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ブックマーク / dailyportalz.jp (23)

  • 働く大人のアドベントカレンダー、完結する

    クリスマスエールを楽しもう ビールの世界には、クリスマスエールという種類のものがあるのだ。液色は真冬の夜のようにしっとりと暗く、アルコール度数も高い。そしてハーブやスパイスで華やかにアクセントをつけたリッチな味わい。これがクリスマスに向けて特別に醸造される、クリスマスエール。まさにこのアドベントカレンダーにふさわしいビールでしょう。 12/21カントリーガールかぼちゃエール(ベアードビール) といいつつ、これはクリスマスエールではないのですが。すみません、かぼちゃを使った珍しいビールを店頭で見つけて、これは12/21の冬至に飲まねばと心に決めていたのです。 12/22  デリリウムクリスマス(ヒューグ) 仕切り直して、こちらが物のクリスマスエール。サンタ帽をかぶったゾウさんがかわいいのだけど、ピンクのゾウは、酩酊時に現れるといわれる幻覚の象徴。また名前のデリリウムは「精神錯乱」の意味。ゾ

    働く大人のアドベントカレンダー、完結する
  • 見分けろ!コロッケ神経衰弱

    ある晩、おかずにコロッケを買って帰った。 牛肉コロッケと、野菜コロッケと、メンチカツをふたつずつ。 家について、いざべようとお皿に並べたら、どのコロッケが何味だったのかわからなくなった。 手のひらサイズの大きさと丸っこい形、きつね色の衣と、どれも見た目がよく似ているのがいけないと思ったが、そういえば店員さんは迷うことなくレジ打ちをしていたな。見分けるコツがあるんだろうか。 たくさんコロッケを並べて神経衰弱をしたら何かわかるかもしれない。 コロッケの定義を確認しよう 実は前々からいつかやりたいと思っていたコロッケ神経衰弱。編集部に声をかけて、ついに実現することになった。 決行は平日、仕事終わりの夜。なんとしても定時で退勤し、買い出しを経て即コロッケパーティーというジェットコースターのようなスケジュールだ。 一分一秒を争う準備時間だ、コロッケの買い出しに迷いがあってはならない。どこまでをコロ

    見分けろ!コロッケ神経衰弱
  • インディーズ路線図とはなにか ~どこからでも来れます!観光協会編~

    来てほしい気持ちが筆を走らせる 鉄道会社が作る路線図(メジャー)は、自社の鉄道路線がどこを走っているかを示している。複数の路線があればそれを網羅するのが当然だ。だってみんなに乗ってほしいから。 対して、鉄道会社以外が作る路線図(インディーズ)は、「ある場所」を案内するために描かれている。1点にフォーカスが集中していると思ってほしい。 となると、「ある場所」に来てほしければ来てほしいほど、路線図に描かれる範囲が広くなる傾向がある。だってみんなに来てほしいから。 その熱量が、観光協会が作るインディーズ路線図を魅力的にする。 大阪観光局の「関西の全路線ネットワーク」より。 例えば大阪観光局の「関西の全路線ネットワーク」は、大阪を中心にJR・私鉄・地下鉄が全部1枚の路線図に載っている。 2つの空港に新幹線、金剛山ロープウェイ、万博開催予定地の夢洲までカバー。苦心して梅田周辺の駅をつなげているところ

    インディーズ路線図とはなにか ~どこからでも来れます!観光協会編~
  • ケーキのチョコプレートは謝罪文でこそ真価を発揮する

    変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:いろんな果汁でポン酢を作ってみた > 個人サイト 海底クラブ 市販のチョコプレートは手狭 ケーキの上に好き勝手書き散らしてやろうというアイデアには前例がある。過去をさかのぼればデイリーポータルZライターのべつやくさんや藤原さんが挑戦しているのだ。 今回は少し趣向を変えて、チョコプレートという限られたスペースに可能な限りの文字を詰め込んでやろうと思う。 手始めに近所のスーパーでチョコプレートとチョコペンを買ってきた。 売り場にあったチョコプレートは2種類、その両方に「Happy Birthday」と印字されていた(片方は版権物のキャラクターがついていたので買うのはやめた) やはり、チョコプレートといえばバースデーケーキなのだ。誰かを祝おうとする人が買うべきものなの

