」の間」 地方都市における町おこしについて調べているうちに本書を知った。私が興味をもったのは、島根県の離島、隠岐島の海士町でベンチャー起業を創業した、(株)巡の環の代表、阿部裕志という人物である。トヨタ自動車という世界一の自動車企業から、人口2400人の離島に転居して、町おこし事業を展開している若者。トヨタのある愛知県で暮らしている私としては気になる存在だった。愛知県はトヨタ、静岡県はスズキ、ヤマハ、ホンダがある。それぞれの都市では、多くの自動車マンが勤勉に働いている。しかし、そこから離脱して新しい人生を送っている人間の記録はあまりない。リーマンショックで景気が減速し、東日本大震災でさらなる打撃を受けている自動車産業。この産業から卒業して新しい人生を歩む人間の記録が読みたかったのである。愛知県でも、自動車に変わる
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