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ブックマーク / chakichaki.hatenablog.com (64)

  • ビッグコミック創刊物語 - 本屋のほんき

    ビッグコミック創刊物語 (祥伝社黄金文庫) 作者: 滝田誠一郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2012/06/13メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログを見るまだ、漫画が子どものものだと思われていた60年代後半、青年コミックというジャンルを開拓した「ビッグコミック」とその創刊に携わった人たちの奮闘を描くノンフィクション。 ビッグコミックを創刊した伝説の編集長、小西湧之助は、漫画雑誌を作ろうとは思っていなかった。大人が読むに耐えうる文芸誌をつくろうと考えていた。だから漫画家とは呼ばず作家と呼んだし、掲載作も作品と呼んだ。 でもまだ漫画の地位が低かった時代、小学館でも青年コミック誌に人材をまわそうという空気は薄く、かつては行き場のない編集者が集まる“吹き溜まり”と社内で揶揄された。小西湧之助は吹き溜まりを水の澱んだ沼になぞらえ、自分たちを泥底に棲む夜行性の小ナ

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  • 復興の書店 - 本屋のほんき

    復興の書店 作者: 稲泉連出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/08/06メディア: 単行購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (12件) を見るプロローグを読み始め、エピローグを読み終えるまで、ずっと泣きっぱなしだった。 と書店に対する地域の人々の想い、そしてそれに応えようと奮闘する書店員の願い。 心打たれるである。 一年に一度くらい、このに出会えて当によかったと心から思える特別ながある。 僕にとって、このはそういうになった。 東日大震災、あのとき何も出来なかった無力な自分が、ずっと心のどこかにひっかかっている。 そんな風に思っている書店員は、きっと少なくはないのではないかと思う。 そんな方にこそ読んで欲しい。を人々に届けるという、この仕事の原点に立ちかえり、 そして自分がなぜ、屋という仕事が好きなのか、思い出すことができるはずだ。 心打たれ

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  • 青い鳥文庫ができるまで - 本屋のほんき

    青い鳥文庫ができるまで 作者: 岩貞るみこ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/07/27メディア: 単行 クリック: 46回この商品を含むブログ (1件) を見る『白浜夢一座がいく!』という架空の青い鳥文庫人気シリーズを一冊世に出すのは、どういうプロセスが必要なのか?を真正面から描いたノンフィクション風の児童小説です。ちなみにこの作品はこんな名前なのに、何と青い鳥文庫ではない!ので児童書の単行読み物コーナーをお探しください。それを知らないと、僕のように児童文庫の棚の前で迷子になることになります。 さて、この作品。一冊のをどうやって作るのか、きわめて詳細に取材をされて書かれています。99%がノンフィクション、なんだそうです(逆に1%はどの部分なんですか)。著者、編集者、校閲、イラストレーター、デザイナー、広告宣伝、印刷、取次、書店の人まで勢ぞろいで登場しますし、『黒魔女さんが

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  • 本の世界に生きて50年 - 本屋のほんき

    の世界に生きて五十年―出版人に聞く〈5〉 (出版人に聞く 5) 作者: 能勢仁出版社/メーカー: 論創社発売日: 2011/07メディア: 単行購入: 4人 クリック: 54回この商品を含むブログ (4件) を見る出版、書店業界に生きて50年!の能勢先生のこれまでをインタビュー形式でまとめたです。 能勢先生は今はなくなってしまった千葉の多田屋(いい店でした)に25年勤めた後、平安堂でFCビジネスをはじめ5年間勤め、創業期のアスキーでパソコン書を出版してヒットさせた後、太洋社で取次も経験され、書店コンサルタントになって15年という、大大大先生です。僕が就職活動していたときに業界研究で読んだのも、能勢先生のでした。大変尊敬しております。 能勢先生の書店理論は、当に基からぶれないんですね。そしてお客様のことを当によくわかってらっしゃるので、お客様不在の論が目立つ出版業界にあって、お