    ケーキのチョコプレートは謝罪文でこそ真価を発揮する
  • “トマトソースとマスタードが一度に出せるあれ”の工場見学

    ディスペンパックが好きだ。 …といって伝わるだろうか。「ディスペンパック」でピンとこなくとも「アメリカンドッグを頼むとついてくるトマトソースとマスタードが片手で出せるあの容器」と言えばあーあれね!となるとひとも多いと思う。 あの容器が気になる。これはディスペンパックを日で唯一作る企業に赴き、年間6億個のディスペンパックを生産する工場を見学したりオリジナルディスペンパックを作ってもらったりした記事だ。 ※※トマトソースについて、一般的には「ケチャップ」の呼び方が馴染み深いかと思いますが、トマトソースとケチャップは規格で定義が異なるためこの記事では一律に「トマトソース」と表記します。

    “トマトソースとマスタードが一度に出せるあれ”の工場見学
  • 佐渡島には個人オーナーの伊勢丹がある!

    佐渡島在住の友人に、島民のみんなから「イセタンさん」と呼ばれている人がいる。名字が伊勢なのか、あるいは伊勢丹が大好きだからだろうか。 私も深く考えずにイセタンさんと呼んでいたのだが、先日になってあだ名の由来を聞いてみたところ、佐渡の伊勢丹に勤めているからそう呼ばれているという答えが返ってきた。 いやいや、佐渡に伊勢丹はないでしょう。え、当にあるの?

    佐渡島には個人オーナーの伊勢丹がある!
  • 数学マニアと行く「素数ハンティング」ツアー

    ライター。たき火。俳句。酒。『酔って記憶をなくします』『ますます酔って記憶をなくします』発売中。デイリー道場担当です。押忍!(動画インタビュー) 前の記事:学者が気でスナックを研究してわかった10のこと > 個人サイト 道場主ブログ 「素数とは1より大きい自然数で、正の約数が1と自分自身のみであるもののこと。正の約数の個数が2である自然数と言い換えることもできる」(Wikipediaより) すなわち、2、3、5、7、11、13、17…という数が素数だ。12(=2×2×3)や165(=3×5×11)などと違って友達が一人もいない。独立独歩、孤高の存在だといえる。 ハンティングの舞台は渋谷。待ち合わせ場所をハチ公前にしようとしたら、「8は素数じゃないので109前にしましょう」という提案が。気なのである。

    数学マニアと行く「素数ハンティング」ツアー
    syofuso
    syofuso 2017/08/03
  • え、たらい舟って今も現役なんですか!

    たらい舟をご存知だろうか。佐渡島の観光を計画する上で、必ず候補に挙がるのがたらい舟の体験乗船。あとは金山とトキ。 私も「昔はこんな舟を使っていたんだ~」なんて思いながら乗ったのだが、その認識はちょっと間違いだった。 その昔、一寸法師は茶碗の舟に乗って旅へと出たが、佐渡の漁師は今でもたらい型の舟で漁をしているのだ。

    え、たらい舟って今も現役なんですか!
  • 宇宙チャーハンの作り方

    チャーハンが好きだ。 特になんてことない街のなんてことない中華料理屋で出されるなんてことないチャーハンをべると心が妙に落ち着く。 ところで中華料理屋のチャーハンの姿を頭に思い浮かべてほしい。それらは決まってきれいな半球の形をしてやいないだろうか。これ、皿の代わりに鏡を使えば完全な球になって宙に浮くのでは…? よし、球体のチャーハンを宙に浮かせよう。

