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2015年10月9日のブックマーク (4件)

  • ビッグコミック創刊物語 - 本屋のほんき

    ビッグコミック創刊物語 (祥伝社黄金文庫) 作者: 滝田誠一郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2012/06/13メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログを見るまだ、漫画が子どものものだと思われていた60年代後半、青年コミックというジャンルを開拓した「ビッグコミック」とその創刊に携わった人たちの奮闘を描くノンフィクション。 ビッグコミックを創刊した伝説の編集長、小西湧之助は、漫画雑誌を作ろうとは思っていなかった。大人が読むに耐えうる文芸誌をつくろうと考えていた。だから漫画家とは呼ばず作家と呼んだし、掲載作も作品と呼んだ。 でもまだ漫画の地位が低かった時代、小学館でも青年コミック誌に人材をまわそうという空気は薄く、かつては行き場のない編集者が集まる“吹き溜まり”と社内で揶揄された。小西湧之助は吹き溜まりを水の澱んだ沼になぞらえ、自分たちを泥底に棲む夜行性の小ナ

    ビッグコミック創刊物語 - 本屋のほんき
  • 復興の書店 - 本屋のほんき

    復興の書店 作者: 稲泉連出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/08/06メディア: 単行購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (12件) を見るプロローグを読み始め、エピローグを読み終えるまで、ずっと泣きっぱなしだった。 と書店に対する地域の人々の想い、そしてそれに応えようと奮闘する書店員の願い。 心打たれるである。 一年に一度くらい、このに出会えて当によかったと心から思える特別ながある。 僕にとって、このはそういうになった。 東日大震災、あのとき何も出来なかった無力な自分が、ずっと心のどこかにひっかかっている。 そんな風に思っている書店員は、きっと少なくはないのではないかと思う。 そんな方にこそ読んで欲しい。を人々に届けるという、この仕事の原点に立ちかえり、 そして自分がなぜ、屋という仕事が好きなのか、思い出すことができるはずだ。 心打たれ

    復興の書店 - 本屋のほんき
  • Amazon.co.jp: 「無限」に魅入られた天才数学者たち (〈数理を愉しむ〉シリーズ): アミール・D・アクゼル (著), 青木薫 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 「無限」に魅入られた天才数学者たち (〈数理を愉しむ〉シリーズ): アミール・D・アクゼル (著), 青木薫 (翻訳): 本
  • 青い鳥文庫ができるまで - 本屋のほんき

    青い鳥文庫ができるまで 作者: 岩貞るみこ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/07/27メディア: 単行 クリック: 46回この商品を含むブログ (1件) を見る『白浜夢一座がいく!』という架空の青い鳥文庫人気シリーズを一冊世に出すのは、どういうプロセスが必要なのか?を真正面から描いたノンフィクション風の児童小説です。ちなみにこの作品はこんな名前なのに、何と青い鳥文庫ではない!ので児童書の単行読み物コーナーをお探しください。それを知らないと、僕のように児童文庫の棚の前で迷子になることになります。 さて、この作品。一冊のをどうやって作るのか、きわめて詳細に取材をされて書かれています。99%がノンフィクション、なんだそうです(逆に1%はどの部分なんですか)。著者、編集者、校閲、イラストレーター、デザイナー、広告宣伝、印刷、取次、書店の人まで勢ぞろいで登場しますし、『黒魔女さんが

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