    本の世界に生きて50年 - 本屋のほんき
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    synapse_books 2012/02/09
    「本の世界に生きて50年」
  • おさがしの本は - 本屋のほんき

    おさがしのは (光文社文庫) 作者: 門井慶喜出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/11/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 47回この商品を含むブログ (19件) を見るこちらも図書館司書が主人公のビブリオミステリ。例によってレファレンスサービスに来る問い合わせを解決していくという感じの話ですが、全部に絡むミステリになっているのがいいですね。最初の森林太郎の話は何となくオチも読めたのですが、最後のほうに登場する「ハヤカワの」の正体はさすがにわからなかった、というか、難易度高い気がします。 でもこの作品が図書館ミステリとして非常にすばらしいな、と思うのは、ミステリとしてではなく「図書館そのものの存在意義」がテーマになっているところなんです。 主人公が勤める図書館を運営するN市は、行政予算が火の車になっていて、図書館なんかに予算を配分してる場合じゃないだろ、という状態

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    synapse_books 2012/02/09
    「おさがしの本は」
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる - 本屋のほんき

    「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書) 作者: 深田和範出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/10メディア: 新書購入: 6人 クリック: 329回この商品を含むブログ (15件) を見るそれ、私のことじゃないか、というキラータイトルに釣られて思わず購入。 このはマクロ的な視点から、日ではこれから大リストラ時代が始まり、まずは派遣切りからスタート、その次は必然的にホワイトカラーが対象になるため、文型大卒30歳以上はリストラ対象になる、ということを繰り返し説明してくれます。 この際だから、はっきりと言ってしまおう。 ホワイトカラーは、会社において存在しないほうがよい。 (中略) 絵に描いたに過ぎない中期計画の策定 度重なる人事制度の改定 行き過ぎた個人情報保護やコンプライアンスの管理 現場の意見を無視した情報システムの導入…… これらは

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    synapse_books 2009/10/19
    「「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法」
  • はじめての神保町 - 本屋のほんき

    はじめての神保町 作者: 飛鳥新社編集部出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2009/10/09メディア: 単行購入: 11人 クリック: 96回この商品を含むブログ (13件) を見る私が初めて神保町に行ったのは学生時代の夏休みのことでして、当時の私は「神田の古書店街はすごいからいっぺん見て来い」という先輩の言葉に一念発起して上京し、「ここが有名な神田かぁ!」と山手線の神田駅に、降り立ったのでした。 もちろんですが、古屋街など神田駅周辺にあるはずもなく、あれれ??話が違うじゃないかと、結局神田駅から神保町まで炎天下を延々と歩く羽目になり、めちゃくちゃ遠くて疲れたことを覚えております。なんてステレオタイプな私。「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」という、徒然草二十五段の言ってることは当だと思います。 さてさて、そんな私にも強い味方、このがあれば安心!な神保町のガイドブック

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    synapse_books 2009/10/16
    「はじめての神保町」
  • 超格差社会韓国 - 本屋のほんき

    超格差社会・韓国 (扶桑社新書 56) 作者: 九鬼太郎出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2009/08/28メディア: 新書購入: 4人 クリック: 160回この商品を含むブログ (14件) を見るなぜ、お隣の韓国は「ああ」なのか。日人なら誰しもそう思う、その疑問に答えてくれるかもしれないです。 朝鮮戦争後の荒廃から、日よりも速いスピードで国際的大企業になったサムスンのある国、韓国。 前大統領が起訴されるのも日常風景、ついでに財閥や政府高官の不祥事も絶えない国、韓国。 人口が日の2分の1、面積は3分の1なのに、ものすごくスポーツの国際大会に強い国、韓国。 しょっちゅう暴力的なデモが発生して死者まで出してしまうぐらい喧嘩に熱い国、韓国。 1970年に4.53もあった出生率が、いまや日以下の1.19にまで低下してしまった国、韓国。 人口あたりの自殺者数が、OECD加盟国中、世界一

