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2012年2月28日のブックマーク (4件)

  • 『堕ちてゆく男』ドン・デリーロ(新潮社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「「揺らぎ」と「非揺らぎ」のはざまで」 9.11の同時多発テロが欧米の作家にとっていかに大きな出来事だったかは、事件後に書かれたいくつかの作品を読んでみるとわかる。書評空間でも、これまでイアン・マキューアン『土曜日』(2008年1月14日)、クレア・メスード『ニューヨーク・チルドレン』(2008年5月14日)の2冊を取り上げた。 欧米の作家にとって、小説の舞台を事件以前にするか、以後にするかは大きな決断だろう。それによって書く内容が影響される。直接事件に触れなくても、執筆にむかう意識が左右されるように思う。 日の作家が彼らほどには影響されないことを思うと、やはりこの国は「極東」なのだと感じる。「極東」というのは、言うまでもなく欧米サイドの距離感だが、それは私たちのリアリティーとも密接に関わっている。いくら生活が欧化され、飛行時間が短くなり、インターネットが発達しても

    『堕ちてゆく男』ドン・デリーロ(新潮社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    synapse_books 2012/02/28
    『堕ちてゆく男』
  • 『夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』カズオ・イシグロ(早川書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「定年なしの表現者の人生」 カズオ・イシグロというと長編作家という印象が強い。最初に邦訳された『日の名残り』から、2006年の『わたしを離さないで』まで、これまで翻訳出版された作品はどれも長編だった。だからこのの広告を見たときに、おや?と思い、すぐに書店に向かった。 そう、これはイシグロ初の短編集である。「音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」と副題にあるように、音楽が一の糸として通っている。「老歌手」には1950年代のポップス歌手が、「降っても晴れても」にはジャズを聴きあった旧友が、「モールバンヒルズ」には若いシンガーソングライターが、「夜想曲」にはうだつの上がらないサックス吹きが、「チェリスト」には文字どおりクラシックのチェロ奏者が出てくる。 経歴によると、イシグロはいっときロックミュージシャンを目指していたらしい。音楽仕事は寿命が短いので断念したそうだが、音楽

    『夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』カズオ・イシグロ(早川書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    synapse_books 2012/02/28
    『夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』
  • 雑誌CREA 2008年9月号より: ぼくの本棚

    表紙の「読書の快楽!」という文字に惹かれて購入。 その中で読みたいと思ったをメモ。 ★気になった★ ■■ 「東野圭吾を読み解く5つのキーワード 4.嫌な男」より 「女性にはよく判らない男性心理を知りたければ、東野作品を読むのが正解かもしれない。」とあったので。 ゲームの名は誘拐 (光文社文庫) 東野 圭吾 ↑「自分の目的のためなら誰だって利用するという主人公」だそうです。 夜明けの街で 東野 圭吾 ↑不倫もの。「子持ちの男性はみな身につまされて共感し、女性読者は一斉に非難の声を上げるはず。」だそうです。気になる……。 赤い指 東野 圭吾 ↑「嫁と姑の争いの板ばさみになってとんでもないことをしでかす」そうです。何をやらかすんだ! ■■ 「桜庭一樹が選ぶ人生の100冊」より 神の汚れた手〈上〉 (文春文庫) 神の汚れた手〈下〉 (文春文庫) 曽野 綾子 ■■ 「"現代"を知る新書30冊!

  • ぼくの本棚

    どうも。生きてます。 唐突に再開します。 覚えてる人などおらんじゃろ。 マイペースにできるからいいねってことでね。 ということで。 大江戸釣客伝。夢枕獏。 釣り好きなことは知っていたが。当に好きなんだな。 夢枕獏にかかれば釣りさえも戦いであり、人生とは、という問いになる。 時代物にはあまり興味がないので、夢枕獏でなければ読まなかっただろうな。 いや、おもしろかったんですけどね。 それより何より「キマイラ」連載再開がうれしいよね。(結局そこか)

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    synapse_books 2012/02/28
    自分向けブックマーク:ここより以前は整理済み