    宇宙チャーハンの作り方
  • ずっと、キャンディ・キャンディになりたかった

    70年代当時、女子のほとんどを熱狂させた少女マンガ「キャンディ・キャンディ」。不滅の名作である。 孤児のキャンディがまわりの偏見(イジメ)に負けずに成長していく壮大なスケールの物語で、アニメ化もされ世界で放映されている。 その偏見の中心人物、もはや世界中のヒール役、彼女こそ私が「似てる」と言われ続けてきたイライザだ。 似てねーからっ! 誰にも届かない小さかった私の心の叫び。あの苦い思い出から解放されるには、私自身がキャンディになるしかない。

    ずっと、キャンディ・キャンディになりたかった
  • 夫が言った「料理のレシピを路線図にしてみたい」

    夫が言った「料理レシピを路線図にしてみたい」。 さらに言う。 「銀行の統合を樹形図にしたい」 「電車の柄の鯉のぼりを作りたい」 「地下鉄の清掃マシンを思い出みたいな画像にしたい」 なにいってんだろううちの夫は。私だったらそう思ってしまうかもしれない。 しかしそうは思わないパターンがあった。

    夫が言った「料理のレシピを路線図にしてみたい」
  • なんでも展開図にできる!「りぼん」組み立て紙ふろくの設計者

    子供のころ、雑誌に付いてきたふろくを組み立ててよく使っていた。当時は考えたこともなかったが、毎月アイデアを練ってた作り手が存在する。昔は当然コンピューターなんかは使わず、全部手描きで設計されていた。 そのふろくの設計者による展示会へ行ってきた。人に話を聞いてみると、「平面の紙から立体を作る仕事をしすぎて、最近では乗用車が目に入って通り過ぎる前に展開図が出てくる」みたいな話も飛び出し、ええええー! 詳しく知りたい。

    なんでも展開図にできる!「りぼん」組み立て紙ふろくの設計者
    syofuso
    syofuso 2017/07/03
    こういうの設計できる人すごい。尊敬します。姫ちゃんのリボンのふろくすごい好きでした。
  • 漢字の「石」に「、」がついている地域の謎

    父は数学教師。母は国語教師。姉2人小学校教師という職員室みたいな環境で育つ。普段はTVCMを作ったり、金縛りにあったりしている。(動画インタビュー) 前の記事:Switchのコントローラーの間に挟むとしっくりくるもの調べ 10年くらい前になるだろうか。奈良県の川上村で不思議なものを見た。 川上村は緑が多い。奈良県の林業の中心地ともいわれている。なぜこんな山奥にいるかというと、大学の教授の紹介でボランティア(という名の反強制)をすることになっていたからだ。 宿泊先の民宿へといそぐ。が、山の夜は早い。ぽつりぽつりとあった民家のあかりが減り、バイクの光源しか頼るものがなくなった。夏とはいえ夜になるとTシャツではふるえるくらい寒い。ライトをハイビームにすると、とある看板が目に入った。

    漢字の「石」に「、」がついている地域の謎
    syofuso
    syofuso 2017/05/25
  • “上京した”福岡県民あるある

    ひとはさまざまな理由で東京へやってくる。 東京へやってきてはじめて、それまで自分のすんでいた町の文化や風習の独特さにきづくことがおおい。 過去2回ほど、そんな“上京して”気づいた故郷の独特さをまとめてきた。 “上京した鳥取県民”あるある" “上京した青森県民(津軽地方)あるある” 今回、福岡県になんどか行く機会があったので、福岡県民の方に聞き取り調査を行い、“上京した”福岡県民のあるあるをまとめた。 ※なお、あくまで、聴き取り調査をした範囲内での個人的な見解です。

    “上京した”福岡県民あるある
  • 「シャチハタはダメ」はなぜダメなのか? 差別ではないのか?