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    synapse_books 2009/10/13
    「超格差社会韓国」
  • マイナス・ゼロ - 本屋のほんき

    マイナス・ゼロ (集英社文庫) 作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/07/01メディア: 文庫購入: 24人 クリック: 146回この商品を含むブログ (138件) を見るタイムトラベルものの傑作。あとがきが昭和45年8月となっているから、もう40年前の作品になるのか。なのに、全然内容は古くなくて、今でも充分面白い。というか、40年前にこれなのか。 主人公が昭和7年の銀座にタイムトラベルしたときの街の描写があまりにもすばらしくて、喧騒の音が聞こえてくるようだった。 聞きなれない音ばかりである。じいさんがうがいをしているときのような、仰山な自動車の警笛。それと同じ目的で、市電の運転手が踏み鳴らす、カウベルに似た、けたたましい音。遠くのほうから聞こえてくるザーッという波の音のようなものが、すり減ったレコードの針音であることは、それにまじってかすかに「影を慕ひて」のメロデ

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    synapse_books 2009/08/06
    「マイナス・ゼロ」
  • SF本の雑誌 - 本屋のほんき

    SFの雑誌 (別冊の雑誌 15) 作者: の雑誌編集部出版社/メーカー: の雑誌社発売日: 2009/07/02メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 36回この商品を含むブログ (40件) を見るの雑誌の過去のSF記事などを再編集したりして、1冊のSFガイドになったのがこれ。 まあいつも思いますが、なにゆえにSFを語る人はSFじゃないものに対して、こんなに心が狭いのか(笑) しかもそのSFかそうでないかの基準が全然明確じゃなくて、それぞれに持っている心の物差し(好き嫌いとも言う)で判断しているという、そんなSF愛好家たちの心の狭さを存分に堪能できるです。 そもそもまず冒頭でSFオールタイムベスト100決定会議とかをやってるんですが、いきなり全員で『夏への扉』はまず外す、あれはもういいとか言い出して、初っ端から一般ピープルは完全に置き去り。『十二国記』はS

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    synapse_books 2009/08/06
    「SF本の雑誌」ほか多数
  • 図書館のプロが伝える調査のツボ - 本屋のほんき

    図書館のプロが伝える調査のツボ 作者: 高田高史出版社/メーカー: 柏書房発売日: 2009/07/01メディア: 単行購入: 7人 クリック: 23回この商品を含むブログ (11件) を見る書店員の私にとって、図書館とは近くて遠い存在です。1年に1回行くか行かないか。同じを扱っているというのに、何かわからないけど両者の間には透明な壁があるような気がしてなりません。私の気のせいですかね? さて、これは図書館です。 図書館にはレファレンスサービスというのがあり、調べモノを手伝ってくれるサービスがあるんだそうです。世の中の大抵のことはGoogle先生に聞けばある程度教えてはくれる便利なインターネット社会ですが、ネットの検索程度では事足らない深い調べ物をするときは、図書館に聞いてみな、ということみたいです。ほほう、そんなサービスが図書館にはあるのですか。普段図書館を利用しないから全然知ら

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    synapse_books 2009/07/29
    「図書館のプロが伝える調査のツボ」
  • 単純な脳、複雑な「私」 - 本屋のほんき

    単純な脳、複雑な「私」 作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2009/05/08メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 102人 クリック: 2,607回この商品を含むブログ (195件) を見るこれの前作にあたる「進化しすぎた脳」のときにも絶賛させていただきましたが、このも絶賛させていただきたいと思います。 気鋭の脳研究者が、高校生に脳科学の最前線を講義したものを実況中継!という形式は前回と変わらないのですが、この5年でそんなに脳の研究は進化しているのか!という驚きと、そしてその驚異的な内容には、知的興奮をおさえられません。内容も盛りだくさんすぎて、これ読んだらMR.BRAINのネタ3クール分ぐらいは書けそう。 忘れないように個人的に面白かった内容を箇条書きでメモっておきます。多分メモだけ読んでも何のことやらと思いますので、ご興味のある方はぜひのほうをお読みにな

