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2012年6月20日のブックマーク (2件)

  • 「どん底―部落差別自作自演事件」書評 自分あてに差別はがきを送る|好書好日

    5年にわたって被差別部落出身の男性に送りつけられたおぞましい差別ハガキ44通。逮捕された犯人は、涙を流して助けを求めた被害者人だった。複雑に歪んだ現代の「部落差別」の構… どん底―部落差別自作自演事件 [著]高山文彦 最初のはがきが届いたのは2003年12月初旬だった。 ――被差別部落出身の町役場の職員を辞めさせよ。 はがきには、そうした趣旨のことが書かれていた。 その後、5年にわたって計44通の差別はがきが職員の自宅や勤め先に届いた。 この間、職員は、各地の集会や研修会で差別への怒りと悲しみを訴えた。 「みなさんのこの怒りが、うねりとなって、犯人に届くことを願っています。ハガキの差出人は、自分の行為がどんなに醜く、恥ずかしく、あなた自身の心や家族を不幸にしているのか考えてみてください」「不合理な差別をともになくしていきましょう」 涙を流して職員は訴えた。「悲劇のヒーロー」に向けて拍手と

    「どん底―部落差別自作自演事件」書評 自分あてに差別はがきを送る|好書好日
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    synapse_books 2012/06/20
    「どん底―部落差別自作自演事件」
  • 「脳はすすんでだまされたがる」書評 ミステリー執筆の参考にも|好書好日

    脳はすすんでだまされたがる マジックが解き明かす錯覚の不思議 著者:スティーヴン・L.マクニック 出版社:角川書店 ジャンル:趣味・ホビー そこにないものを見たり、あるのに見ていなかったり。脳は、なぜそんなにだまされやすいのか? 謎を解くために、気鋭の神経科学者がマジシャンに弟子入り。その奮闘と成果を綴る脳科… 脳はすすんでだまされたがる―マジックが解き明かす錯覚の不思議 [著]スティーヴン・L・マクニックほか 著者こそ異なるが、書は評者がこの欄で1年前に紹介した、『錯覚の科学』と対をなすべき、啓蒙(けいもう)書である。 ここでは、注意力の欠如や記憶の誤りなど、さまざまな理由で起こる錯誤のメカニズムを、マジックの成り立ちをとおして、解明しようとする。周知のとおり、推理小説のトリックは、マジックの仕掛けとよく似ている。読者を、間違った方向に誘導しておき、最後に意外な真相を示して、度肝を抜く

    「脳はすすんでだまされたがる」書評 ミステリー執筆の参考にも|好書好日
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    synapse_books 2012/06/20
    「脳はすすんでだまされたがる―マジックが解き明かす錯覚の不思議」