    なにか大事な書類にハンコを押すときにあらわれる「シャチハタはダメ」の文言。何度も何度もシヤチハタはダメだと言われる。かわいそうに。これはシヤチハタへの差別ではないのか。 こんなにダメダメ言われる会社ないじゃないか。シヤチハタの人はどう思ってるのだろう。きっと傷ついてるのではないか。シヤチハタの人に聞いてきた。

    「シャチハタはダメ」はなぜダメなのか? 差別ではないのか?
  • 生まれる時代を間違えた【音楽の趣味が同世代と違う編】

    「生まれる時代を間違えた……」という人集まれ!! という募集をかけてみた。 というのも、ちょっと前に書いたこの記事(若者が集まる昭和アイドルオフ会)みたいに「自分の世代と自分の趣味にズレがある」という人って、この「アイドル」というジャンルに限らずもっとほかにもいると思うのだ。 回答してもらったエピソードを見ると、音楽に関するものとそれ以外が半々ぐらいだ。まずは「音楽編」としよう! ※投稿は、一部編集・抜粋させていただいたものがあります。あらかじめご了承ください。それと、名前がある人とない人がいるのは、途中までアンケートに名前を書く欄を付け忘れたためです……。

    生まれる時代を間違えた【音楽の趣味が同世代と違う編】
    syofuso
    syofuso 2017/05/22
    YMOをリアルタイムで体験したかったな。
  • じゃりン子チエに出てくるホルモン焼きを探す旅

    子供の頃、学校から帰ってテレビをつけると、『じゃりン子チエ』の再放送をよくやっていた。大阪の下町を舞台にしたそのアニメは、埼玉育ちの私が初めて触れた関西だった。 チエちゃんは串焼きのホルモン屋さんをやっており、牛なのか豚なのか部位はどこなのか、正体不明の串焼きは私にとって憧れのべ物となった。そろそろホルモンが似合う年になったことだし、大阪であの雰囲気の店を探してべてみようと思う。

    じゃりン子チエに出てくるホルモン焼きを探す旅
  • エッシャーのだまし絵みたいな歩道橋があった

    1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:まさに絵に描いた、「デジタル弁当」 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 歩道橋に上るのが好きだ。まわりの人に意見を聞くと、「わざわざ高いところまで上るのが面倒」と感じている人も多い。しかし私にすれば、道路を渡る必要がなくても、とりあえず歩道橋には上っておきたい。「歩道橋から見える景色は、歩道橋からしか見えない景色である」と、思わず格言めいたことも言いたくなる。 デイリーポータルZでは、過去に大山顕さんが歩道橋鑑賞の記事を書かれている。これを読みながら、やっぱり歩道橋いいよなあ、もっといい歩道橋はないだろうか、などとあれこれ考えながら地図を眺めていたある日、妙に気になる

    エッシャーのだまし絵みたいな歩道橋があった
  • そろそろヤギ丼の時代ではないか

    大阪出身。沖縄に流れ着いて10年ぐらい。「ぱちめかす」という沖縄方言が、やることと響きのギャップがあって好き。 前の記事:ビーチグラスは何回シェイクすればできるのか? 沖縄の肉といえば「鳴き声以外は全部べる」と言われる豚肉と、「年に1人はべ過ぎておっさんが病院に搬送される」と言われるヤギ肉である。病院に搬送されるのは、ヤギだけが悪いのではなく一緒に冷たいもの(おそらく泡盛の水割り)をとりすぎると胃の中でヤギの脂が凝固してしまうらしいのだが、これは噂にすぎず当かどうかはわからない。 沖縄には妊婦がヤギをべるとお産が早まるというジンクスもある。 当かどうか確かめたら翌日産まれた。 写真は「妊婦が山羊汁をべるとお産の日程が早まるのか?」(DEEokinawaより)。 さて、今回我々が提唱したいのは『ヤギ丼』だ。 牛肉を用いた牛丼、鶏肉を用いた親子丼は言わずもがな、北海道帯広地方の名物

    そろそろヤギ丼の時代ではないか
  • 田んぼをスタバと見なす

    多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記事:どんなものでも文春っぽく描くと上品になる > 個人サイト ヨシダプロホムーページ

    田んぼをスタバと見なす
    syofuso
    syofuso 2017/02/25
    スタバ、ハーブティーや紅茶もあるのにw