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    synapse_books 2009/07/06
    「単純な脳、複雑な「私」」
  • 奇跡のリンゴ - 本屋のほんき

    奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/07メディア: 単行購入: 32人 クリック: 361回この商品を含むブログ (225件) を見るchakichakiさん、このを読んでないんだったら、絶対読んだほうがいい。このはもう15万部売れているけれども、そんなんじゃあ全然足りない。もっともっと売れなきゃいけないなんだ。このはそれぐらい感動するんだ。当、ぜひ読んでください。 そもそもこのの元になった「プロフェッショナル仕事の流儀」のその回の放送を見ていなかったこともあって、ずっとスルーしていたんですが、非常に熱いオススメをもらったので、読んでみました。 このは、ちょっとすごいです。久々に読んでいなかったことを純粋に後悔したでした。 青森のリンゴ農家であ

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    synapse_books 2009/06/03
    「奇跡のリンゴ」
  • 日本人の知らない日本語 - 本屋のほんき

    人の知らない日語 作者: 蛇蔵,海野凪子出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/02/18メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 43人 クリック: 654回この商品を含むブログ (276件) を見るパブのおかげで急に動き出しました。私も新聞の広告見て読みたくなり、思わず購入。こういう、好きです。 日語学校の先生に、投げかけられる外国人学生からの奇問珍問、そしてそれが意外と日人が無意識に気づいていなかった文化的な深い意味があったりと、軽妙かつかなり笑えるコミックエッセイでありながら、結構お勉強できる内容となっております。外国人が一番苦手なのはカタカナ語というのはちょっと意外。ではちょっとご紹介を。 ?「先生、「冷める」と「冷える」の違いはなんですか?」 ?「年齢を書くときは「才」と「歳」どっちですか?」 ?「「さしつかえなければ」と「おそれいりますが」の使

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    synapse_books 2009/05/27
    「日本人の知らない日本語」
  • 新世紀メディア論 - 本屋のほんき

    新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に 作者: 小林弘人出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2009/04/03メディア: 単行購入: 33人 クリック: 575回この商品を含むブログ (92件) を見る知ったかぶり週報さんの記事で知った。読んでみたら猛烈に面白く、かつ衝撃的な一冊だった。 新聞が危ないとか雑誌が危ないとか出版業界が危ないとか騒ぐ前に、新聞・雑誌とは、そもそも何なのか?その質は何か?そもそも考えるべきじゃない?と問いかけるところから、このはスタートする。内容はすごいので要約しない。読んでみてほしい。 読んで思ったことだけ書く。 書は、メディアというものの質を、明確に抉り出すことによって、既存のパッケージメディアという思考形態の枠に捉われている凡俗のわれわれの世界観を崩壊させ再構築を迫る。ここまで鮮やかだと、自分が京極堂に憑物落としをされたんじゃないかぐらいに感

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    synapse_books 2009/05/27
    「新世紀メディア論」
  • この世界の片隅に - 本屋のほんき

    この世界の片隅に 上 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/01/12メディア: コミック購入: 23人 クリック: 507回この商品を含むブログ (327件) を見るこの世界の片隅に 中 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/07/11メディア: コミック購入: 20人 クリック: 138回この商品を含むブログ (213件) を見るこの世界の片隅に 下 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2009/04/28メディア: コミック購入: 19人 クリック: 174回この商品を含むブログ (205件) を見るぼちぼち更新していきます。 今日は、あの「夕凪の街 桜の国」のこうの史代先生渾身の傑作「この世界の片隅に」の完結編が発売されましたので、全部

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    synapse_books 2009/05/12
    「この世界の片隅に」
  • 青田先生の新刊 - 本屋のほんき

    たたかうお店のバイブル13冊―売場の“思想”が客を集める 作者: 青田恵一出版社/メーカー: 青田コーポレーション出版部発売日: 2009/02メディア: 単行購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (15件) を見る書店コンサルタントの青田先生の新刊です。 このは、小売店の戦略であったり思想について書かれたビジネス書500冊以上の中から、今小売業がもっとも学ばなければならない13冊を選び抜いて紹介してくれるというもの。要約+書評です。 「生協の白石さん」からは顧客満足とは何かを学び、伊勢丹から一流のマーチャンダイジングとは何かを学び、鈴木敏文からセブンイレブンの経営学を学びます(今ちょっともめてるけど)。この三つについては、私も読んでいたので復習がてら、という感じでしたが、この伊藤元重のマーケティング・エコノミクス 作者: 伊藤元重出版社/メーカー: 日経済新聞社発売

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    synapse_books 2009/04/17
    「たたかうお店のバイブル13冊―売場の“思想”が客を集める」
  • 創刊の社会史 - 本屋のほんき

    創刊の社会史 (ちくま新書) 作者: 難波功士出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (39件) を見る もしも雑誌が100人の村だったら、その住民のうち39人は10歳以下であり、20歳以下と考えるとその数は57名に達し、30歳以下では70名にまで及ぶ。この村で無事還暦を迎えられたのは、5名にも満たない。 ということで、生まれてはすぐ消える日の雑誌の世界を、丹念に丹念に追いかけてレポートしたのがこの。基的にファッション誌の話しかしていないのですが、それでもここに出てくる雑誌のタイトル数が半端ではなく、どれだけこの人雑誌読んでるんだ、と舌を巻きます。 他にも『GETON!』からは「GETON!forGirls」として「ストリート発!オシャレ元気な女の子の「MIXスタイルマガジン」『BRANKEY』が00年

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    synapse_books 2009/04/17
    「創刊の社会史」
  • ■ - 本屋のほんき

    東京ブックナビ 作者: 東京地図出版編集部出版社/メーカー: 東京地図出版発売日: 2008/12/27メディア: 新書購入: 8人 クリック: 21回この商品を含むブログ (23件) を見るメタローグの緑のが刊行されてからはや4年。それ以降、書店ガイドが発売されておらず、そろそろデータ的にも古くなってきて実用に耐えなくなってきたので困ったなぁと思っていたところに、このが発売されたので購入。これでしばらく困らずに済む… と思っていたら大間違いだった。このは東京地図出版から刊行されているので表向きは実用書店ガイドの顔をしているが、実際の内容を読んでみるとむしろ書店評論に近く、全然実用的でなかったのだ。メタローグの緑のと違って、そもそもこのに収録されていない書店が非常にたくさんあり、収録基準も結構適当なので、データベースとしてはちょっと、の内容。 しかし東京に数ある書店の中でも、目立

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    synapse_books 2009/04/17
    「東京ブックナビ」
  • 幸せな売場のつくり方 - 本屋のほんね

    幸せな売場のつくり方 作者: 兼重日奈子出版社/メーカー: 商業界発売日: 2008/07/31メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 16人 クリック: 208回この商品を含むブログ (10件) を見る2008年年の瀬になりました。私が今年読んだ中で、書店員の皆様に一番オススメしたいがこちらのです。先日メルマガでも紹介させていただきましたが、当にいいなので、あらためてブログのほうでも紹介させていただきます。 このは、あるファッション専門店の再生ストーリーを扱ったビジネス書です。近くに大規模なショッピングセンターが出来てしまったため、客足が遠のいてしまい、店員はやる気がなくて店舗の雰囲気は最悪、どんどん下がっていく売上に、部からは「売上をあげろあげろ」と言われ続け、毎日がもう当に疲れきってしまったなぁ、というあるアパレル店舗の店長さんの話です。こういうシチュエーションが身に

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    synapse_books 2009/04/17
    「幸せな売場のつくり方」